ベランダ手すりをケレン後、外壁・屋根の中塗り、軒下天井の塗装【施工日記】佐賀市本庄町U様邸 3月28日
2022.05.26
はじめに
こんにちは。
佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」です。
本日は、佐賀市本庄町U様邸の3月28日の施工の様子を紹介していきます。
今回は、ベランダ手すりをケレン後、外壁・屋根の中塗り、軒下天井の塗装を行いました。
施工の様子
まずは、ベランダ手すりの下地処理(ケレン)を行います。
ケレンを行うことで、古い塗膜や汚れを落としたり、あえて傷をつけることで塗膜との密着力を高めることができます。
ケレンの役割
- 塗布面の調整
サビや汚れ、旧塗膜を取り除き、塗布面に直接塗料が塗れるようにするという役割があります。
これを行わなかった場合、塗料の間に異物が挟まってしまいますのでせっかくいい塗料を塗っても剥がれやすくなってしまいます。
ホコリだらけのところにセロハンテープを貼ろうとしてもすぐに剥げてしまうのと同じです。
ホコリを拭き取ってセロハンテープを貼ればしっかりと貼れますよね?
それと同じで塗料を塗る前にも塗布面の調整が必要となるのです。
- 塗布面に凹凸をつける
塗布面に凹凸をつけるということに疑問を抱いた方は多いかも知れません。
凹凸があることで塗料の付着性が向上するのです。
なぜ付着性が向上するかというと、凹凸があることで塗料が面する表面積が広くなり、剥がれにくくなるのです。
専門用語を用いると、凹凸に塗料を入り込ませて剥がれにくくすることを投錨効果(アンカー効果)と言います。
このアンカー効果により、塗料の持ちを長くすることができるのです。
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次に、外壁の中塗りを行います。
上塗りと同じ塗料を使い、塗膜の厚みを作ります。
次に、上塗りを行います。
次に、軒下天井の塗装を行います。
軒下天井は、基本的に2回塗りを行います。
最後に、スレート屋根の中塗りを行います。
スレート屋根にアスベストはあるのか
アスベストとは、数々の疾病(しっぺい)の原因となる物質のことです。
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このアスベストについては、2006年(平成18年)に、健康被害が懸念されることから、重量の0.1%を超えて石綿を含んでいる物の使用や製造、提供などの行為はすべて禁止となりました。
そのため、2006年(平成18年)以前に建てられた家には、石綿(アスベスト)が使われている可能性があります。
もしアスベストを含む屋根材だった場合でも、大きな心配は必要ありません。
屋根の葺き替え(ふきかえ)以外のメンテナンスであれば、特別な対処は必要ありません。
ただし、葺き替えを行う場合は、25万円〜40万円の撤去費を追加で払って行うか、カバー工法を行うかのどちらかが必要になります。
今回の作業はこれにて終了です。
診断・お見積もりはサニー建設商事へ
今回は、佐賀市本庄町U様邸のベランダ手すりをケレン後、外壁・屋根の中塗り、軒下天井の塗装の様子を紹介しました。
弊社では、無料外壁診断を行っております。
外壁や屋根、その他の付帯部の劣化が気になっている方は、ぜひお問い合わせください。
以上、佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」でした。