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庇周りのコーキングの養生、カッターでコーキングの撤去/佐賀市本庄町袋E様邸 9月9日

2022.10.30

施工日記

はじめに

こんにちは。

「塗るばい」でお馴染みの佐賀県佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」です。

本日は、佐賀市庄町袋E様邸の9月8日の施工の様子を紹介していきます。

今回は、庇周りのコーキングの養生、カッターでコーキングの撤去を行いました。

 

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雨樋のケレン

まずは、雨樋のケレンを行います。

下の写真のように、研磨ロンと呼ばれる道具を使って、雨樋を磨いていきます。

これを行うことで、サビなどの汚れを落としたり、あえて傷つけて凹凸をつけることで塗膜と密着する表面積を大きくすることができます。

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ケレンの目的

塗装をする前に塗布面を整える

塗料は、建築物や建造物を、錆や汚れから守るためにあります。

その効果を最大限に発揮するためには、塗膜が塗布面にしっかり密着している必要があります。

いくらいい塗料を塗っても、旧塗膜や錆などの異物の上から塗ってしまうと、効果が半減してしまいます。

そのため、旧塗膜や錆などの汚れをしっかり取り除くためにケレンを行う必要があります。

特に、鉄部ではサビの浸食が早いため、綺麗に落とすことが必要です。

 

細かい傷をつけて塗料と塗布面が密着するようにする

例えば、ツルツルの鏡にサインペンで書いても、擦ればすぐに落ちてしまいますよね。

しかし、お家の壁紙などの凹凸のある面にかくと、擦っても消えにくくなると思います。

塗料も同じで、多少凹凸がある方が、塗料がしっかり密着して、剥がれにくくなるのです。

 

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庇周りのコーキングの養生

次に、庇周りのコーキングの養生を行います。

コーキング部分は、外壁の防水性能を維持するために非常に重要な役割を果たしています。そのため、コーキング部分を塗装や修理作業の際に傷つけないよう、また周囲に塗料が飛び散らないように養生することが大切です。この養生作業を適切に行うことで、塗装後の仕上がりがきれいになり、コーキングの効果を損なうことなく塗装作業が進められます。

手順:

  • 養生テープの準備: 養生テープは、塗装作業で非常に重要な役割を果たします。養生テープには、塗料が付かないようにするための強力な粘着力が必要です。市販の養生テープには、通常、幅が広めのものと細めのものがあり、塗装箇所に合わせて選ぶことが重要です。また、テープは塗装が終わった後に剥がすことができるタイプを選びましょう。

  • 養生テープの貼り付け: コーキング部分を養生する際には、まずコーキングの両端に養生テープをしっかりと貼ります。特にコーキングの上に塗料が直接触れないように注意が必要です。テープの貼り方にはコツがあり、コーキングと壁の間に隙間がないようにきちんと貼り付けます。テープが曲がったり、ずれたりしないよう、慎重に作業を行いましょう。

    養生テープはコーキング部分の周囲に貼り、コーキングが損傷しないようにします。養生テープを壁面や他の部分に貼ることで、塗料が飛び散ってもその範囲に影響を与えません。また、塗装面とコーキングの境目がきれいに仕上がるため、仕上がりが美しくなります。

  • 養生シートの使用: もし塗装面や周囲の面積が広い場合、養生シートを使うことも一つの方法です。養生シートは、テープだけではカバーしきれない大きな面積を保護するために使用します。特に風の強い日や、塗料が飛びやすい場合には、養生シートでしっかりと保護することが重要です。養生シートは軽量で扱いやすく、必要に応じて大きな範囲を覆うことができます。

    また、養生シートには透明なものもあるため、周囲の作業環境を保ちながらも、視界を遮らずに作業を行えます。シートが風で飛ばないように、しっかりと固定することが必要です。

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カッターでコーキングの撤去

次に、カッターでコーキングの撤去を行います。

カッターでのコーキング撤去

古くなったコーキングを撤去する作業は、塗装作業や修理を行う前に必ず行うべき重要な工程です。古いコーキングは劣化してひび割れたり、剥がれたりすることが多いため、新しいコーキングをしっかりと施すためには、古いコーキングを丁寧に撤去しなければなりません。この作業を適切に行うことで、新しいコーキングがしっかりと定着し、長期間の防水効果が期待できます。

手順:

  • 道具の準備: まず、コーキング撤去に必要な道具を準備します。最も基本的な道具はカッターですが、その他にゴム手袋やマスクも準備しておくと良いでしょう。ゴム手袋は手を保護し、マスクはコーキングを撤去する際に発生する微粒子を吸い込まないようにするために使用します。さらに、プラスチックのヘラやコーキング除去剤も役立ちます。

  • 古いコーキングの切り込み: カッターを使って、古いコーキングの端に切り込みを入れます。まずはコーキングの両端から始め、切り込みを縦と横に入れていきます。この作業を丁寧に行うことで、コーキングを傷つけることなく撤去することができます。カッターの刃をコーキングの上部に軽く当てて切り込みを入れると、上手にコーキングを取り外すことができます。

    注意点としては、カッターの刃を深く入れすぎないことです。あまり深く切り込んでしまうと、周囲の壁面やサイディングに傷をつける恐れがあります。慎重に刃を操作して、コーキングの表面に浅い切り込みを入れます。

