コスモマイルドシリコンⅡで窯業サイディング外壁の上塗りの後、軒下天井の2回目塗装/小城市小城町M様邸 11月28日
2023.01.25
目次
はじめに
こんにちは。
「塗るばい」でお馴染みの佐賀県佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」です。
本日は、小城市小城町M様邸の11月28日の施工の様子を紹介していきます。
今回は、コスモマイルドシリコンⅡで窯業サイディング外壁の上塗りの後、軒下天井の2回目塗装を行いました。
弊社の無料外壁診断について知りたい方はこちらの記事をクリック!
https://saniken.com/diagnosis/
窯業サイディング外壁の上塗り
まずは、窯業サイディング外壁の上塗りを行います。
下の写真のように、ローラーを使って丁寧に塗装していきます。
外壁の塗装には、幅の広いローラーを使って効率よく塗装します。
中塗りと同じ塗料を使うため、一般の方には塗った場所と塗っていない場所の違いが分かりづらくなっていますが、職人にはその場所のちがいがハッキリと分かるため、ご安心ください。
窯業サイディング外壁の上塗りの使用塗料:コスモマイルドシリコンⅡ
今回の窯業サイディング外壁の上塗りに使用した塗料は、日本ペイントの「コスモマイルドシリコンⅡ」です。
系統:ターペン可溶アクリルシリコン樹脂系塗料
コスモマイルドシリコンⅡの系統は、ターペン可溶アクリルシリコン樹脂系塗料に分けられます。
ここではターペン可溶アクリルシリコン樹脂系塗料について、「ターペン」「ターペン可溶(形)」「アクリルシリコン樹脂(系)塗料」に分けて説明します。
まず「ターペン」についてです。
ターペンとは簡単に言えば、塗料用シンナーのことです。
ターペン、ミネラルスピリット、塗料用シンナーは同じ意味になります。
ターペンとは詳しく言うと、灯油に近い成分である石油炭化水素により組成されたシンナーのことです。
さらに詳しく言うと、原油を蒸留して得られる脂肪族炭化水素系の混合溶剤になります。
次に「ターペン可溶(形)」についてです。
ターペン可溶形とは言い換えれば、水性系塗料と強溶剤系塗料の中間に位置する塗料になります。
そもそも塗料は、水性系・弱溶剤系・強溶剤系の3つに分けられます。
水性系は、塗料の希釈材として水を使用する塗料で、塗装時にシンナー臭を発することがない、体に優しい塗料になります。
ただし、近年ではメーカーの開発が進んだことで性能が向上したため、築年数が10〜20年程度の建物には水性系の塗料が使われることも増えてきました。
強溶剤系は、塗料の希釈材としてシンナーを使用する塗料で、塗装時に刺激臭を伴う塗料になります。
塗装時の匂いはキツくなりますが、その分塗料の保ちは良くなります。
強溶剤系の塗料は、橋梁やタワーなどの、長期にわたって再塗装が困難な建築物に使われることが多いです。
そしてこのターペン可溶形の塗料、つまり弱溶剤系の塗料は、上で説明した水性系と強溶剤系の中間に位置する塗料です。
ターペン可溶という意味は、「塗料をシンナーで希釈する」事です。
水性塗料よりも耐久性を伸ばしつつ、強溶剤系に特有のシンナー臭を抑えた、両方の良いところを持ち合わせた塗料になります。
ターペン可溶形の塗料は、断熱塗料以外の塗料のうち、紫外線の影響を受けやすい塗料で屋根を塗装する場合や、鉄部などの錆びやすい部位の塗装をする場合に用いられます。
【関連記事】
https://saniken.com/column/what-is-cosmo-mild-silicon-ii/
軒下天井の2回目塗装
次に、軒下天井の2回目塗装を行います。
下の写真のように、丁寧に塗っていきます。
今回の作業はこれで終わりです。
診断・お見積もりはサニー建設商事へ
今回は、小城市小城町M様邸の施工の様子を紹介しました。
弊社では、無料外壁診断を行っております。
外壁や屋根、その他の付帯部の劣化が気になっている方は、ぜひお問い合わせください。
以上、佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」でした。