鳥栖市の外壁塗装業者が教える!塗装工事をしたのに雨漏り?原因はこれだ!
いつも塗るばいブログをご覧いただきありがとうございます!塗るばいは鳥栖市を中心に、地域密着型の外壁塗装専門店として、外壁塗装、屋根塗装、屋根カバー工法、屋根葺き替え、防水工事、雨漏り修理など、幅広いサービスを提供しています。当店では高品質な塗装を手頃な価格でご提供し、お客様の住まいをより長持ちさせるお手伝いをしています。
塗装工事をしたのに、なぜ雨漏り?疑問や不安にプロが答えます
「せっかく屋根塗装をしたのに、なぜか雨漏りが始まった…」
こんな経験、鳥栖市内で実際に相談されるケースが増えています。
この記事では、**「鳥栖市 屋根塗装 雨漏り」**というキーワードでお困りの方に向けて、屋根塗装後に雨漏りが発生する主な原因や、それを未然に防ぐための具体策を、現場経験豊富な鳥栖市の塗装業者がわかりやすく解説します。
目次
この記事を読むとわかること
-
屋根塗装後に雨漏りが起こる3つの主な原因
-
雨漏りのサインとチェックポイント
-
信頼できる塗装業者の見分け方
-
雨漏りを防ぐための塗装のコツ
この記事を読んでほしい方
-
鳥栖市で屋根塗装や外壁塗装を検討している方
-
過去に塗装工事を行ったが雨漏りが気になる方
-
塗装工事の施工品質について不安がある方
-
これから信頼できる業者に相談したいと考えている方
戸建て住宅の外壁塗装、屋根塗装を検討中の方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
1.屋根塗装後に雨漏りが発生する原因
1-1 施工不良による雨漏りのリスク
結論から言えば、屋根塗装後に発生する雨漏りの原因の約6〜7割は「施工不良」が占めています。とくに鳥栖市のように年間降水量が多く、梅雨や台風の影響を受けやすい地域では、施工の精度が非常に重要です。
実際の現場では、次のような施工不良がよく見られます。
-
高圧洗浄が不十分で、ホコリや苔が残ったまま塗装されている。この状態だと塗料がしっかりと密着せず、塗膜の耐久性が著しく落ちてしまいます。
-
塗膜の厚みが均一でないため、防水機能にムラができ、薄い部分から雨水が浸透する。
-
縁切り作業(スレート屋根の場合)を省略している。縁切りとは、屋根材同士の重なり部分に適度な隙間を作る作業で、これを行わないと内部に溜まった雨水の逃げ道がなくなり、逆流して野地板や室内に浸水する原因となります。
実際、鳥栖市内の築18年の戸建てで「塗装から2ヶ月後に天井にシミができた」との連絡を受け、調査に伺ったことがあります。現場では縁切りがされておらず、屋根材の裏側に雨水が滞留していたことが発覚。雨水は毛細管現象で内部にまで浸透しており、すでに野地板と断熱材にカビが発生していました。
見た目がキレイでも、適切な施工がなされていなければ、防水効果はゼロに等しいと言えます。屋根塗装は、単に「塗る」だけの作業ではなく、「塗るための準備」と「見えない部分の処理」こそが雨漏りを防ぐ鍵です。
1-2 劣化・腐食と雨漏りの関係
次に重要なのは、屋根材そのものの劣化や構造の腐食を見落として塗装をしてしまうケースです。これも雨漏りの原因として非常に多く、特に築15年以上の住宅で目立ちます。
屋根塗装を成功させるには、「下地の健康状態」が極めて重要です。
例えば以下のような劣化症状があると、塗装をしても雨漏りは止まりません。
-
スレート瓦や金属屋根の割れ・浮き・反り
-
下葺き材(ルーフィング)の破れや水腐れ
-
野地板のカビや腐敗
-
屋根下地と断熱層の間の通気不良による結露
過去に対応した事例として、鳥栖市の築25年の住宅で「塗装したのに雨漏りが再発した」と相談を受けた現場があります。屋根は一見キレイに見えましたが、点検口から内部を確認すると野地板の一部が完全に腐っており、断熱材も湿気で劣化していました。
このような場合、いくら上から塗装しても雨水の侵入は止められず、むしろ塗装によって見た目だけがリフレッシュされて、問題が長期化するリスクもあります。
したがって、屋根塗装の前には必ず構造体のチェックを行い、必要であれば補修・張り替え・板金工事も含めて総合的な対策を講じることが大切です。
1-3 コーキングの劣化と隙間