  • コーキングの取り外し: 切り込みを入れた後、ヘラや手でコーキングを取り除いていきます。手で引っ張ることでコーキングが剥がれることがありますが、強く引っ張りすぎないようにしましょう。無理に引っ張ると、壁面を傷つける恐れがあるため、ヘラを使って少しずつ慎重に取り外していきます。コーキングがしっかりと取り外せたら、次に残ったコーキングのカスや汚れをきれいに取り除きます。

  • 残留物の除去: コーキング撤去後に残った汚れやカスをきれいに取り除きます。場合によっては、専用のコーキング除去剤を使うと、残ったコーキングを簡単に取り除けます。除去剤を使用する場合は、必ず説明書に従って使用し、使用後は十分に水で洗い流します。

    また、コーキングの撤去後は、壁面をしっかりと乾燥させ、汚れや油分がない状態で新しいコーキングを施す準備を整えます。この状態で新しいコーキングを施すことで、より強固な密着を実現し、長期間の防水効果が得られます。

佐賀市 外壁塗装 サニー建設商事 塗るばい 本庄町袋 コーキング 撤去

コーキング撤去後の作業

コーキング撤去後は、次に進むための重要な準備作業が必要です。古いコーキングを取り除いた後の作業が不十分だと、新しいコーキングがうまく密着せず、防水性や耐久性が低下する恐れがあります。以下に、コーキング撤去後に行うべき作業の流れを詳しく説明します。

1. 壁面の清掃と乾燥

コーキング撤去後、最初に行うべき作業は、壁面の清掃です。コーキングの残留物や汚れが残っていると、新しいコーキングがしっかりと密着しないため、きれいに取り除くことが大切です。

  • 汚れの除去: コーキングの撤去後、残った粘着剤や汚れ、塗料のカスをきれいに取り除きます。ゴムヘラや布を使って、表面を丁寧に拭き取ります。頑固な汚れには、コーキング除去剤を使うこともありますが、使用後は水でしっかり洗い流しましょう。

  • 乾燥: きれいに清掃した後、壁面を完全に乾燥させることが重要です。水分が残っていると、新しいコーキングがうまく接着せず、性能が低下する恐れがあります。乾燥時間は場所や気温によって異なりますが、完全に乾くまで待つようにしましょう。

2. プライマーの塗布

壁面が完全に乾燥したら、次にプライマー(下地処理剤)を塗布します。プライマーは、新しいコーキングと壁面がしっかりと密着するために必要な下地処理です。

  • プライマーの役割: プライマーはコーキングの接着力を高め、壁面と新しいコーキングの密着性を強化します。これにより、コーキングの剥がれやひび割れを防ぎ、長期間にわたって防水性能を維持することができます。

  • 塗布方法: プライマーは刷毛やローラーを使って均等に塗布します。壁面全体に薄く塗り広げ、ムラができないように注意します。プライマーが乾燥するまで待ち、その後次の作業に進みます。

3. 新しいコーキングの準備

新しいコーキングを施す前に、使用するコーキング材の準備が必要です。

  • コーキング材の選定: 使用するコーキング材は、壁面や気候に適したものを選びます。シリコン系、ポリウレタン系、アクリル系など、種類によって性能や適応場所が異なります。外壁や屋根などの場所には、防水性能に優れたシリコン系のコーキングがよく使用されます。

  • コーキングガンの準備: コーキングガンを使用する場合、コーキングチューブをしっかりセットし、使いやすい状態に整えます。コーキングガンのノズルの先端を必要な大きさにカットしておきます。

4. 新しいコーキングの充填

いよいよ新しいコーキングを充填する作業に入ります。

  • 充填のコツ: コーキングガンを使って、コーキング材を隙間に均等に充填します。コーキング材を押し出す際は、一定の力で均一に押し出すことが重要です。ノズルを少し傾けながら、コーキングを隙間に押し込むように充填します。充填する際、コーキングが周囲に押し広げられ、隙間にしっかりと密着するように注意しましょう。

  • 余分なコーキング材の除去: コーキングを充填した後、余分なコーキングが表面に残らないように、ヘラや指で均等に伸ばして整えます。特に表面がきれいに仕上がるように、ヘラやスポンジを使って余分な部分を取り除きます。

5. コーキングの乾燥

新しいコーキングを充填した後は、乾燥時間を守り、完全に固まるまで触らないようにしましょう。コーキング材の種類や湿度、気温によって乾燥時間は異なりますが、通常24時間程度は乾燥を待つことをお勧めします。

6. 最終チェックと仕上げ

コーキングが完全に乾燥した後、仕上がりをチェックします。

  • 密着性の確認: コーキングがしっかりと密着しているか、隙間がないかを確認します。万が一、隙間ができている場合は、その部分に再度コーキングを充填して修正します。

  • 仕上がりの確認: 表面が均一に整っているか、コーキングの線がまっすぐかをチェックします。仕上げが美しく整っていると、見た目にも良い印象を与え、塗装作業の仕上がりにも影響を与えます。

コーキング撤去後の作業は、壁面の清掃や乾燥、プライマー塗布、新しいコーキングの充填といった重要なステップが含まれます。これらの作業を丁寧に行うことで、新しいコーキングがしっかりと密着し、長期間の防水性能を保つことができます。

【関連動画】

 

今回の作業はこれにて終了です。

診断・お見積もりはサニー建設商事へ

今回は、佐賀市本庄町袋E様邸の施工の様子を紹介しました。

弊社では、無料外壁診断を行っております。

外壁や屋根、その他の付帯部の劣化が気になっている方は、ぜひお問い合わせください。

以上、佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」でした。

 

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