外壁のクラック、もしも雨漏りが発生したらどうする?

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はじめに
戸建て住宅の外壁に発生する「クラック(ひび割れ)」から、もしも雨漏りが起きた場合にどう対処すればよいかという流れを、具体的・実体験風に解説します。読者の「外壁 クラック 雨漏り」に関する疑問を解消し、安心して外壁塗装・屋根塗装・防水工事を検討できるようサポートします。
1. 外壁のクラックの原因とその影響

1-1 外壁のひび割れのメカニズム
外壁に発生する「クラック(ひび割れ)」は、実は多くの戸建て住宅で避けられない現象です。クラックは、外壁材が気温変化・乾燥・地震などによる微細な動きに耐え切れなくなったときに生じます。特にモルタル外壁やサイディング外壁では、施工後5〜10年を過ぎたころから小さなひび割れが現れ始めることがよくあります。
例えば、私が過去に施工を担当した築9年の住宅では、南面のモルタル外壁に長さ約50cm・幅0.7mmほどのクラックが発生していました。原因を調査したところ、外壁内部のモルタルが乾燥収縮を起こし、さらに日射による温度差が加わって膨張・収縮を繰り返した結果、表面塗膜に細かいヒビが入ったものでした。
このようなクラックは一見「小さな線」に見えても、放置しておくと水分が内部に入り、外壁下地を劣化させてしまう可能性があります。雨水がひびの奥まで染み込むと、乾燥と湿潤が繰り返されて内部の防水層が破断し、やがて雨漏りを引き起こします。
さらに、クラックの種類によって危険度も異なります。
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ヘアークラック(幅0.3mm以下):表面塗膜だけの微細なヒビ。すぐに雨漏りすることは少ないが、経年劣化のサイン。
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構造クラック(幅1mm以上):外壁材や構造体にまで及ぶヒビ。防水層を破り、雨水侵入のリスク大。
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開口クラック:窓枠やサッシ周辺など、構造の弱い部分にできる深いヒビ。放置すれば高確率で雨漏りにつながる。
クラックが「幅1mm以上」「深さ5mm以上」になったら、早急な補修が必要です。放置すると、数年後には内部木材が腐食したり、断熱材が湿気で劣化してしまう可能性もあります。実際に、外壁塗装の際にこのようなヒビが見つかり、壁内部が黒ずんでいたケースもあります。
外壁クラックは「建物の老化のサイン」であり、「雨漏りの予告信号」でもあります。目視で確認できる段階で補修すれば、コストを最小限に抑えられますが、放置すれば内部補修費用は数十万円規模になることも珍しくありません。
1-2 経年劣化が引き起こす問題
どんなに丁寧に施工された外壁でも、「経年劣化」は避けられません。太陽光、紫外線、雨風、気温差などによって、塗膜・防水層・下地材は年々疲弊していきます。特に日本のように四季がはっきりしている環境では、夏の高温多湿と冬の乾燥が交互に訪れることで、外壁材の膨張と収縮が頻繁に繰り返され、劣化を早めてしまうのです。
私が見た築15年の住宅では、塗膜のチョーキング(白い粉が手につく現象)が見られ、外壁表面が雨水を吸い込む状態になっていました。この段階では塗膜の防水性が失われ、外壁材内部に水分が残りやすくなっています。雨が降るたびに外壁の中に水が入り込み、乾かないうちに次の雨が降る──。この繰り返しで外壁材の膨張・収縮が激しくなり、結果としてひび割れがさらに拡大していきました。
経年劣化によって起きる主な問題は以下の通りです:
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外壁の塗膜が紫外線で劣化し、防水性を失う
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シーリング(コーキング)材が硬化・収縮して隙間ができる
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外壁材の接合部が弱くなり、雨水の通り道ができる
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ひび割れから侵入した水が内部の木材を腐食させる
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壁内部で結露が発生し、カビやシロアリ被害が起きる
このように、経年劣化は外観の美しさだけでなく「住宅の寿命」にも大きく関係します。塗装や防水工事のタイミングを10年ごとに見直すことが、最も経済的かつ効果的なメンテナンス方法です。
1-3 外壁材の種類とその耐久性
外壁のクラックや雨漏りリスクは、使用している外壁材の種類によっても大きく異なります。それぞれの特徴と耐久性を理解することで、適切な補修方法を選ぶことができます。
モルタル外壁
セメント・砂・水を混ぜたモルタルは、日本で古くから使われている外壁材です。職人が手作業で塗り上げるためデザイン性に優れますが、乾燥収縮による「ヘアークラック」が出やすいのが欠点です。特に築8〜10年を過ぎると、南面や窓の角に細いヒビが入りやすくなります。モルタル外壁は防水性能を塗膜に頼っているため、塗膜が劣化すると雨水を吸い込みやすく、クラックからの雨漏りが発生しやすくなります。
窯業系サイディング外壁
現在の新築住宅の約8割が採用している外壁材です。セメントを主成分とした板材を貼り付けて仕上げるため、施工性が高く見た目もスタイリッシュです。しかし、サイディングボードの「継ぎ目」や「シーリング部分」は雨漏りリスクが高く、経年劣化によってシーリング材が硬化・割れを起こすことがあります。10年を目安にシーリング打ち替えと再塗装を行うことで、防水性能を維持できます。
タイル外壁
見た目が高級で耐久性も高い外壁材ですが、タイルの目地部分や下地モルタルとの接着が弱まると、そこから水が侵入します。タイル自体は強いものの、下地の防水層が劣化していると雨漏りする可能性があります。
実際、築12年のタイル外壁のお宅で「1階天井から雨漏りした」と相談を受けたとき、調査するとタイルの一部が浮いており、目地から浸水していました。目地補修と防水工事を行うことで雨漏りは解消しましたが、もし放置していたら内部の断熱材が劣化していた可能性があります。
外壁材の性質を知ることは、雨漏りを防ぐ第一歩です。どの素材も「定期的なメンテナンス」を怠らなければ、耐久年数20年以上を維持することが可能です。
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2. 雨漏りが発生したときどうするか?

