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急な雨漏り、まず何をするべき?プロのアドバイス

佐賀市 外壁塗装

いつも塗るばいブログをご覧いただきありがとうございます!塗るばいは佐賀を中心に、地域密着型の外壁塗装専門店として、外壁塗装、屋根塗装、屋根カバー工法、屋根葺き替え、防水工事、雨漏り修理など、幅広いサービスを提供しています。当店では高品質な塗装を手頃な価格でご提供し、お客様の住まいをより長持ちさせるお手伝いをしています。

戸建て住宅の外壁塗装や屋根塗装、防水工事を専門に行う私たちは、多くのご家庭から「急な雨漏りが起きたとき、まず何をすれば良いですか?」という相談を受けてきました。雨漏りは放置すると住宅の構造に大きなダメージを与えるため、早急な対応が求められます。この記事では、急な雨漏りが発生した際の初動対応について、プロの視点から具体的な対処法と注意点を詳しく解説します。

1. 急な雨漏りが発生した時の初動

佐賀市 外壁塗装

1-1 雨漏りに気づいたら最初にすべきこと

雨漏りに気づいたら、まず何よりも被害の拡大を防ぐことが最優先です。雨水が室内の壁や床、家具、家電製品に浸透すると、修理費用や買い替えの負担が一気に増えてしまいます。具体的には、雨漏りしている場所の真下にバケツや大きめのタオルを複数枚置き、漏れている雨水を受け止める準備を行ってください。また、床に敷いてあるカーペットや畳、家具や家電製品はできるだけ安全な場所へ移動させることが重要です。私は以前、築20年の戸建て住宅で屋根の劣化により深刻な雨漏りが発生したケースを担当しました。その時、施主様にはまず床のカーペットや貴重な書類をすぐに別の部屋へ移動させるよう指示しました。これにより、雨水の被害が床材や家具に及ぶことを防ぎ、二次被害を大幅に減らすことができました。

次に、可能であれば雨漏りの原因箇所を目視で確認してください。ただし、屋根や高所の点検は非常に危険を伴うため、決して無理をして登らないことが大切です。安全第一で専門の業者へ連絡し、早めの点検と修理を依頼することをおすすめします。雨漏りの主な原因は、屋根や外壁のひび割れ、瓦のズレ、劣化したシーリング材の破損などが多く見られます。特に築10年以上経過した住宅では、経年劣化によるひび割れやシーリングの劣化が進みやすい傾向があります。私たちの経験では、台風や大雨の後にこうした部分からの浸水が増加し、雨漏りトラブルの相談件数が2倍以上になることも珍しくありません。


1-2 応急処置の方法と注意点

急な雨漏りが発生した場合、被害を最小限に抑えるために応急処置を施すことが重要です。屋根や壁の雨漏り箇所にブルーシートや防水シートを被せる方法は、手軽で効果的な応急対策の一つです。シートを被せることで、雨水の侵入を一時的に防ぎ、室内への浸水を遅らせることができます。また、室内側から漏れている部分に防水テープを貼り付けて塞ぐのも有効です。これにより、雨漏りの被害拡大を一時的に防げるため、専門業者の修理までの間にできる限りの対策が可能です。

しかし、応急処置にはいくつかの注意点があります。まず、防水シートやブルーシートは風によって飛ばされやすいため、固定はしっかりと行う必要があります。釘や重り、固定用のテープを使って確実に押さえつけてください。私が以前担当した現場では、防水テープだけで応急処置を行った結果、翌日の強風でシートが剥がれてしまい、雨漏りがさらに悪化したケースがありました。こうした二次被害は修理費用の増加につながるため、応急処置であっても丁寧な施工が求められます。

また、雨漏りが室内の電気設備や配線の近くで発生している場合は非常に危険です。漏電や感電のリスク、さらには火災につながる可能性もあるため、すぐに家のブレーカーを落として電源を切ることを優先してください。安全を確保したうえで応急処置を進めることが、事故防止のために最も重要です。

さらに、雨漏りによって壁や天井の内装材が濡れた場合、カビや腐食の原因となります。特に梅雨時期や湿度の高い季節は、カビの発生が早まるため、被害箇所の換気や乾燥も忘れずに行ってください。


1-3 防水対策としてのコーキング

雨漏り修理の基本となる防水対策の一つが「コーキング(シーリング)」です。コーキングは建物の外壁や屋根の継ぎ目、窓枠周りの隙間やひび割れを埋める防水材のことです。適切に施工されたコーキングは、雨水の侵入を防ぎ、住宅の耐久性を保つ重要な役割を担います。

私たちが実際に点検を行った住宅の多くで、築10年以上経過している場合、コーキングがひび割れたり、剥がれたりしている箇所を確認します。経年劣化によりコーキング材が硬化し、弾力性を失うことで、隙間ができてしまいそこから雨水が浸入しやすくなります。例えば、築15年の住宅では約70%の建物でコーキングの補修が必要な状態でした。

