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外壁塗装をするお金がない!費用を抑える方法、NGな対処法、おすすめの塗装時期について解説!

こんにちは、佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」の江川です。

 

今回は、

「外壁塗装をしたいけどお金がない・・・」

「できるだけ費用を抑えて塗装をしたい・・・」

といった方に向けた記事です。

 

この記事では、

外壁塗装はいくらかかる?

外壁塗装の費用を安く抑える方法はあるの?

外壁塗装の費用を抑えるときにやらない方がいいことは?

外壁塗装をしないとどうなる?

外壁塗装はいつがいい?

これらの疑問にお答えしていきます。

それでは参ります。

 

外壁塗装はいくらかかるのか

そもそも、外壁塗装はいくらかかるのでしょうか。

大まかな費用は以下のようになっています(30坪・外壁+屋根の場合)。

※劣化の具合や塗布面積によって変わります。

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このように、塗装は数十万から数百万円するものになります。

 

 

外壁塗装をするお金がないときに使える5つの方法

ローンや分割払いを使う

手元にお金がない方や、貯金を一気に崩したくないという方はローンがおすすめです。

上限額が1000万円〜2000万円で、金利が1.5%〜3%ほどでローンを組むことができます。

返済期間も10年〜20年で選べるため、月々の支払いを数千円に抑えることも可能です。

借金があることに不安や抵抗を感じる方がいらっしゃるかもしれませんが、外壁の劣化を放置すると、かえって費用が高額になってしまいます。

手元にお金がないからといって3年放置すると、塗装を3回塗りから4回塗りにしないといけなくなったり、塗装で済むところを交換や葺き替え、張り替えしないといけなくなるかもしれません。

長い目で見て費用を抑えられるという点で、ローンを使うと良いと思います。

 

ローンを選ぶ基準

ローンには、無担保ローンと有担保ローンの2種類があります。

多少手間はかかりますが、住宅ローンと同じ金融機関で有担保ローンを使うことをお勧めします。

 

住宅ローンと同じ金融機関

すでに住宅ローンを組んでいる場合は、その金融機関でローンを組むことをお勧めします。

すでにローンを組んでいて返済中である場合、金利の優遇を受けられることがあるためです。

 

無担保ローンとは

無担保ローンとは、その名の通り担保なしでローンを組むことができる制度のことです。

手続きが少ない点や、審査期間が短い点などのメリットがあります。

ただしその分、有担保ローンに比べて金利が高く、借入額も限られています。

面倒な手続きを省いて手軽さを重視したいという方は、無担保ローンがお勧めです。

銀行や信販会社などの多くの金融機関で取り扱いがあるため、ぜひ足を運んでみてください。

また、塗装店を通して申し込める場合もあるため、無担保ローンを組むことができるか塗装業者に確認してみるのも良いと思います。

 

有担保ローンとは

有担保ローンとは、その名の通り担保を設けてローンを組む制度です。

金利が低い点や、借入期間が短く月々の返済金額が少なく済む点などがメリットです。

ただしその分、手続きが多く審査に時間がかかったり、登記が必要となります。

また、登記費用や手数料などがかかるため、借入の金額によっては、支払う金額が無担保ローンとほぼ変わらない場合もあるため、事前に諸経費を含めた見積もりをしてもらうことをお勧めします。

 

 

ここまで、無担保ローンと有担保ローンについて説明してきました。

しかし、実際に銀行などに行ってみると、「リフォームローン」「住宅ローン」などのさまざまな種類があって、混乱するかもしれません。

しかし、それらは各企業がつけた独自のプラン名であるため、あまり惑わされる必要はありません。

有担保ローンを「住宅ローン」、無担保ローンを「リフォームローン」と名付けていたり、リフォームに関するローンをリフォームローンと名づけたりしているだけの場合もあります。

そのため、銀行や信販会社に行った際は、担当の人に「借り入れたい金額」「無担保・有担保のうちどちらでローンを組みたいか」「外壁塗装に使いたいこと」などを伝えた上で、希望に適した商品を紹介してもらうようにしましょう。

 

