鳥栖市の外壁塗装業者が教える見逃せない!雨樋の不具合、その修理方法と予防策とは?
2025.12.10

いつも塗るばいブログをご覧いただきありがとうございます!塗るばいは鳥栖市を中心に、地域密着型の外壁塗装専門店として、外壁塗装、屋根塗装、屋根カバー工法、屋根葺き替え、防水工事、雨漏り修理など、幅広いサービスを提供しています。当店では高品質な塗装を手頃な価格でご提供し、お客様の住まいをより長持ちさせるお手伝いをしています。
はじめに
戸建て住宅に住んでいると、**「最近、雨のたびに軒先から水が垂れている…」**と感じることはありませんか?
このような症状の多くは、雨樋(あまどい)の詰まりや破損が原因です。雨樋は屋根に降った雨水を安全に地面へ流す大切な設備ですが、劣化やゴミの蓄積によって不具合を起こすことがあります。
特に鳥栖市のように雨量が多く、台風被害も発生しやすい地域では、雨樋のトラブルは外壁や屋根の塗装よりも先にメンテナンスが必要になるケースも多いです。
1. 雨樋の基本知識

1-1. 雨樋の種類と選び方
雨樋(あまどい)は、建物の屋根に降った雨水をスムーズに地面へ流すための大切な排水設備です。
外壁塗装や屋根塗装と同様に、建物を雨や風から守るための“縁の下の力持ち”のような存在です。
しかし、素材や形状の違いによって性能や耐久性、価格が大きく変わります。鳥栖市のように雨量が多く、台風シーズンに強風や豪雨が頻発する地域では、耐久性やメンテナンス性に優れた雨樋を選ぶことが、雨漏り予防の第一歩です。
ここでは、代表的な雨樋の素材と特徴を詳しく紹介します。
■ 塩ビ(プラスチック)製の雨樋
現在、最も多くの戸建て住宅に使用されています。
軽量で施工しやすく、価格も手頃なため、初期コストを抑えたい方におすすめです。
ただし、紫外線による劣化や、冬の寒暖差による割れが発生しやすい点には注意が必要です。
鳥栖市でも20年以上使用している住宅では、ジョイント部分のひび割れやたわみがよく見られます。
■ ガルバリウム鋼板製の雨樋
金属製でありながら錆びにくく、軽量かつ高耐久。
近年、外壁塗装と同時にガルバリウム雨樋へ交換される方が増えています。
強風に強く、鳥栖市の台風被害にも耐えられる点が大きな魅力です。
費用は塩ビ製よりやや高めですが、耐用年数が20年以上と長く、長期的に見ればコストパフォーマンスに優れます。
■ 銅製の雨樋
高級感のある見た目で、和風建築や神社仏閣によく使われます。
耐久性は非常に高く、メンテナンスを怠らなければ50年以上使用できることもあります。
ただし、価格が高く、施工にも熟練した技術が必要なため、一般的な戸建てにはあまり使われません。
■ アルミ製の雨樋
錆びにくく軽量で、耐候性にも優れています。
最近ではデザイン性の高い住宅に採用されることも増えました。
メンテナンスがしやすく、再塗装も可能なため、外壁塗装や屋根塗装との相性も良好です。
1-2. 雨樋の構造とその役割
雨樋の構造はシンプルに見えますが、実は建物を守る上で非常に重要な役割を果たしています。
構造を理解しておくことで、修理や清掃の際に“どこが不具合なのか”を判断しやすくなります。
雨樋は主に次の4つの部品で構成されています。
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軒樋(のきどい):屋根の軒先に取り付けられ、屋根から流れる雨水を受け止める部分。
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集水器(じゅうすいき):軒樋の端に取り付けられ、雨水を縦樋へ導くジョイント部分。
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縦樋(たてどい):屋根からの雨水を地面や排水口まで導くパイプ。
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エルボ・継手:縦樋を壁に沿わせるための接続金具。
これらのどれか一つでも破損・歪み・外れが生じると、雨水が外壁や基礎部分に流れ込み、外壁塗装や防水層の劣化を早めてしまいます。
特に鳥栖市では、夏の集中豪雨や冬の冷え込みによる凍結が原因で、雨樋が変形したり金具が外れたりするケースが多く報告されています。
また、屋根や外壁からの雨漏りと見分けがつかないトラブルも多く、実際に当社でも「屋根が原因だと思っていたら、雨樋の集水器が詰まっていただけだった」という例が複数あります。
つまり、雨樋の点検を怠ると、見えない場所から静かに建物が痛んでいくのです。
定期的に状態をチェックし、劣化や破損を早期発見することが、雨漏り修理や外壁塗装の長持ちにつながる最良の予防策です。
1-3. 雨樋のメンテナンスと普段のチェックポイント
雨樋の寿命は一般的に20〜25年といわれています。
ただし、定期的な清掃と点検を行えば、30年以上機能を保つことも可能です。
逆に、詰まりや破損を放置すると、2〜3年で雨水があふれ出し、外壁塗装の剥がれや基礎のひび割れにつながります。