雨漏りの原因として意外と多く、かつ見逃されがちなのがコーキング(シーリング)の劣化による隙間の発生です。
コーキングは、屋根板金、外壁目地、サッシ回りなど、建物の継ぎ目や接合部分に施工される防水材です。ゴム状の素材で柔軟性がありますが、紫外線や風雨にさらされることで年数とともに硬化し、やがてひび割れ・剥離・収縮を起こします。
一般的に、コーキングの寿命は10年前後とされており、それ以上経過した住宅では再施工が必要です。
鳥栖市の実例では、築13年の住宅で外壁塗装をしたものの、ベランダ付近からポタポタと水が落ちるようになったというケースがありました。点検してみると、外壁と屋根の取り合い部分のコーキングが完全に剥がれており、雨水が壁の内部を伝って階下に浸水していたのです。
さらに、塗装工事の際に古いコーキングの上から塗料を塗るだけの“打ち増し”施工で済ませてしまう業者も存在しますが、これは根本的な解決になりません。
劣化したコーキングは必ず「撤去(打ち替え)」を行い、新しいシーリング材に交換する必要があります。
コーキングの劣化は、見た目では判断しづらい部分も多いため、プロによる現地調査と写真付きの劣化診断を必ず受けることをおすすめします。
▼合わせて読みたい▼
2.雨漏りを防ぐための塗装のポイント
屋根塗装をするだけでは雨漏りは防げません。重要なのは、「どんな塗料を使うか」「どのように事前点検を行うか」「適切な防水工法を選ぶか」です。ここでは、塗装で雨漏りを未然に防ぐための具体的なポイントを解説します。
2-1 使用すべき塗料とその特性
屋根塗装による雨漏り対策で最初に検討すべきなのは、使用する塗料の種類とその特性です。実は、塗料には防水性だけでなく、耐久年数・紫外線への強さ・屋根材との相性など、性能に大きな違いがあります。間違った塗料選びは、雨漏りリスクの増加につながることもあります。
鳥栖市のように、夏は高温多湿でゲリラ豪雨も多く、台風の通過ルートにもなる地域では、防水性能・伸縮性・耐候性を兼ね備えた高機能塗料を選ぶことが不可欠です。見た目の美しさだけでなく、雨水をはじく機能性が重要です。
屋根は建物の中で最も過酷な環境にさらされています。真夏には表面温度が60℃以上に達し、強い紫外線を浴び続け、さらには豪雨や強風に繰り返しさらされる場所です。このような環境では、塗料の性能がダイレクトに耐久性・防水性に影響します。伸縮性が低い塗料では、温度差による屋根材の膨張・収縮に追従できず、早期にひび割れや剥がれが発生しやすくなります。
【おすすめ塗料と特性】
塗料の種類 | 特徴・メリット | 耐用年数 |
---|---|---|
遮熱シリコン塗料 | 夏の屋根表面温度を10〜20℃低下させ、熱による膨張・ひび割れを抑制 | 約12〜15年 |
フッ素系塗料 | 紫外線耐性に優れ、色あせしにくい。鳥栖市のように日射時間が長い地域に最適 | 約15〜20年 |
無機塗料 | 耐久性・耐候性がトップクラス。汚れがつきにくくメンテナンス頻度を大幅に低減 | 約20〜25年 |
2-2 点検が重要な理由
塗装工事の成功のカギは「施工前の点検」にあります。実は、塗料をいくら高性能なものにしても、屋根の下地や構造に問題があると、雨漏りは止まりません。事前調査が不十分なまま塗装を行ってしまうと、かえって雨漏りが悪化することさえあります。
屋根塗装前には、必ず劣化箇所や構造の弱点をチェックし、必要に応じて補修や交換を行うことが、雨漏りゼロの第一歩です。
屋根の構造は複雑で、表面の塗膜だけで雨漏りが防げるわけではありません。以下のような劣化箇所を放置したまま塗装すると、塗膜の下に水分がたまり、時間差で雨漏りが発生する可能性があります。
-
スレート屋根のヒビや浮き
-
棟板金の釘浮きやサビ
-
防水シート(ルーフィング)の破損
-
野地板の腐食・カビ
-
屋根裏の湿気・断熱不良
これらの問題は、高所点検カメラやサーモグラフィーを用いた診断でなければ発見できないこともあります。
【点検項目の例】
-
屋根材の割れ、ズレ、剥がれ
-
棟板金の状態と固定力
-
ルーフィングの劣化状況
-
雨樋の詰まりや勾配不良
-
屋根裏のカビや水染みの有無
【実体験エピソード】