火災保険を利用する

自然災害によって起きた住宅の被害には、火災保険が適用されます。

台風や大雪、雹(ひょう)、雷などによる雨漏りや破損が対象となります。

具体的な対象範囲については、契約している保険のプランによって変わってくるため、手元にある火災保険の書類や契約先の保険会社などから確認してみてください。

ただし、自然災害と認められた箇所に対してのみ適用されるため、適用箇所が狭いとその分もらえる金額も少なくなるため、注意が必要です。。

 

・台風で屋根の一部が破損した
・雪で雨樋が割れた
・雹で外壁が傷ついた

こういった被害の場合、火災保険で適用される金額は、足場代や修理費を含めて20〜30万円ほどが相場。

外壁塗装の費用が無料で済むということは滅多にないため、塗装や修理にかかる費用のうち、一部を火災保険で賄うという心持ちの方がいいと思います。

 

【関連記事】

火災保険による外壁塗装の補償範囲、回数、申請期限などについて

 
 

 

助成金・補助金を申請する

外壁塗装には、地域によっては助成金が設けられており、いくつかの条件を満たすことで適用されます。

地域によって内容は変わりますが、塗装費用の一部を負担してくれます。

対象となる工事の内容によって金額は多少異なりますが、5〜10万円ほどが一般的な助成金額です。

全額を負担してもらえるというわけではないため、注意しましょう。

助成金の適用条件には、塗料に関して指定があるものと、塗装を含むリフォーム全般に適用されるものとに分かれる。

住んでいる地域によって条件は多少異なるため、「地域名 外壁塗装 助成金」で調べて詳細を確認してみてください。

ちなみに、弊社がある佐賀県佐賀市では助成金の制度はありません。

 

【関連記事】

佐賀県での外壁塗装の助成金について

 

部分補修をする

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外壁と屋根全体を塗装するとなると、100〜200万円前後かかってしまいます。

そこで、業者の劣化診断を受けた上で、劣化が特に進んでいる箇所を部分的に補修をすることで費用を安く抑えることができます。

内容にもよりますが、部分補修は1カ所あたり1万円〜10万円ほどかかります。

外壁塗装や屋根塗装の付帯工事として行う場合と比べてやや割高になる可能性がありますが、費用を大きく抑えることができます。

どの箇所の劣化が緊急性が高いのか、ご自身で判断するのは難しいと思います。

そのため、外壁診断や見積もりの時点で、予算が少ないことや、部分的な補修で済ませたいことなどを、正直に伝えるようにしましょう。

 

ただし、部分的に補修をするのにはデメリットもいくつかあります。

 

1つ目は、お家全体を見たときに新しく塗り直した箇所とそうでない箇所で違和感があることです。

色のムラが目立つ可能性が高いため、お家全体の見た目を綺麗にしたいという方には、この対処法はあまりお勧めしません。

 

2つ目は、塗装した後に他の箇所も塗装の必要性が出てくるということです。

お家は、一部の箇所だけ劣化が進むわけではありません。

全体としておよそ10〜15年前後を目処に劣化症状が現れ、塗装の必要性が出てきます。

そのため、一部を補修したとしても、数年のうちに他の箇所も塗装の必要性が出てきます。

 

 

相見積もりを取る

外壁塗装にかかる費用は、業者によって多少異なります。

複数の業者から見積もりを取ることで、その金額差を知ることができます。

業者によっては10〜20万円の差が出ることもあります。

その中から、価格の安い業者に頼むのも有効な手段の一つです。

相見積もりを取ることで、各業者の見積もりの内容や内訳、全体の金額などを比較することができます。

 

相見積もりを取る際は、いくつか注意点もあります。

1つ目は、塗装箇所や塗料の種類の条件を揃えることです。

「外壁のみの塗装」と「外壁+屋根の塗装」では金額が大きく異なってきます。

また、雨樋や軒下天井、破風板、鼻隠しなどの付帯部もどこまで塗装をするのか、細かく揃えて見積もりを依頼することをお勧めします。

 