鳥栖市の住宅で雨樋トラブルが起きやすい時期は、春(花粉・黄砂)と秋(落ち葉・台風後)。
この時期に、以下のチェックを行うことで被害を防げます。
■ 雨の日に確認したいポイント
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軒樋から水があふれていないか
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縦樋の途中から雨水が漏れていないか
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集水器の周辺で水が逆流していないか
■ 晴れの日に確認したいポイント
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樋の中に泥・落ち葉・鳥の巣がないか
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金具のゆるみやサビがないか
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継ぎ目に隙間やヒビがないか
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外壁や屋根の塗装が雨樋周辺で変色していないか
これらを年2回(春・秋)に実施するだけでも、修理費用を大幅に抑えることができます。
もし自分で清掃を行う場合は、安全のために脚立の固定をしっかり行い、高所作業が不安な場合は無理をせず専門業者に依頼することをおすすめします。
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2. 雨樋の不具合と修理方法

2-1. よくある不具合の種類
雨樋の不具合は一見地味に見えますが、実は住宅全体の耐久性に直結します。
特に鳥栖市のように年間を通して雨が多く、台風や強風が発生しやすい地域では、雨樋のトラブルは決して珍しくありません。
雨樋の不具合は、主に次の3つに分類されます。
■ ① 詰まり:落ち葉や泥が溜まり、水が流れない
最も多いトラブルが「詰まり」です。
春の花粉や黄砂、秋の落ち葉、さらには鳥の巣などが樋の中に溜まり、雨水の流れを妨げます。
詰まりが起こると、雨水があふれて軒先や外壁に伝い流れ、結果として外壁塗装の劣化や雨漏りにつながるケースもあります。
鳥栖市では、住宅街でも周囲に樹木が多いエリアが多く、放置された落ち葉が詰まりの原因になることがよくあります。
当社が実際に対応したお客様の例では、雨樋の詰まりを放置した結果、雨水が外壁の内部に回り込み、壁紙の裏側にカビが発生していました。補修費用は約8万円ほど。ほんの少しの清掃を怠っただけで、このような結果になることもあるのです。
■ ② 破損:台風や雪の重みで割れや歪みが生じる
2つ目は、破損や歪みによるトラブルです。
鳥栖市は台風の通過ルートに近く、毎年7〜10月ごろには強風による被害が多発します。
特に、軒樋の固定金具(吊り金具)が緩んだり外れたりすると、樋が下がってしまい、雨水が偏って流れ出すようになります。
また、冬季の冷え込みで雨水が凍結し、樋の中で膨張して割れてしまうこともあります。
金属製や塩ビ製の雨樋は温度変化に弱いため、こうした寒暖差による劣化も見逃せません。
亀裂が入った部分から水が滴り落ちると、外壁塗装の防水層を痛め、最終的には雨漏りの原因になることもあります。
■ ③ 外れ:経年劣化や強風で金具が外れる
3つ目は、雨樋の外れ・脱落です。
経年によって固定金具のビスが錆びたり、強風や積雪で歪んだりすることで、雨樋自体が外れることがあります。
外れると排水経路が完全に乱れ、屋根から直接地面へ水が落ちてしまいます。
この状態が続くと、基礎コンクリートのひび割れや地盤沈下を引き起こすこともあるため、放置は禁物です。
実際に当社では、築25年の木造住宅で雨樋の外れを放置した結果、基礎周辺の土が削られてしまい、玄関のタイルが浮いてしまったというケースもありました。
「雨樋が少し曲がっているだけ」と思っても、実際には家全体に影響を与えていることが多いのです。
2-2. 自分でできる簡単な修理方法
軽度な雨樋の不具合であれば、DIYで応急処置を行うことも可能です。
ただし、高所作業は非常に危険ですので、無理をせず、安全にできる範囲に留めることが大切です。
■ 詰まりの除去
まずは、ゴミや落ち葉を取り除きます。
ホースで水を流しながら、ブラシや棒などを使って樋の内部を掃除します。
家庭用の高圧洗浄機を使うと効果的ですが、水圧が強すぎると継ぎ目が外れることもあるため注意しましょう。
掃除後、水がスムーズに流れるか確認してください。
もし集水器の中で詰まりが残っている場合は、細い針金を曲げて突き出すと効果的です。
■ ヒビ割れ補修
小さなヒビや割れであれば、雨樋専用の補修テープで対応できます。
テープを貼る前に表面を乾かし、汚れや油分を取り除くのがポイントです。
また、補修後に同色の防水塗料を塗ると、見た目もきれいに仕上がります。
