サニケン1番推しの「ラジカル塗料」とは??
2020.01.04
皆さんこんにちは。サニー建設です。
今回はラジカル塗料についてお話いたします。
あまり聞きなれない塗料かもしれませんが、最近ではシリコンと同じくらい人気のある塗料です。
分かりやすく簡単に解説していきますね!
目次
ラジカル塗料って??
「ラジカル」とは、酸素や紫外線、水などが顔料や塗料などの有機物に接触することで発生する劣化を促進させるエネルギーのことです。発生したラジカルは塗料の樹脂や有機顔料にダメージを与え、劣化を促進させてしまいます。
このラジカルの発生をできるだけ防ぎ、長期間塗料の劣化を抑える塗料がラジカル塗料です。本来、ラジカル制御型塗料と呼ばれています。
現在主流のシリコン塗料に代わり今後主流の塗料になると予想されていて、サニー建設でもおすすめしている塗料です。
ラジカル塗料のメリット
安価で高性能、コスパがいい!
ラジカル塗料のメリットは、一言でいうとコストパフォーマンスが高く、耐久性が高いことです。費用も耐久性もシリコンより少し高くフッ素より低いくらいです。
塗料 | 費用(円/㎜) | 耐久年数 |
シリコン | 2300~3000 | 10~ |
ラジカル | 2500~3000 | 12~ |
フッ素 | 3800~4800 | 15~ |
チョーキング現象が起きにくい
ラジカル塗料はチョーキング現象が起きにくいという特徴があります。これは上にも書いたように、紫外線や風雨にさらされても劣化を抑える効果があるためです。
チョーキング現象が起きにくいと、ひび割れ(クラック)や水漏れを抑えることが出来ます。
汚れにくい・防カビ・防藻性が高い
ラジカル塗料は汚れが付着しにくいといった特徴もあります。特にツヤありは汚れに強く、塗膜が長持ちします。
ラジカル塗料のデメリット
濃い色の塗料はない?
ラジカルはそもそも白色顔料に含まれる酸化チタンが原因で発生してます。白色顔料を使用しない濃い色の塗料ではラジカルは発生しません。そのため、濃い色で塗装を検討している場合は他の塗料での施工となります。
もちろん淡い色で塗装する場合は、サニー建設ではラジカル塗料をおすすめしています!
最新の塗料のため、塗料の種類と実績が少ない
発売から10年も経っていないため、知名度が低く実績が少ないといったデメリットがあります。また、シリコン塗料ほど多くの塗料の種類もありません。そのため、依頼した塗装業者にラジカル塗料を使ってほしいを言っても断られてしまう場合があります。性能はかなり高いので今後より普及していくと思われます。
こんな人におすすめ
- 初期費用が少々高くなっても良い塗料を使いたい方
- コストパフォーマンスを気にしている方
- 淡い色で塗装を検討している方
特にベージュやグレーなどの淡い色は人気なので、他の塗料で考えてる方も一度検討してみると、より費用を安く機能性は高くできるかもしれません。
まとめ
ラジカル塗料は、最近人気上昇中のコストパフォーマンスの非常に高い塗料です。
シリコン塗料やフッ素塗料などに比べるとあまり名前を聞かないかもしれませんが、機能性は高いので、検討されている方は案の中に入れるといいかもしれません
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