定期的なメンテナンスとして、3~5年ごとにコーキングの状態を点検し、必要に応じて「打ち替え」や「増し打ち」を行うことが推奨されます。打ち替えは既存の劣化したコーキングをすべて剥がして新たに打ち直す方法、増し打ちは既存のコーキングの上から新しいコーキングを重ねる方法です。どちらも防水性能を回復させ、雨漏りを防ぐ効果があります。

また、近年は耐候性や防カビ性能に優れた高性能コーキング材も多く登場しています。例えば、紫外線や風雨に強いシリコン系コーキング材は、約10年程度の耐久性があります。さらに、カビの発生を抑制する成分を含む製品もあるため、住宅の美観維持にも役立ちます。こうした材料選びは、専門業者の知識や経験を活用しながら最適なものを選ぶことが、長期的な雨漏り防止につながります。

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2.雨漏り修理の費用の相場と助成金

佐賀市 外壁塗装

雨漏り修理は戸建て住宅のメンテナンスで重要な作業です。急な雨漏りに気づいた際、多くの方が「修理費用はいくらかかるのか?」と不安を感じます。また、火災保険や自治体の助成金制度を利用できる場合があり、これらを活用することで負担を軽減できることもあります。この記事では、雨漏り修理にかかる費用の目安、火災保険の活用方法、助成金の申請条件について詳しく解説します。戸建て住宅の外壁塗装や屋根塗装、防水工事を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。


2-1 雨漏り修理にかかる費用の目安

雨漏り修理の費用は、雨漏りの原因や範囲、使用する材料や施工内容によって大きく異なります。一般的に、軽度なシーリングの打ち替えであれば、5万円〜15万円が相場です。これには古くなったコーキングの除去と新たなシーリングの施工が含まれます。

一方、屋根の一部補修や部分的な葺き替えが必要な場合は、20万円〜50万円程度かかることが多いです。築年数が経過し、複数の箇所で雨漏りが発生している場合は、屋根全体の葺き替えや防水工事を検討する必要があり、その場合は100万円を超えるケースもあります。

私が以前担当した案件では、築30年の住宅で屋根材の劣化と複数箇所のシーリング不良による雨漏りがありました。この現場では総額120万円の修理費用がかかりましたが、適切な施工で再発を防ぎ、住まいの耐久性が大幅に向上しました。

なお、雨漏り修理の見積もりは無料で行う業者も多いので、複数社に相談し費用を比較検討することが大切です。費用の中には、足場設置費用や廃材処理費用なども含まれることがあるため、見積書の内訳をしっかり確認してください。


2-2 火災保険を利用した修理費用の請求

雨漏り修理にかかる費用は火災保険を利用して負担を軽減できる場合があります。火災保険には、風災・雹(ひょう)災・雪災など自然災害による被害をカバーする特約が付いていることが多いです。台風や大雪の影響で屋根や外壁が損傷し雨漏りが発生した場合、保険金の請求対象になることがあります。

ただし、保険金が支払われるかどうかは保険会社の調査によります。損傷の原因や経年劣化との区別が判断基準となるため、過去のメンテナンス記録や修理履歴の提出が求められることもあります。私が経験したケースでは、台風被害で屋根の瓦が破損し雨漏りが発生した住宅で火災保険を申請し、約80万円の保険金が下りた事例があります。

申請の際は、専門業者による被害調査報告書や写真、見積書を準備することが重要です。保険会社とのやり取りは専門知識が必要なため、経験豊富な修理業者や保険代理店に相談するとスムーズです。


2-3 助成金の活用方法と適用条件

自治体によっては、住宅の雨漏り修理や外壁塗装、防水工事に対する助成金や補助金制度を設けている場合があります。これらの助成金は、地域の住宅耐久性向上や景観保全を目的としており、工事費用の一部を補助する仕組みです。

助成金の対象は、例えば築年数が20年以上の住宅や、耐震補強工事と併せて行う外壁塗装、防水工事などに限定されることが多いです。助成率は自治体によって異なりますが、一般的には工事費用の10〜30%程度が支給されるケースが多く、上限額が20万円〜50万円に設定されていることがあります。

私が関わった自治体の助成金活用事例では、築25年の戸建て住宅で外壁のシーリング打ち替えと屋根の防水工事を行い、総工事費用が150万円でした。この時、自治体の助成金で30万円が支給され、施主様の費用負担を大幅に軽減できました。

助成金の申請には、工事開始前の申請書提出や工事後の完了報告が必要です。申請期限や必要書類は自治体ごとに異なるため、工事を依頼する業者と相談しながら早めに確認しておくことが大切です。