2つ目は、相見積もりを取る会社の数は3〜4社程度にとどめることです。

確かに相見積もりは、金額や施工内容を比較する有効な手段ですが、多すぎると混乱すると思います。

見積もりは、1つの会社から1種類というわけではありません。

異なる塗料の種類で、5種類ほど出してきます。

それを5社から取ると、25種類の見積書を比較しないといけなくなります。

そうなると、どこをどう比較すれば良いのか分からなくなると思います。

そのため、チラシやHPなどを見比べてみて、信頼できそうな3〜4社に依頼するようにしましょう。

 

【関連動画】

 

外壁塗装のお金がないときのNGな対処法

グレードの低い塗料を使う

外壁塗装をするお金がないからといって、グレードの低い塗料を使うことはあまりお勧めしません。

グレードが低い塗料とは、耐久年数が短い塗料のことを言います。

確かに塗装を依頼する時は費用はかかりませんが、その分耐久年数も短いため、数年したらまた塗装が必要になってしまい、結果として費用が無駄にかかってしまいます。

 

塗料のグレードの一般的な種類や費用は、以下のようになっています。

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例えば30坪のお家で外壁塗装をした場合の塗料代は、シリコン塗料で30万円前後、アクリル塗料で15万円前後です。

その他諸費用を合わせた結果、シリコン塗料で塗装を行った費用が100万円だとしたら、アクリル塗料は85万円で済ませることができます。

 

しかし、これを10年〜15年のスパンで見ると、話は変わってきます。

シリコン塗料は8〜13年の耐用年数であるため、塗装回数は1回で済みます。

一方で、アクリル塗料は耐用年数が5〜7年であるため、2回の塗装を行う必要があります。

そうすると、シリコン塗料は100万円で済むのに対し、アクリル塗料は170万円かかることになります。

足場代や人件費が2倍になるため、このような大きな価格差を生んでしまうのです。

 

このように値段だけをみて塗料のグレードを選ぶことは、お勧めしません。

弊社としては、一番費用対効果の高いラジカル塗料をお勧めしています。

 

劣化したまま放置する

外壁塗装のためのお金がないからといって、劣化症状を放置するのは非常に危険です。

なぜなら、劣化を放置すると、年数が経つにつれて劣化はひどくなり、室内にまで雨漏りなどの被害が及んだり、修理費用が高額になったりしてしまうからです。

劣化がひどくなると塗装だけでは対処ができず、張り替えや交換が必要になり、その分費用もかさんでしまいます。

塗装をするタイミングを見分けるポイントは、チョーキング(外壁を触ると手に白い粉がつく現象)が起こっているかどうかです。

これは、塗料が紫外線を受けて劣化し、顔料が表面に浮き出ることで起こる現象で、塗料の防水効果が薄まってきている証拠です。

確認するときは、太陽の光を受けやすい南側の外壁で行うことをお勧めします。

 

価格だけで業者を決める

先ほど、塗装の費用を安くする方法として、相見積もりをとって金額の安い業者に頼むことが大切だと言いましたが、あまりにも安すぎる業者には注意が必要です。

料金が極端に安い場合、手抜き工事をしている可能性が考えられるからです。

例えば、塗装後の乾燥時間を省いて、塗料が乾燥しきっていないうちに塗装をしたり、高圧洗浄やケレンなどの下地処理をしなかったりと入ったことが考えられます。

 

こういった業者が塗装をしても、数年で塗料が剥がれてしまい、再度塗装をすることになって結局高額になってしまいます。

そのため、以下のポイントに注目して、その上で料金の安い業者に頼むようにしましょう。

1.Googleの口コミ
2.HPの資格の欄(「1級・2級塗装技能士」のどちらかを持った職人さんがいるか)
3.見積書の内容

 

詳しくは、以下の記事や動画で説明しているため、参考にしてみてください。

【関連記事】

【2022年最新版】外壁塗装業者の選び方、注意点、トラブル例、対策法を一挙解説

 

【関連動画】

 

