屋根をクラック補修して、下塗り・中塗り・上塗り【施工日記】福岡県柳川O様邸 6月9日
2022.08.18
はじめに
佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」です。
本日は、福岡県柳川市O様邸における6月9日の施工の様子をご紹介させていただきます。お客様の大切な家の屋根に対して、私たちは全力でメンテナンスを行いました。
今回の施工内容は、屋根のクラック補修を含む塗り替え作業でした。長年の風雨や紫外線によって、屋根に細かなひび割れ(クラック)が生じていたため、まずはその部分を丁寧に補修しました。クラックの補修を行うことで、屋根材が再びしっかりと機能し、雨水の浸入を防ぎ、建物を保護することができます。
その後、下塗り・中塗り・上塗りを順を追って施しました。下塗りは、屋根材の表面を整え、塗料がしっかりと密着するようにし、塗膜の持ちを良くします。中塗りでは、塗料を均一に塗り広げ、塗膜の厚みを確保します。最後に上塗りを行い、屋根をしっかりと保護し、美しい仕上がりを実現しました。
屋根の塗装は、ただ見た目を整えるだけではなく、建物を守るための重要な工程です。屋根のメンテナンスを行うことで、建物全体の耐久性が向上し、雨漏りのリスクを減らすことができます。
O様邸の屋根も、施工後は見た目が一新し、耐久性も向上しました。お客様にも大変ご満足いただけ、私たちも嬉しく思っております。屋根や外壁の塗装を検討されている方は、ぜひお気軽にご相談ください!」
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施工の様子
はじめに、屋根のクラック補修を行いました。屋根のクラック補修は、塗装作業の前に重要な工程です。特に、屋根の棟と呼ばれる部分で補修作業を行いました。棟は屋根の最も高い部分で、屋根全体を支える重要な役割を果たしています。そのため、ここにひび割れやクラックが発生すると、雨水が浸入しやすくなり、屋根内部にダメージを与える原因となります。
写真のように、瓦と河原間の隙間にクラックが見られることがあります。この部分は特に雨水が溜まりやすく、放置すると劣化が進行してしまいますので、しっかりと補修を行うことが重要です。補修作業では、専用の補修材を使ってひび割れ部分を埋め、密着性を高めることで、再発を防ぎます。
この補修作業をしっかり行うことで、屋根全体の耐水性が向上し、長期間にわたって屋根の保護が期待できます。クラックが放置されると、大きな修繕が必要になる場合もあるため、早期に対応することが非常に大切です。
使用したのは、ペインター二十と呼ばれるシリコン材です。
次に、屋根の下塗りを行いました。
次に、屋根の中塗りを行いました。
最後に、屋根の上塗りを行いました。
このように、3回塗りを行うことで塗膜の厚みを作ります。
屋根の塗装はなぜ必要?
結論から言うと、屋根を守るためです。
屋根は、家を風雨や紫外線から守るために欠かせない重要な役割を果たしています。しかし、屋根自体は常にこれらの自然の力からダメージを受けている状態にあります。風雨や紫外線は屋根の表面に直接影響を与え、少しずつその素材を劣化させていきます。これが繰り返されることで、屋根は徐々に劣化が進み、機能が低下していきます。
このように劣化が進行していくと、屋根の防水性能が損なわれ、雨水が屋根内部に浸透してしまうことがあります。これが続くと、雨漏りやカビ、さらには構造部分にダメージを与える原因となります。屋根の劣化が進むと、建物全体に大きな影響を及ぼすことになるため、早期の対策が非常に重要です。
劣化した場合、最も理想的なのは屋根材を取り換える(葺き替え)ことです。しかし、葺き替え工事は非常に大掛かりで時間がかかり、費用もかなり高額になってしまいます。そのため、屋根材を交換するのではなく、塗装を行うことで屋根自体を守り、劣化を防ぐ方法が一般的に採用されています。
塗装は屋根材の保護膜としての役割を果たし、防水性や耐久性を高めることができます。また、塗装をすることで、屋根の美観も向上し、建物の外観を長期間維持することができます。塗装によってメンテナンス費用を抑えつつ、屋根の寿命を延ばすことができるため、非常に効果的な方法と言えるのです。
塗装の必要がない屋根材がある
粘土瓦屋根は、一般的に塗装が不要と言われています。粘土瓦自体は非常に耐久性が高く、紫外線や風雨に対する耐性が強いため、塗装を施さなくても長期間にわたってその機能を保ち続けることができます。そのため、粘土瓦屋根に関しては、塗装をする必要がないケースがほとんどです。
しかし、それ以外の屋根材、例えばスレート屋根や金属屋根、セメント屋根などは、ほとんどの場合、塗装が必要です。これらの屋根材は、時間の経過と共に紫外線や雨風の影響を受けやすく、劣化が進んでいきます。塗装を施すことで、これらの屋根材を保護し、耐久性を高めることができます。
近年では、屋根材の技術が進歩し、塗装をあまりしなくてもよいものも登場しています。中には、約30年ほど塗装を必要としない屋根材も存在するようです。しかし、たとえ耐久性が高い屋根材を使用していても、特に北側の屋根は苔が生えていたり、表面が剥げていたりすることがあります。これらは見た目にも影響を与えるだけでなく、屋根の防水性能に悪影響を及ぼす可能性もあります。
そのため、外観を美しく保ち、屋根材の寿命を延ばすためには、ある程度のメンテナンスが必要です。定期的に点検を行い、必要に応じて塗装や清掃を行うことで、屋根の劣化を防ぎ、長期的に建物を保護することができます。特に、見た目を維持したい方にとっては、塗装やメンテナンスは有効な手段と言えるでしょう。
屋根塗装のメリット
屋根塗装にはもちろんメリットがあります。
- 屋根の寿命を延ばす
- 雨漏り対策
- 外観を美しく
- その他
屋根の寿命を延ばす
上で書いたように、定期的に塗り替え塗膜w綿与えることで屋根自体を守り寿命を延ばします。
雨漏り対策
屋根にひびが発生したり、防水機能が低下してきたりすると、雨水が侵入し雨漏りに繋がる可能性があります。
塗装することで屋根を守り、雨漏りを未然に、また防ぎ補修します。
外観を美しく
色落ちやよごれ、コケ、カビなどをなくし、綺麗にします。また、この場合、見えないところで雨漏りや雨水の侵入の疑いがあります。
その他
塗料の中には、遮熱・断熱に優れているものもあります。太陽光が最も当たる屋根では、室内を快適な室温に保ち、エアコンの電気代を抑えることもできます。
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今回の作業はこれにて終了です。
診断・お見積もりはサニー建設商事へ
今回は、福岡県柳川市のO様邸にて、屋根のクラック補修を行い、下塗り・中塗り・上塗りの工程を紹介させていただきました。
当社「サニー建設商事」では、無料で外壁診断を行っております。外壁や屋根、その他の付帯部の劣化が気になる方、または塗装をお考えの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
お住まいの状態をしっかりとチェックし、最適な塗装プランをご提案いたします。
以上、佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門工務店「サニー建設商事」でした。どうぞよろしくお願いいたします。
私が担当しました!
営業
江川 拓Egawa Taku
お客様お一人お一人に安心できる塗装工事をご提供できるように、努力してまいります。
どんなご要望にも誠心誠意お応えします。お気軽にご相談ください。
所有資格
- 外壁診断士
- 外壁アドバイザー
- カラーコーディネーター
- 有機溶剤作業主任者