雨樋や屋根のケレン作業と養生/三養基郡上峰町H様邸 11月5日
2023.01.27
目次
はじめに
こんにちは。
「塗るばい」でお馴染みの佐賀県佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」です。
本日は、三養基郡上峰町H様邸11月5日の施工の様子を紹介していきます。
今回は、雨樋など板金部のケレンと養生作業を行いました。
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ケレンと養生は、外壁塗装やコーキング作業において非常に重要な準備工程で、仕上がりの品質を大きく左右します。それぞれの必要性について詳しく解説します。
1. ケレン(下地処理)の必要性
ケレンとは、塗装やコーキング作業を行う前に、表面を清掃したり、下地を整える作業を指します。主に、以下のような処理が含まれます。
ケレンの目的・必要性:
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表面の汚れや錆の除去:
- 塗装面に汚れや古い塗膜、錆が残っていると、新しい塗料やコーキング剤がしっかりと密着しません。これにより塗装の耐久性や美観が損なわれます。ケレンでこれらの汚れを取り除くことで、新しい塗装やコーキング剤が長持ちするようになります。
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表面を平滑に整える:
- コーキング作業や塗装作業の前に、表面が凸凹している場合、ケレンで平滑に整えることが重要です。平らな面でないと、仕上がりが不均一になり、塗膜が剥がれやすくなります。
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密着性の向上:
- 塗装やコーキング剤がしっかりと密着するためには、下地が清潔で粗さがあることが求められます。ケレンによって微細な傷をつけることで、新しい塗料やコーキング剤が下地に密着しやすくなります。
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長期的な耐久性の確保:
- ケレン作業を怠ると、塗膜やコーキング剤が早期に劣化する原因となります。特に外壁塗装では、下地の状態が塗装の耐久性に大きな影響を与えるため、ケレン作業は非常に重要です。
2. 養生の必要性
養生とは、塗装作業やコーキング作業中に、周囲の不要な部分を保護するための作業です。特に、塗装が付いてはいけない場所や、細かい部分を保護するために行います。
養生の目的・必要性:
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塗料の飛散防止:
- 塗装中に塗料が飛び散ったり、こぼれたりすることがあります。養生を行うことで、周囲の窓、床、庭、隣接する部分に塗料が付着するのを防ぎ、後の掃除や修復作業の手間を減らすことができます。
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不要な部分の保護:
- 塗装作業中に、サッシや窓枠、ドア、手すりなどに塗料が付かないように養生を行います。これにより、仕上がりが美しく、周囲の設備が汚れません。
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仕上がりの品質確保:
- 養生によって塗料が周囲にこぼれたり、付着したりしないため、塗装やコーキングの仕上がりがきれいになります。特に、境界線部分がきれいに仕上がるため、プロフェッショナルな仕上がりが実現します。
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安全性の確保:
- 養生は作業中の安全性にも寄与します。例えば、滑りやすい床に塗料が飛び散ると事故の原因になりますが、養生を行うことでそのリスクを減らすことができます。
3. ケレン・養生をしっかり行うことのメリット
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長持ちする塗装やコーキング:
- ケレンと養生をしっかりと行うことで、塗装やコーキングが長持ちし、劣化や剥がれを防ぐことができます。
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見栄えの向上:
- きれいな仕上がりが実現し、塗装面が均一で美しく仕上がります。
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作業効率の向上:
- ケレン作業での下地処理が適切に行われ、養生で周囲を保護することで、作業がスムーズに進みます。手間や時間の節約につながります。
ケレンと養生は、塗装やコーキング作業の仕上がりや耐久性に直接影響を与えるため、決して省略できない重要な工程です。
雨樋のケレン作業
雨樋や板金部のケレンを行っています。
ケレンは古い塗膜を取り除くことと塗料が密着し剥がれにくくするために必要な作業です。
また、あえて凹凸をつけることで塗布面積を大きくすることもケレンの目的の一つです。
養生
こちらは養生作業になります。
塗装をしない部分や塗料が付着したらいけない場所を養生し、塗料の付着を防ぎます。
この作業が塗装の良し悪しを決めると言われるくらい大切な作業です。
養生には、マスキングテープと養生シートを一つにしたマスカーと呼ばれる専用の道具を使います。
今回の作業はこれで終わりです。
外壁や屋根、その他の付帯部の劣化が気になっている方…
外壁の劣化
劣化の原因
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紫外線(UV)や風雨による影響:
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外壁は常に太陽光や風雨にさらされています。紫外線によって塗装が色あせ、雨や風によって汚れや湿気が蓄積することで劣化します。
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チョーキング現象:
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塗膜の劣化が進行すると、外壁表面が粉っぽくなる「チョーキング現象」が発生します。これにより、外壁の防水機能が低下し、さらに水分が浸入しやすくなります。
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ひび割れや膨れ:
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外壁材の膨張や収縮が原因でひび割れが発生し、そこから水分が侵入することで、内部の構造にダメージを与えます。特に、湿気や水分が浸透すると、カビや腐食の原因になります。
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対策
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定期的な塗装の再塗り:
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外壁の塗装が劣化している場合は、再塗装を行い、保護膜を再度作ります。塗料は、防水性やUVカット機能があるものを選ぶと効果的です。
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ひび割れの補修:
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ひび割れや欠けが見つかった場合は、早期に補修を行い、水分の侵入を防ぎます。