■ 外れた部分の仮固定
金具が外れている場合は、仮固定としてビスを締め直すか、針金で一時的に固定します。
ただし、樋全体の傾き(勾配)がずれていると、正常に排水されないため、根本的な修理は専門業者に依頼するのが安全です。
鳥栖市では、台風や積雪で損傷した雨樋を自分で修理しようとして転落事故が発生する事例もあります。
2階以上の作業や、樋の全交換が必要な場合は、必ず外壁塗装業者や雨樋修理専門業者に依頼してください。
2-3. 鳥栖市での修理費用相場
雨樋の修理費用は、破損の範囲・素材・施工方法によって大きく異なります。
以下は鳥栖市での一般的な費用相場の目安です。
| 内容 | 費用の目安 | 詳細説明 |
|---|---|---|
| 部分補修(1〜2m) | 約5,000〜10,000円 | 小さな割れ・継ぎ目の修理など |
| 清掃・点検 | 約5,000〜15,000円 | 落ち葉・泥の除去、流れチェック |
| 金具交換 | 約10,000〜20,000円 | 外れた金具の交換や勾配調整 |
| 全交換(10〜20m) | 約50,000〜100,000円 | 素材や設置環境によって変動 |
現場の状況によっては足場が必要になるため、その場合は+2〜4万円程度が追加されます。
ただし、外壁塗装や屋根塗装と同時に施工することで足場代を共有できるため、費用を大幅に抑えることが可能です。
実際、当社でも外壁塗装と一緒に雨樋交換を依頼されるお客様が増えており、「別々に頼むより3万円以上安く済んだ」という声も多くいただいています。
3. 雨樋の不具合を防ぐ予防策

3-1. 定期的な点検と清掃
雨樋のトラブルの約8割は、定期的な清掃で防げるといわれています。
特に鳥栖市は春に黄砂が飛来し、秋には落ち葉が多くなるため、年2回(4月・11月頃)の清掃が理想です。
掃除の際は、まずホースで水を流し、詰まりや漏れがないかを確認します。
さらに、金具の緩みや樋のたわみ、ジョイントのズレをチェックしましょう。
鳥栖市では、外壁塗装業者が無料で点検を行うサービスも増えているため、「自分でやるのは不安」という方は専門業者に相談するのが安全です。
清掃を習慣化することで、雨漏り修理や外壁塗装の再施工を防ぐことにつながります。
3-2. 雨樋カバーや防鳥ネットの設置
最近では、メンテナンスの手間を減らすために**雨樋カバー(落ち葉除けネット)**を設置する住宅が増えています。
カバーを取り付けることで、落ち葉や枝が入り込むのを防ぎ、雨水だけを通す構造になっています。
また、鳥が巣を作るのを防ぐ防鳥ネットも有効です。
鳥栖市の郊外では、ツバメやスズメが雨樋に巣を作るケースが多く、巣材やフンが詰まりの原因になることがあります。
これらの対策は初期費用こそ数千円〜1万円程度かかりますが、長期的に見ると清掃や修理費用を大幅に削減できます。
3-3. 外壁塗装や屋根塗装と同時にメンテナンス
雨樋は、外壁や屋根と同じく「建物の防水機能を支えるパートナー」です。
外壁塗装を行う時期(10〜15年ごと)に雨樋の点検・塗装を同時に行うことで、効率的なメンテナンスが可能になります。
特に鳥栖市では、台風シーズン前の春〜初夏にかけてメンテナンスを行うのが理想です。
足場を一度設置すれば、外壁塗装・屋根塗装・雨樋修理をまとめて行えるため、施工費用を抑えつつ、建物全体の美観と耐久性を維持できます。
外壁塗装の見積もりを依頼する際には、
「雨樋の状態も一緒に見てもらえますか?」
と伝えるだけで、修理の必要有無がすぐに分かります。
まとめ
鳥栖市の外壁塗装業者が教える見逃せない!雨樋の不具合、その修理方法と予防策とは?
雨樋は、雨水を安全に排水し、外壁や屋根、そして家の基礎を守る重要な役割を果たしています。
しかし、詰まり・破損・外れといった不具合を放置すると、雨漏りや外壁塗装の劣化、さらには家全体の耐久性低下につながります。
定期的な清掃や点検、そして外壁塗装・屋根塗装と同時のメンテナンスが、長く安心して暮らすための最善策です。
鳥栖市は雨や台風が多い地域だからこそ、雨樋の健康状態を維持することが家を守る第一歩になります。
「最近、雨水の流れが悪い」「外壁にシミが出てきた」と感じたら、それは雨樋トラブルのサインかもしれません。
鳥栖市で雨樋修理や雨漏り対策を検討している方は、ぜひ専門の外壁塗装業者へ相談してください。
確かな診断と適切な修理で、あなたの大切な住まいを長く美しく保ちましょう。
塗るばいでは、鳥栖市でお客様にピッタリの塗装プランを提案しています。鳥栖の外壁塗装、屋根塗装、防水工事は塗るばいにお任せください!!
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営業
江川 拓Egawa Taku
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所有資格
- 外壁診断士
- 外壁アドバイザー
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