DIYで外壁塗装をする

4つ目は、DIYで塗装を行うことです。

一部分の塗装をDIYでするのは可能だと思いますが、外壁全面の塗装をDIYで行うのはお勧めしません。

理由は、高所の作業が危険であることや、職人でない人が塗装を行うと塗りムラが発生して見た目が悪くなるためです。

また、中途半端な知識で塗装を行うと、塗料の性能を生かせず、耐久年数が短くなってしまうからです。

 

塗装を成功させるには、以下の4つが重要になってきます。

・塗料に関する知識
・安全性への配慮
・十分な下地処理
・乾燥時間

 

これらを、仕事をしながらプライベートのDIYの時間で網羅するのは難しいです。

自分で施工したのに耐久年数が短くなってしまい、結局業者に依頼することになって、かえって業者に頼むよりも高額になってしまう可能性もあります。

どうしてもDIYで行うという場合は、しっかり入念に調べてから行うようにしましょう。

 

外壁塗装を先延ばしにすると起こる5つのリスク

塗装をしないままにしていると、劣化はどんどん進んでしまいます。

ここでは、外壁塗装を先延ばしにすると起こるリスクについて説明していきます。

ひび割れ

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はじめは小さいひび割れでも、放置するとヒビの幅が大きくなってしまいます。

ひび割れは、ヒビの幅が0.3mm以下のヘアークラックと、0.4mm以上の構造クラックに分けられます。

ヘアークラックであれば緊急性はそこまで高くはありませんが、構造クラックになると、雨水が侵入してしまい、雨漏りが起こったり、外壁が水分を含んで反ったりする危険性が高まります。

ヘアークラックだからといって放置していると、構造クラックになって劣化を早めてしまいます。

 

そうなる前に、塗装を検討することをお勧めします。

 

水分が内部に入り込み腐食する

雨や湿気などの水分がひび割れ等の劣化部分から内部に入り込むと、内部の木材の腐食につながり、シロアリが発生する危険性が高まります。

そうなると、シロアリの駆除や劣化部分の補修で追加費用がかかるため、注意が必要です。

 

家の断熱性が落ちる

外壁の劣化が進むと、内部の木材が腐食して、隙間ができてしまいます。

その結果、お家の断熱性が落ちてしまい、夏は暑く、冬は寒くなり、光熱費が高くなってしまいます。

そのため、早めにメンテナンスを行う必要があります。

 

塗装・修理費用が高くなる

ここまでも伝えてきましたが、劣化を放置していいことは一つもなく、逆に補修費用などがかさんでしまいます。

早いうちにメンテナンスをすれば塗装だけで済んだのに、建築材や内部に劣化が及んでいたため、交換や外壁の張り替え、屋根の葺き替えをしないといけなくなった、というケースは事実としてあります。

 

外壁塗装をするのにおすすめの時期

最後に、実際に塗装をする場合のおすすめの時期についてご説明します。

塗装をするのにおすすめの時期は、春(3月〜5月)・秋(10月〜11月)になります。

理由は、気候が安定していて塗料が乾きやすいからです。

ただ、そのほかの月でも塗装を行うことは可能です。

向きor不向き 理由
1月 不向き



気温が5度以下

2月
3月 向き

気候が安定している
塗料が乾きやすい

4月
5月
6月 不向き 梅雨
7月
8月 台風
湿度が高い
真夏日
9月
10月 向き 気候が安定している
塗料が乾きやすい
11月
 12月  不向き 気温が5度以下

 

【関連記事】

外壁塗装にふさわしくない月はいつ?時期を選ぶポイントや準備を始めるタイミングについて解説!

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。

今回は、

外壁塗装はいくらかかるのか

外壁塗装をするお金がないときに使える5つの方法
ローンや分割払いを使う
火災保険を利用する
助成金・補助金を申請する
部分補修をする
相見積もりを取る

外壁塗装のお金がないときのNGな対処法
グレードの低い塗料を使う
劣化したまま放置する
価格だけで業者を決める
DIYで外壁塗装をする

外壁塗装を先延ばしにすると起こる5つのリスク
ひび割れ
水分が内部に入り込み腐食する
家の断熱性が落ちる
塗装・修理費用が高くなる

外壁塗装をするのにおすすめの時期

 

について説明してきました。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

以上、サニー建設商事でした。

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