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屋根の劣化
劣化の原因
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紫外線や風雨の影響:
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屋根も外壁と同じように、常に紫外線や風雨にさらされています。これにより、屋根材が劣化し、割れや変形が生じます。
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苔や藻の発生:
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屋根の表面に苔や藻が生えると、湿気が溜まり、屋根材が腐食しやすくなります。また、苔が水分を吸収することで屋根材の劣化を加速させます。
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瓦のずれや割れ:
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瓦屋根の場合、風や地震などの影響で瓦がずれたり、割れたりすることがあります。これにより、雨漏りの原因となります。
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対策
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屋根の定期的な点検:
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屋根は特に劣化が進行しやすい部分なので、定期的な点検が必要です。瓦のずれや割れを発見したらすぐに修理を行い、雨漏りを防ぎます。
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苔や藻の除去:
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屋根の苔や藻を除去するためには、専用の洗浄剤を使用して清掃します。苔が再発生しないように防止処理を行うと効果的です。
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屋根塗装:
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屋根塗装は、屋根の耐久性を延ばし、紫外線や風雨から守るために重要です。適切なタイミングで再塗装を行い、屋根の防水性能を維持します。付帯部(窓枠、軒天、雨樋など)の劣化
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劣化の原因
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窓枠の劣化:
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窓枠やサッシ周りは、風雨や紫外線に長時間さらされることで、塗装の劣化や腐食が進行します。これにより、隙間ができ、断熱性が低下します。
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軒天の劣化:
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軒天は屋根の下部で、雨水や湿気にさらされやすい部分です。湿気が溜まることで、腐食やカビが発生することがあります。
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雨樋の詰まり:
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雨樋は、屋根からの雨水を排水する重要な役割を果たしていますが、葉っぱやゴミが詰まると排水がうまくいかず、雨水が溢れたり、軒下にダメージを与えたりします。
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対策
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窓枠の塗装・補修:
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窓枠やサッシの塗装が劣化した場合は、再塗装を行い、防水性能を回復させます。また、隙間が生じている場合はシーリング材で補修します。
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軒天の点検と修理:
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軒天が劣化している場合は、腐食やカビの除去後、塗装や交換を行います。
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雨樋の清掃と点検:
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定期的に雨樋の清掃を行い、詰まりを防ぎます。また、雨樋が破損している場合は早期に修理します。
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劣化を防ぐための総合的なアプローチ
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定期的な点検:
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外壁や屋根、付帯部を定期的に点検し、早期の劣化を発見することが重要です。
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適切なメンテナンス:
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劣化が進行する前に、必要なメンテナンスを行い、家の寿命を延ばします。
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プロによるチェックと修理:
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自分では気づかない部分の劣化もありますので、専門家に依頼して定期的なチェックを受けることをお勧めします。
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これらの部分が劣化すると、早期に修理を行わないと大きな修繕が必要になるため、早期発見と適切なメンテナンスが大切です。
診断・お見積もりはサニー建設商事へ
今回は、三養基郡上峰町H様邸の施工の様子を紹介しました。
弊社では、無料外壁診断を行っております。
外壁や屋根、その他の付帯部の劣化が気になっている方は、
ぜひお問い合わせください。
以上、佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」でした。
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営業
生嶋 大貴Shojima Daiki
お客様のニーズをしっかりとお聞きし、最適な提案をさせていただきます。
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所有資格
- 外壁診断士
- 外壁アドバイザー
- 石綿作業主任者
- 有機溶剤作業主任者