破断により劣化したコーキングを撤去してオートンイクシードで充填/佐賀市本庄町袋E様邸 9月10日
2022.10.31
目次
はじめに
こんにちは。
「塗るばい」でお馴染みの佐賀県佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」です。
本日は、佐賀市庄町袋E様邸の9月10日の施工の様子を紹介していきます。
今回は、破断により劣化したコーキングを撤去してオートンイクシードで充填を行いました。
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コーキングの破断
下の写真を見ると、コーキングの破断が見られます。
風雨や紫外線、温度差などの影響により、コーキングが弾力を失うことでひび割れや硬化などの劣化が見られます。
コーキングの破断を放置すると、内部に雨水が染み込み、下地の著しい劣化に繋がる可能性があります。
そのため、既存コーキングを取り除き、新しいコーキングに打ち換えて解消致します。
カッターでコーキングの撤去
まずは、カッターでコーキングの撤去を行います。
下の写真のように、古いコーキング材をカッターで撤去していきます。
外壁を傷つけないように、丁寧に撤去していきます。
コーキングのプライマー塗布
次に、コーキングのプライマーを塗布していきます。
下の写真のように、プライマーと呼ばれる塗料を塗布していきます。
コーキングの充填
次に、コーキングの充填を行いました。
表面だけでなく、下地部分にまで届くように、しっかり充填します。
コーキングの均し
最後に、コーキングを鳴らしていきます。
充填してから、コーキングが固まる前に素早く均す必要があります。
コーキングに使用したプライマー:OP-2019
今回のコーキングに使用したプライマーは、下の写真上側のOP-2019です。
高性能ウレタン系プライマーで、オートンイクシード用のプライマーになります。
充填に使用したコーキング材:オートンイクシード
今回のコーキングの充填に使用したコーキング材は、オート化学工業のオートンイクシードです。
オートンイクシードの概要
オートンイクシードの概要は下の表のようになっています。
容器 | 320mlカートリッジ10本/箱 6Lペール×2缶/箱 |
塗装 | ◎ ノンブリード |
耐候性 | ◎ |
耐久性 | ◎ |
主な用途 | 窯業系サイディングの外装目地、PCaパネルおよびRC目地、タイルおよび石目地など |
オートンイクシードは、新たに開発された特殊高耐久ポリマー「LSポリマー」を配合することで、これまでにない耐久性と耐候性を実現した「超寿命シーリング材」です。
新築・リフォームを問わず幅広い用途で使用することができ、長期にわたり建物を雨水の侵入から守ることができます。
また、※ノンブリードタイプで、コーキングの上から塗装をすることができます。
※ノンブリードタイプ・・・コーキングの上から塗装が可能なコーキング材。ノンブリードタイプでないコーキングの上から塗装をすると、可塑剤(かそざい:コーキングのゴム状の性質の元となる成分)が表面に出てきて化学反応を起こすことで、黒く変色してしまい、コーキングの機能を果たさなくなってしまいます。
オートンイクシードは何系?
オートンイクシードは、1成分形ポリウレタン系に分類されます。
そもそも、コーキング(シーリング)材は種類によって、化学反応を起こして固まるタイプや、乾燥して固まるタイプなど、硬化してゴム状になるまでの過程によっていくつか種類が分かれます。
その中でもオートンイクシードは、1成分形ポリウレタン系に分類されます。
どのような特徴を持っているのでしょうか。
まずは、1成分形についてです。
1成分形は、空気に触れると自然と固まっていくもので、そのまま充填できるタイプのコーキング材(湿気硬化型)が主流です。
そのため、固めるための添加剤を加える必要がありません。
1本ずつカートリッジタイプで販売されているため、一般の方でも使いやすいことが特徴です。
小面積の補修に対して使われることが多く、料金は2液型よりも少し高くなります。
次に、ポリウレタン系についてです。
ポリウレタン系は、塗装性に優れているという特長を持っています。
ただし、紫外線による耐候性がよくないため、屋外で使用する場合は上から塗装をすることが前提となります。
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今回の作業はこれにて終了です。
診断・お見積もりはサニー建設商事へ
今回は、佐賀市本庄町袋E様邸の施工の様子を紹介しました。
弊社では、無料外壁診断を行っております。
外壁や屋根、その他の付帯部の劣化が気になっている方は、ぜひお問い合わせください。
以上、佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」でした。