チョーキングが起こったサイディング外壁、スレート屋根、塀、ベランダ床の高圧洗浄/佐賀市東与賀町F様邸 10月20日
2023.01.08
目次
はじめに
こんにちは。
「塗るばい」でお馴染みの佐賀県佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」です。
本日は、佐賀市東与賀町F様邸の10月20日の施工の様子を紹介していきます。
今回は、高圧洗浄を行い、旧塗膜や古いコケ・汚れを落とす作業を行いました。
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サイディング外壁のチョーキング
下の写真を見ると、外壁のチョーキング現象が見られます。
チョーキング現象は、塗料が劣化したことにより粉状になることが原因であり、凡そ5~10年ほど経ってから発生します。
チョーキング現象を放置してしまうと、外壁に水分が溜まっていってしまい、苔・カビの劣化につながってしまいます。
チョーキング現象の仕組み
塗料と一言で言っても、その成分は大まかに「顔料」(着色する)、「樹脂」(外壁および顔料を膜によって保護する)、「添加剤」(機能性を高め塗りやすくする)の3つで構成されています。
また、樹脂の種類にはウレタン、シリコン、フッ素など様々な種類があり、この樹脂の耐久性次第で塗装の寿命が決まります。
この塗料にシンナーや水などを加えてから、実際に塗るのが基本的な作業になります。
成分である顔料は、もともと粉
顔料は絵の具みたいなペーストのものではなく、もともと粉状になっていて、そこに水分を加えます。そこに樹脂や添加剤を加えることで外壁塗装に使う塗料となります。
この塗料は外壁などに塗布することで塗膜を貼り、塗った面を保護します。しかし、紫外線や雨風などに晒され続けていくことで塗料は徐々に劣化していき、だいたい10年を経過するあたりから膜が機能しなくなり、中の乾燥した塗料が表面に現れ、触ると手につく現象が起こるのです。
ウレタンなどよりも、フッ素樹脂を使った塗料の方が紫外線などに強いので、結果的に表面の膜が分解されるまでの期間が長く、結果として寿命の長い塗料ということになります。
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スレート屋根の高圧洗浄
次に、スレート屋根の高圧洗浄を行います。
スレート屋根の高圧洗浄も、上記の部位と同じように行います。
洗浄を行った後は、しっかりと時間を空けて乾燥を行うことが大切です。
塀の高圧洗浄
まずは塀の高圧洗浄をおこないます。
下の写真のような、専用の高圧洗浄機を用いて塀をきれいにしています。
サイディング外壁の高圧洗浄
次にサイディング外壁の高圧洗浄を行います。
塀の高圧洗浄と同じように、高圧洗浄機を用いてきれいにしていきます。
出力の調整をあやまって強めにしてしまうと、外壁材が痛んでしまうので、素人の方が高圧洗浄を行うのはあまりお勧めできません。
外壁の汚れをDIYで落とす際は、スポンジなどで優しく擦る程度にしておくことをお勧めします。
ベランダ床の高圧洗浄
次にベランダ床の高圧洗浄を行います。
下の写真のようにきれいにしていきます。
高圧洗浄機で旧塗膜や汚れをしっかり落とさないと、新しく塗った塗料がうまくつかないため、この作業はとても大切です。
今回の作業はこれにて終了です。
診断・お見積もりはサニー建設商事へ
今回は、佐賀市東与賀町F様邸の施工の様子を紹介しました。
弊社では、無料外壁診断を行っております。
外壁や屋根、その他の付帯部の劣化が気になっている方は、ぜひお問い合わせください。
以上、佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」でした。