2-1 雨漏りの兆候と初期対応
外壁クラックからの雨漏りは、ある日突然発生するように見えて、実は少しずつ進行しています。最初のサインを見逃さないことが被害を最小限に抑えるポイントです。
具体的な兆候としては、
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壁紙の一部が膨らむ、または剥がれてくる
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天井に薄い茶色のシミができる
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窓枠まわりが湿っている
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雨が降ると「ポタポタ」という音がする
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外壁クラック部分が雨のあとに濡れたまま乾かない
こうしたサインを見つけたら、まずは応急処置を行いましょう。タオルやビニールシートで濡れた部分を保護し、雨漏り箇所を撮影して記録します。次に、信頼できる外壁塗装・防水専門業者に連絡を取り、調査を依頼します。
私の現場経験では、放置していた雨漏りが原因で「天井裏の断熱材がびしょ濡れ」「木材の一部が腐食していた」というケースもありました。修繕費用は軽度のときは数万円ですが、内部補修まで必要になると50万円〜100万円に達することもあります。
2-2 専門業者による調査と補修の流れ
専門業者に依頼した際の一般的な流れを説明します。
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現地調査・目視点検
外壁クラックの幅・深さ、場所を詳細に確認します。クラックスケール(ひび割れ測定器)を使い、0.3mm、1.0mmなど正確に計測します。 -
散水テスト・赤外線調査
雨漏り経路を特定するため、散水テストを行い、どの部分から水が侵入しているかを確認します。赤外線カメラを使って、壁内部の湿気分布を調べることもあります。 -
報告書・見積もり提出
調査結果をもとに、補修方法・材料・工期・費用を明記した報告書を作成します。私の会社では、写真付きの報告書を提出して、お客様が自宅の状態を「見て理解」できるようにしています。 -
補修工事実施
クラック補修では、「V字カット→プライマー塗布→シーリング材充填→仕上げ塗装」が基本工程です。モルタル外壁では弾性塗料、サイディング外壁では可とう性の高いシリコンシーリングを使用します。 -
完了検査・アフターフォロー
工事完了後に散水テストを再実施し、再発がないか確認します。さらに半年〜1年後の点検を行うことで、長期的に雨漏りを防げます。
この流れをしっかり踏めば、再発の可能性はほぼゼロに抑えられます。
2-3 補修・塗装・防水工事で重要なポイント
最後に、補修・塗装・防水工事を行う際に知っておくべき重要ポイントを紹介します。
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クラックの幅・深さに応じた工法を選ぶ
幅0.3mm以下なら弾性塗料で対応可。1mm以上はVカット補修が必要。 -
外壁材との相性を考慮する
モルタル外壁には伸縮性の高いアクリルシリコン系塗料が有効。サイディングにはUV耐性の高いフッ素塗料やラジカル塗料が適しています。 -
シーリング材の耐久性に注目
シーリングが劣化すると、せっかくの防水塗装も無意味になります。高耐久の「変成シリコン」や「オートンイクシード」などの材料を選びましょう。 -
保証とメンテナンス体制を確認
外壁塗装や防水工事には、5〜10年の施工保証を付ける業者が増えています。保証内容を明確にし、定期点検を受けることが長持ちの秘訣です。
3.早めの対応で安心を手に入れる

3-1 外壁クラックを放置するリスクを理解する
外壁にできたクラックは、見た目こそ小さくても、住宅全体の寿命に直結する“危険信号”です。
ひび割れを放置しておくと、そこから雨水が侵入し、塗膜や防水層の内側に水分が滞留します。やがて外壁の内部構造が湿気を含み、木材の腐食や断熱材の劣化、シロアリ被害へと発展します。さらに、壁内に結露が発生するとカビが繁殖し、室内環境まで悪化させてしまいます。
私の経験でも、「小さなヒビだから大丈夫」と放置していた築13年の住宅で、2年後には天井裏からの雨漏りが確認されたことがありました。調査の結果、モルタル外壁のクラック(幅1.5mm)が原因で、防水紙まで浸水していました。補修費用は約60万円。もし発見が半年早ければ、1/3の費用で済んでいた可能性がありました。
