窯業系サイディングの中塗り・上塗り、軒下天井の1回目・2回目の塗装/佐賀市田代K様邸 屋根・外壁・付帯部塗装 8月5日
2022.09.30
Contents
はじめに
こんにちは。
「塗るばい」でお馴染みの佐賀県佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」です。
本日は、佐賀市田代K様邸の8月5日の施工の様子を紹介していきます。
今回は、窯業系サイディングの中塗り・上塗り、軒下天井の1回目・2回目の塗装を行いました。
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窯業サイディング外壁の中塗り
まずは、窯業系サイディング外壁の中塗りを行います。
このように、ローラーを使って綺麗に塗装していきます。
窯業サイディング外壁の上塗り
次に、窯業系サイディング外壁の上塗りを行います。
中塗りと上塗りは同じ塗料を使います。
窯業系サイディングのメリット・デメリット
メリット①:色やデザインのバリエーションが多い
窯業系サイディングの1番のメリットは、色や柄のバリエーションが多く、デザインの自由度が高いことが挙げられます。
木目調やストーン調、ボーダー柄、タイル柄、レンガ調など、色や柄のバリエーションが多いことで、家をきれいに見せたい方や落ち着いた感じが良い方、珍しい模様が良い方など、さまざまなお客様の要望に応えることができます。
また、和風や洋風、モダンなど様々なテイストで選ぶことができるため、人気の外壁材となっています。
これらの理由から、日本で使われているサイディングボードの7割近くのシェア率を占めています。
メリット②:コスパがいい(初期費用が安く済む)
2つ目のメリットとして、他の外壁材と比べて安価で工期が短いことから、初期費用が安くで済むこと、コスパが良いことが挙げられます。
平均的な30坪の住宅の場合、150万円〜250万円でリフォームを行うことが可能です。
コスパが良い理由として、サイディングボードが工場で大量生産されていること、施工が簡単であること、人件費が抑えられることが挙げられます。
メリット③:耐火性に優れている
メリットの3つ目は、耐火性に優れていることです。
その耐火性の強さから、防火外壁材と呼ばれるほどで、国土交通大臣認定の不燃材料になっています。
住宅が火に対してどの程度強いかを示す「耐火等級」で、3等級(45分耐火)から4等級(60分耐火)に対応しています。
メリット④:施工期間が短く済む
4つ目のメリットは、施工期間が短く済むことです。
上でも簡単に述べましたが、サイディングボードはメーカーで生産され、それを外壁の大きさにカットして貼り付けていく施工方法です。
そのため、モルタル壁などの手作業で塗っていく壁と比べて、職人の技術力に左右されず、施工期間が短く済みます。
天気によっても左右しますが、張り替え工事なら約10日〜18日、カバー工法なら1週間〜2週間で完成します。
張り替え工事とは既存の外壁材を撤去して新しい外壁材を貼り付ける工事のことで、
カバー工法とは既存の外壁材の上から新しい外壁材を貼り付ける工法のことです。
ただし、窯業系サイディングは他の外壁材に比べて重く、建物に負担をかけてしまうため、カバー工法はあまりオススメしません。
予算の関係などでどうしてもカバー工法にしたい場合は、重量の軽い金属系サイディングを使用するのが一般的です。
デメリット①:メンテナンスの頻度が多い
デメリットの一つ目は、こまめなメンテナンスや塗装が必要である点です。
先ほど、導入コストが安いことをメリットとして説明しましたが、その分メンテナンス周期は短く、およそ10年〜15年に1度の塗り替えを行う必要があります。
劣化を放置したままにしていくとクラック(ひび割れ)や塗膜の剥がれ、さらには雨漏りなどにつながる危険性があります。
また、外壁とは別に外壁と外壁の間の目地であるコーキング(シーリング)も5年から10年前後の頻度で新しく充填する必要があります。
このように、初期費用が安い分維持費用がかかってしまうことがデメリットとして挙げられます。
近年では、超高耐候塗料を塗布することでメンテナンスの頻度を少なく抑えられる窯業系サイディングボードが製造されていたり、シーリングを用いないシーリングレス加工を行なった製品が販売されていたりしています。
そのため、これらのデメリットが気になる方は、少し費用は高くなりますが、これらのデメリットに対策を施した製品を選ぶことをオススメします。
デメリット②:熱を蓄積しやすい
2つ目のデメリットは、窯業系サイディングボードは熱を蓄積しやすいことです。
窯業系サイディングの原料であるセメントは熱を吸収しやすい性質を有しているため、室温が高くなりやすくなります。
特に夏場などであれば、 外壁が熱を有すると室内の気温まで上がってしまう事から、エアコンの使用頻度が増えて電気代が高くなる可能性もあります。
そのため、窯業系サイディングボードにしたい方は、遮熱効果や断熱効果の機能を持つ塗料を塗装することをオススメします。
デメリット③:吸水性が高い
3つ目のデメリットは、吸水性が高いことです。
そのため、塗料の選定を慎重にしないと水が内部に侵入しやすくなってしまい、変形やひび割れを引き起こす危険性があります。
また、時間が経つにつれ表面の塗装も劣化するため、10年くらいに1度の定期的なメンテナンスが必要となります。
デメリット④:素材自体に防水性がない
4つ目のデメリットは、外壁材自体に防水性がないことです。
窯業系サイディングはセメントに木質の繊維質を混ぜてできていますが、セメントには基本的に防水機能がありません。
そのため、塗装をすることで防水機能をカバーしています。
窯業系サイディングに限った話ではありませんが、塗膜が劣化して防水機能が低下してしまうと雨漏りの原因になります。
そのため、劣化の程度が軽いうちに塗装を行う必要があります。
こまめにチェックしておくようにしましょう。
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軒下の塗装
最後に、軒下の付帯部の塗装を行います。
診断・お見積もりはサニー建設商事へ
今回は、佐賀市田代K様邸の施工の様子を紹介しました。
弊社では、無料外壁診断を行っております。
外壁や屋根、その他の付帯部の劣化が気になっている方は、ぜひお問い合わせください。
以上、佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」でした。