外壁のカラーをあらかじめ予測してみよう
2019.06.01
はじめに
これまで失敗しない色決めなどを紹介してきましたが、今回は色を決めるときの方法や注意点、カラーシミュレーションについて解説していきます。
カラーシミュレーションに関しては、外壁塗装を行う前提である程度知識がある状態でのプラスαとして、もっと知りたい、わかっておきたいという方に。(しなくても全然OKだと思います。)
色の決めるときの方法
通常、外壁塗装の色は業者との打ち合わせをしながら決めていきます。カラーの提案時に業者が使う道具として、色見本帳や塗り板といったものがあります。基本的にこの道具を使いながら、外壁塗装のカラーを決めていくことになります。
色見本帳
塗料メーカーの標準色をはじめとする色のサンプルを見ることができます。
サニー建設では、色の種類が多すぎるため、かえってわからなかったり、決めづらくなるのこともあるので必要な時に使うようにしています。
色見本板
サニー建設では、色見本帳よりもこちらを使うことの方が多いです。飽きがきにくく、調和も取りやすいため、淡い色合いをおすすめしています。色の調整がしやすいというのもメリットです。色見本板にない色の場合、色見本帳を使います。
塗り版
色見本帳とは違い実際に塗った時に近い色味が出ます。また、色だけではなく、塗装膜の質感なども確認することができます。
もっと詳しく知りたい方へ!! ↓
https://saniken.com/2019/05/18/color/
注意点
見本で見た色と実際に塗装した色は違うことやイメージしていたものと違うことがあります。
この原因は面積効果や反射率であることがあります。
面積効果によって、同じ色でも小さな面積と大きな面積では見え方が異なることがあります。
また、反射率でも、太陽の光の量が多い時と少ない時で見え方が異なってきます。
そのため、塗り板のような大きな板に実際にペイントしてもらったり、室内のような日陰と屋外での日向で色を確認すると良いかもしれません。
小さな色見本だけで色を決めてしまうと、想定していた色と違った印象の仕上がりになることもあるので注意が必要です。
このような際に、使えるのが「カラーシミュレーション」です。
プラスαとしてやってみてはどうでしょうか?
(やらなくてもOKです。余裕のある方のみでいいと思います。)
カラーシミュレーション
WEBサイト上で手軽にできるカラーシミュレーションをいくつか紹介しておきます。
エスケー化研
https://www.sk-kaken.co.jp/simulation/
日本ペイント株式会社
http://www.hanacole.com/simulation/index.html
グッドホーム株式会社
http://www.goodhome-web.com/colorsimulation.php
【カラーシミュレーションのメリット・できること】
・複数のカラーパターンを比較できる
・簡単に外壁のカラーをイメージできる
【デメリット】
・仕上がりの色とまったく同じになるとは言えない
・PC(モニター、ブラウザ)、印刷などによって見え方が変わってくる
このようにメリット・デメリットあるので、よく考えて使用しましょう。
【カラーシミュレーションを使用する上での注意点・対策】
・カラーシミュレーションは「こういう色にしたい」という提案に使う → 業者とイメージをすり合わせる
・カラーシミュレーションはあくまで参考として使用する
・実際に同じ塗料を使っている家を視察させてもらい、イメージを確認する
・施工中にも色の具合を確認しに行く
まとめ
今回は色決めの方法やその際に使用する道具などについて解説してきました。
自分で決めている色を業者に提案したり、業者の提案を聞きながら、色のイメージをすり合わせていくと考えていたイメージ通りの外壁の色になると思います。また場合によっては、カラーシミュレーションなども使いながら提案するのもよいでしょう。その場合は、メリット・デメリットがあることを考慮して使用すると効果的です。
サニー建設では、まず色見本や塗版を使い、お客様との色合いのイメージをすり合わせながら、外壁塗装をおこなっていきます。その後、色の微調整を行い、お客様の理想にあった外壁の色にしていくという方法をとっています。
佐賀で外壁塗装したいという方は、ぜひサニー建設にお問い合わせください。
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