3.修理後の再発防止策とメンテナンス

佐賀市 外壁塗装

急な雨漏りは戸建て住宅の大きな悩みですが、修理を終えた後の再発防止と日常のメンテナンスが何より重要です。雨漏り修理は一度の施工で終わらせるのではなく、定期的な点検や適切なメンテナンスによって長持ちさせることができます。この記事では、雨漏り修理後に知っておきたい定期点検の重要性とその具体的な方法、雨水の侵入を防ぐための家のメンテナンス、そして失敗しないための注意点について詳しく解説します。戸建て住宅の外壁塗装や屋根塗装、防水工事を検討している方にとって役立つ内容です。ぜひ最後までご覧ください。


3-1 定期点検の重要性とその方法

雨漏り修理後に最も重要なことは、定期的な点検を欠かさないことです。雨漏りの原因は多くの場合、屋根の劣化や外壁のシーリング破損、排水口の詰まりなど複合的であるため、修理後も継続して状態をチェックする必要があります。

私が担当したお客様の中には、修理後に点検を怠り、1年後に再び雨漏りが発生してしまった例があります。これを防ぐために、最低でも半年に一度は専門業者による点検をおすすめします。点検では、屋根の瓦や金属部分の割れや剥がれ、外壁のコーキングの亀裂、雨樋の詰まりや破損がないかを細かく確認します。特に、シーリング部分は紫外線や風雨による劣化が早いため重点的にチェックが必要です。

さらに、定期点検は早期発見につながります。例えば、わずかなひび割れでも早期に補修すれば大きな雨漏りを防げます。点検記録をつけて、経年変化を業者と共有するとメンテナンス計画が立てやすくなります。


3-2 雨水の侵入を防ぐための家のメンテナンス

雨水の侵入を防ぐためには、日常的なメンテナンスも欠かせません。まず、屋根や外壁の状態を定期的に自分でも目視で確認しましょう。特に台風や大雨の後は、瓦のズレや割れ、外壁の剥離、コーキングのひび割れが起きやすいので注意が必要です。

また、雨樋の掃除は非常に重要です。落ち葉やゴミが詰まると水が溢れ、屋根や外壁に直接水がかかるため、劣化が早まります。年に2回、春と秋に掃除を行うことが推奨されます。私の経験では、雨樋の詰まりを放置していた家で雨漏りが発生し、修理費用が10万円以上増加したケースもあります。

さらに、建物の周囲の樹木の枝が屋根に触れないように剪定することも効果的です。枝が風で屋根を傷つけたり、葉が雨樋に詰まる原因になるためです。

外壁のメンテナンスとしては、10年に一度程度の外壁塗装やシーリング打ち替えが望ましいです。これにより防水性能が維持され、雨漏りのリスクが減少します。特にコーキングは紫外線や温度変化で劣化しやすいため、塗装とセットで点検・補修を行うと効果的です。


3-3 失敗しないための注意点

雨漏り修理やメンテナンスで失敗しないためには、信頼できる専門業者に依頼することが最も重要です。雨漏りの原因は複雑な場合も多く、素人判断での応急処置や補修は問題を悪化させるリスクがあります。

また、見積もりを取る際には複数社から相見積もりを取り、費用と施工内容をしっかり比較検討してください。安さだけで決めると、施工不良や材料の質が低いことがあります。私の経験では、費用が安かった業者に依頼した住宅で数年後に雨漏りが再発し、再修理に倍以上の費用がかかった例もあります。

施工後のアフターサービスや保証内容も確認しましょう。保証が充実している業者は施工品質に自信がある証拠です。施工前に工事のスケジュールや使用材料の説明を受け、不明点は必ず質問してください。

さらに、日常のメンテナンスを怠らず、定期点検を受けることが長く雨漏りを防ぐ秘訣です。私が担当したお客様の多くは、修理後も半年に一度の点検を続けることで、安心して住み続けられています。

外壁屋根診断


まとめ

急な雨漏りが発生した場合、まず最優先すべきは被害の拡大を防ぐことです。室内の家具や家電を濡らさないよう移動し、雨漏り箇所の下にバケツやタオルを置いて応急処置を行います。応急処置として、防水シートやブルーシートで雨漏り箇所を覆い、しっかり固定することが大切です。ただし、安全面を考慮し、高所作業は専門業者に任せることをおすすめします。雨漏りの主な原因は屋根や外壁の劣化、コーキングの破損であり、修理後も定期的な点検とメンテナンスが欠かせません。修理費用や助成金、火災保険の活用も検討しながら、信頼できる専門業者に相談しましょう。適切な対応と日々のメンテナンスで、雨漏りの再発を防ぎ、安全で快適な住まいを守ることが可能です。戸建て住宅の外壁塗装や屋根塗装を検討中の方は、ぜひ今回のプロのアドバイスを参考にしてください。

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