つまり、クラックの放置は「時間が経つほど損をする」行為です。特に築10年以上の戸建て住宅では、外壁塗装・防水点検を定期的に行うことで、被害の拡大を防ぎ、費用を大きく抑えることができます。
3-2 雨漏りを防ぐための正しい対策とメンテナンス方法
雨漏りを未然に防ぐためには、3つのポイントを意識することが大切です。
① 定期点検を欠かさない
外壁や屋根の劣化は、年単位で少しずつ進行します。特に日本では、夏の猛暑・梅雨・冬の寒暖差などが外壁への負担を増やします。
5〜10年ごとに専門業者による点検を受け、塗膜の状態やシーリングの劣化具合をチェックしましょう。
② 早めの補修が最大の防水対策
クラックやシーリングの割れを見つけたら、放置せず補修を行うことが最も経済的です。幅0.5mmのヘアークラックでも、弾性塗料で早めに補修することで内部の防水層を守れます。逆に、放置すれば数年で構造クラックに進行し、外壁内部に水が侵入します。
③ 外壁材・塗料・防水材の相性を確認する
モルタル・サイディング・タイルなど、素材によって最適な補修・塗料・防水材は異なります。
たとえばモルタル外壁なら弾性塗料(シリコン・ウレタン系)でクラック追従性を高めることが重要です。一方、サイディング外壁なら、シーリング材の耐候性を重視した工法が効果的です。
加えて、屋根との取り合い部分・サッシまわり・バルコニーの防水層など、「水が溜まりやすいポイント」を定期的に確認しましょう。これらは外壁クラックよりも見落とされやすい雨漏りの原因箇所です。
私の現場では、外壁のクラック補修後に屋根板金のつなぎ目から再び浸水したケースがありました。結果として、外壁・屋根・防水層を一体的に点検・補修することの重要性を改めて実感しました。
3-3 信頼できる業者選びと長持ちする住まいづくり
クラックや雨漏りに気づいたとき、最も重要なのは「どこに相談するか」です。
外壁の補修や防水工事は専門性が高く、正しい診断と施工ができる業者に依頼しなければ、根本的な解決にはなりません。
業者選びのポイント
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調査力があるか:目視だけでなく、散水テストや赤外線カメラ調査ができる会社を選ぶ。
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写真付きの報告書を出してくれるか:クラック箇所や劣化状況を明確に説明できる業者は信頼性が高い。
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補修後の保証があるか:5〜10年保証や定期点検サービスを設けている会社を選ぶと安心。
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施工実績と口コミ:雨漏り補修・外壁塗装の実績が多い会社ほど、再発防止策が豊富。
外壁クラックの補修や防水工事は「安さ」よりも「再発防止」を重視すべきです。
長期保証付きで、施工前後の説明が丁寧な業者を選ぶことが、結果的に最もコスパの良い選択になります。
また、補修後は定期メンテナンスを欠かさず、外壁全体の状態をチェックしましょう。外壁塗装や屋根塗装、防水工事を10〜15年サイクルで計画的に実施すれば、住宅の耐久年数は30年以上保つことが可能です。
まとめ
外壁のクラックは、時間の経過とともに雨水の侵入を招き、やがて雨漏りや構造劣化へとつながる重大なサインです。
どんなに小さなひび割れでも、「そのままにしない」ことが住まいを長持ちさせる最大のポイントです。
もしも雨漏りが発生してしまった場合は、応急処置に頼らず、外壁塗装や防水工事の専門業者による原因調査と補修を行いましょう。
適切な診断と施工を受けることで、再発リスクを防ぎ、家全体の耐久性を大きく高めることができます。
外壁のクラックは「家が発しているSOS」。
放置せず、早めに点検・メンテナンスを行えば、修繕費を最小限に抑え、長く快適に暮らすことができます。
外壁のひび割れや雨漏りが気になる方は、今すぐ専門業者に相談してみてください。
あなたの大切な住まいを守る第一歩は、「気づいたその時の行動」です。
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江川 拓Egawa Taku
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所有資格
- 外壁診断士
- 外壁アドバイザー
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