ひび割れ、ブリード現象が起こったコーキングを撤去して、養生、プライマーを塗布/佐賀市東与賀町F様邸 10月24日その①
2023.01.08
目次
はじめに
こんにちは。
「塗るばい」でお馴染みの佐賀県佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」です。
本日は、佐賀市東与賀町F様邸の10月24日その①の施工の様子を紹介していきます。
今回は、ひび割れ、ブリード現象が起こったコーキングを撤去して、養生、プライマーを塗布を行いました。
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コーキングのひび割れ
下の写真を見ると、コーキングがひび割れているのがわかります。
これは、コーキングが劣化して硬化し、衝撃に追従できなくなったことが原因です。
このような劣化に対しては、古いコーキングを撤去して新しいコーキングを充填する打ち替えで対処可能です。
コーキングの黒ずみ(ブリード現象)
下の写真を見ると、コーキングが黒ずんでいるのがわかります。
これは、ブリード現象と呼ばれるものです。
ブリード現象の原因は、コーキングと塗料の相性が悪いことによって、コーキングの弾力性の元となる成分(可塑剤)が表面に出てきて、そこに汚れが付着することによるものです。
コーキングをカッターで撤去
まずは、コーキングをカッターで撤去していきます。
下の写真のように、外壁材とコーキングとの間に切れ目を入れていきます。
外壁に傷がつかないように、慎重に行う必要があります。
コーキングの養生
次に、コーキングの養生を行います。
下の写真のように、マスキングテープをコーキング剤と外壁材の境界の部分に貼っていきます。
こうすることで、新しく充填するコーキングが外壁部分に付着しないようにします。
コーキングのプライマー塗布
次に、コーキングのプライマーを塗布していきます。
下の写真のように、刷毛を使ってプライマーを塗布していきます。
お家全体のうち、コーキングはかなりの量があります。
お家によっては、100m以上あるところもよくあります。
そのため、1日では終わらないことも多いです。
このように、隅々まで丁寧に塗っていきます。
機能性によるプライマーの分類
水性プライマー
外壁のひび割れや苔カビなどの劣化症状が少なければ、水性タイプのプライマーを使用します。
サイディングやモルタルのほか、トタンや鋼板などにも使用可能で用途が広く、臭いが少ない・水性なので環境にも優しいのが特徴です。
注意点として、乾燥時間が少し長いため、油性のプライマ^に比べて塗装にかかる期間が長くなります。
水性のプライマーの上から油性の塗料を塗っても問題ありません。
浸透性プライマー
浸透性プライマーとは、先ほどの水性プライマーと違って油性タイプのプライマーです。
水性タイプよりもさらに浸透しやすいため、コンクリートなどの素材を塗装するときによく使用されます。
雨や凍結によって劣化している表面に浸透させて、耐久性を高める効果が期待できます。
乾燥時間も短いため、作業効率や塗装機関も水性プライマーに比べて短いです。
ただし、臭いがきついことや、産業廃棄物になるため、環境への負荷が懸念されています。
防錆プライマー
金属や鉄部に塗装するときに使われるのが、防錆プライマーです。
防錆効果が入っているため、上塗りとの密着度を保ちつつ、錆も防いでくれます。
サビの発生を抑えられれば、次の塗装の時に錆びた部分を削る(ケレン)工程が少なく済むため、メンテナンスコストの削減にもつながります。
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今回の作業はこれで終わりです。
診断・お見積もりはサニー建設商事へ
今回は、佐賀市東与賀町F様邸の施工の様子を紹介しました。
弊社では、無料外壁診断を行っております。
外壁や屋根、その他の付帯部の劣化が気になっている方は、ぜひお問い合わせください。
以上、佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」でした。