鳥栖市内の築23年の住宅では、屋根表面はきれいな状態にもかかわらず、天井から水が漏れているという相談を受けました。点検の結果、野地板が腐食し、さらに内部のルーフィングが完全に破れていたため、水が直接屋根裏に浸透していました。このように、「見た目が良い=問題なし」とは限らないのです。
2-3 防水工法の選び方と効果
屋根塗装だけでは防げない雨漏りがあります。その場合は、塗装と併せて適切な防水工事を行うことが不可欠です。特にベランダや屋上、陸屋根のように水が溜まりやすい構造の箇所には、防水層を設ける必要があります。
住まいの形状・使用用途・劣化の進行具合に応じて、最適な防水工法を選ぶことで、長期的に雨漏りのない住環境が維持できます。
ベランダや陸屋根では、塗装だけでは防水性能を確保できません。経年劣化により防水層がひび割れると、雨水が内部構造に染み込み、腐食やカビの原因となります。この場合、防水工法の違いによって費用や耐用年数も変わります。
【防水工法の比較】
防水工法 | 特徴 | 耐用年数 | 費用感(目安) |
---|---|---|---|
ウレタン防水 | 液体状で施工性が高く、複雑な形状に対応。費用を抑えたい方向け。 | 約10〜12年 | 約5,000〜6,500円/㎡ |
FRP防水 | ガラス繊維を含む強固な防水層。軽量で耐摩耗性が高く、ベランダに最適。 | 約12〜15年 | 約6,500〜8,000円/㎡ |
シート防水(塩ビ) | 広範囲施工向け。工期が短く、安定した仕上がり。大型住宅や陸屋根向け。 | 約13〜20年 | 約6,000〜7,500円/㎡ |
3.業者に依頼する際のポイント
3-1 業者選びの基準
鳥栖市内には外壁塗装・屋根塗装を請け負う業者が多数存在しますが、それぞれの業者が持つ技術力や施工姿勢には大きな違いがあります。中には安価な料金を前面に出して集客する業者もありますが、価格だけで業者を選んでしまうと、将来的に雨漏りなどの不具合が発生しやすくなります。
塗装工事は単なる見た目の改善ではなく、住宅の耐久性と防水性を高めるための非常に重要な工事です。見た目を整えるだけの業者に依頼した結果、数年後に雨漏りが再発し、二度手間や追加費用が発生するというケースも実際に起きています。
信頼できる塗装業者にはいくつかの共通点があります。まず、塗装前にしっかりとした建物診断を実施し、屋根裏の野地板や下地ルーフィングの劣化状況まで確認します。ここを省略すると、いくら高品質な塗料を使っても、雨漏りリスクは解消されません。
また、必要に応じてウレタン防水、FRP防水、シーリング材の打ち替えといった防水工法を併用する提案ができるかどうかも業者選びの重要な判断基準となります。特に屋根塗装では、棟板金の釘抜けや、谷板金の腐食、軒先の雨仕舞の設計など、塗装以外の“構造的な知識”がなければ、本質的な施工はできません。
使用塗料についても、業者が「耐用年数」「遮熱性能」「弾性」「透湿性」など、具体的な数値や性能比較で説明してくれるかどうかが判断ポイントです。例えば、アクリル塗料とフッ素塗料では寿命に約10年の差が出ます。このような情報を明確に伝えてくれる業者は、技術力だけでなく誠実さの面でも信頼できます。
3-2 見積もりの取り方と注意点
外壁塗装や屋根塗装、防水工事は一件あたり数十万円から百万円を超えることもあるため、見積もりの内容をしっかり確認することが非常に重要です。鳥栖市で工事を検討する際は、最低でも2社以上から見積もりを取り、内容と価格を比較検討することをおすすめします。
ただし、単純に「金額の安さ」だけで業者を選ぶと、結果的に工事の質が低くなり、後々の修繕費が余計にかかるリスクもあります。見積書で必ず確認すべきポイントは、「工事項目の明細が具体的に記載されているかどうか」です。
例えば、「屋根塗装 一式 300,000円」とだけ記載されている場合、その中に含まれる内容が不透明で、手抜き工事が行われる可能性があります。優良業者は以下のように明細を具体的に記載します:
-
高圧洗浄:単価(㎡あたり)と施工面積
-
下地処理:クラック補修や錆止めの範囲
-
シーリング工事:打ち替えの数量と使用材料
-
塗料名・メーカー・塗布回数・耐用年数の記載
-
足場組立・解体費用と安全対策費
実際に当社で対応した鳥栖市のあるお客様は、他社からの見積もりに「防水工事 一式 30,000円」としか書かれていなかったことに不安を感じ、当社へ相談されました。当社では「ウレタン防水工事(2層仕上げ)+プライマー処理、25㎡」と明記し、施工方法・材料の説明・耐用年数の根拠を丁寧に説明。その結果、施工前の不安も解消され、「ここなら信頼できる」とお任せいただきました。
見積もりの際には、内容についての説明を求めたときに、丁寧に対応してくれるかどうかも業者の選定ポイントです。説明を嫌がったり、「うちはこの価格でやってますから」と押し切ろうとするような業者は、後のトラブルにつながる恐れがあります。
また、見積書に含まれていない作業(例:補修や防水工事)が追加費用として後から発生する可能性もあるため、**「どこまでが見積もりに含まれるか」**をしっかり確認することが重要です。
3-3 保証が重要な理由
塗装工事の効果は、施工直後にはっきりと目に見えるものではありません。むしろ本当の効果が現れるのは、3年後、5年後、10年後の状態にこそあります。だからこそ、施工完了後に何か不具合が生じた際の保証制度があるかどうかは、業者選びにおける最重要項目です。
一般的に優良な業者は、以下のような保証を提供しています:
-
施工保証(自社発行):5〜10年
-
塗料保証(メーカー発行):塗料の性能保証、最長15年
-
防水保証:ウレタン防水やシーリング打ち替えに対応した防水性能保証
また、鳥栖市内のように地域密着で運営している業者であれば、保証期間中に不具合が起きた際にもすぐに対応してくれる安心感があります。大手業者では「営業は県外、本社は福岡、市内に支店がない」といったケースもあり、対応に時間がかかる場合があります。
過去の事例では、保証書を発行してもらえなかったケースや、業者が倒産して連絡がつかなくなったという事例も少なくありません。こういったトラブルを防ぐためにも、保証内容は“書面で残す”ことが非常に大切です。
当社では、工事完了後に「写真付きの完了報告書」「保証書」をお客様に直接お渡ししています。例えば屋根塗装の場合、下地処理・塗装工程ごとに撮影した写真を時系列でまとめ、どこをどのように施工したかが明確に分かる形にしています。保証内容も「何に対して何年間保証されるか」を明記し、お客様が安心して10年、15年先まで住める住環境を守っています。
**保証とは信頼の証です。**保証の有無で業者の姿勢と施工への自信が見えると言っても過言ではありません。見積もり段階で必ず「どんな保証があるか?」を確認し、できれば文書での保証書の提出を求めましょう。
まとめ
塗装工事をしたのに雨漏りが再発してしまう…そんなトラブルは決して珍しくありません。原因の多くは、「見た目だけを整える表面的な塗装」に終始し、防水性の確保や下地の補修が不十分だったケースにあります。
鳥栖市で屋根塗装や外壁塗装を検討する際には、次の3つのポイントを意識することが、雨漏り対策には欠かせません。
-
構造や防水処理まで理解している信頼できる業者を選ぶこと
-
見積もりは複数社から取り、内容が明確かどうかを比較すること
-
施工後の保証やアフターサポートが充実していること
雨漏りのリスクは、施工後すぐに出るとは限らず、数年後に突然発生することもあります。だからこそ、見えない部分まで誠実に施工してくれる業者選びが重要です。
鳥栖市で屋根塗装・外壁塗装をお考えの方は、「雨漏りしない家づくり」を一緒に実現してくれる業者に相談してみましょう。後悔しないためにも、構造・材料・保証の3本柱をしっかり確認することが、安心・安全な住まいを守る第一歩です。
戸建て住宅の塗装をご検討中の方は、ぜひこの記事を参考にして、信頼できる業者選びを進めてください。
塗るばいでは、鳥栖市でお客様にピッタリの塗装プランを提案しています。鳥栖の外壁塗装、屋根塗装、防水工事は塗るばいにお任せください!!
私が担当しました!

営業
江川 拓Egawa Taku
お客様お一人お一人に安心できる塗装工事をご提供できるように、努力してまいります。
どんなご要望にも誠心誠意お応えします。お気軽にご相談ください。
所有資格
- 外壁診断士
- 外壁アドバイザー
- カラーコーディネーター
- 有機溶剤作業主任者