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外壁の雨だれの原因や予防法、汚れを自分で落とす方法などについて解説!

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こんにちは、佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」の江川です。

今回は、雨だれについての内容です。

ご自身のお家に、上の写真のような汚れを見たことがあるという方は少なくないはずです。

この汚れは、「雨だれ」と呼ばれるもので、外壁の経年劣化によって生じるものです。

雨だれがあると、外壁の美観が損なわれてしまいます。

 

今回はこの雨だれについて、

外壁の雨だれの原因って何?

外壁の雨だれを予防するには?

外壁の雨だれが目立たない外壁の色は何色?

外壁の雨だれの汚れを自分で落とす方法は?

こういった質問にお答えしていきます。

 

お家の雨だれが気になっている方、雨だれをできるだけ防ぎたい方などはこの記事をご覧ください。

それでは参ります。

 

外壁の雨だれの原因

外壁の雨だれの原因は、経年劣化により外壁の撥水性(はっすいせい:水を弾く性質)が低下し、付着したホコリや排気ガス等が洗い流されて跡ができたり汚れとして残ったりしてしまうことです。

外壁には、新築当時や塗装を施した後は撥水性(はっすいせい:水を弾く性質)があります。

そのため、雨水を弾くことになり、雨水に含まれる埃や泥なども弾かれることになります。

しかし、経年劣化により外壁の撥水性が低下し、雨水が弾かれにくくなることから、雨水に含まれる埃や泥などが付着してしまうことになるのです。

また、泥や埃のほかにも、車の排気ガスや砂、土など、さまざまなものが雨だれの原因となります。

 

雨だれが発生しやすい場所

ここまで、雨だれは、外壁の撥水性(はっすいせい:水を弾く性質)が低下した結果として、雨水に含まれる埃や泥などが跡として残ったものであることを説明してきました。

 

雨だれが発生しやすい場所は、大きく2つあります。

 

一つ目は、窓サッシ周りです。

窓のサッシには埃や汚れが溜まりやすく、その溜まった汚れが雨水とともに外壁に流れることで、雨だれとして残ってしまいます。

 

二つ目は、ベランダやバルコニーの手すり周りです。

出典:https://osoujihonpo-arae.com/works/ba_other/how-to-beranda-amadare-cleaning.html

これも一つ目の窓サッシ周りと同様に、ベランダやバルコニーの手すりには、汚れが溜まりやすいです。

これが外壁を伝うことで汚れとして残ってしまうのです。

 

外壁の雨だれを予防するには

外壁の雨だれには、いくつか予防策があります。

1.窓サッシ周りに水切りを設置する
2.低汚染塗料で塗装する
3.汚れの目立ちにくい色で塗装する

以下、それぞれについて説明していきます。

窓サッシに水切りを設置する

出典:https://fujiikengyo.jp/blog/20200513.html

先ほど、窓サッシ周りに雨だれが発生しやすいことを説明しましたが、これは、窓枠の角部分に「水切り(水受け)」を設置することである程度改善することができます。

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上の画像を見てもらえれば分かる通り、窓枠に水切りがあることで雨水が外壁を伝うことなく落ちていくため、雨だれが発生しにくくなります。

窓枠の水切りは新築時でなくても後付けで設置することも可能です。

設置する際は、自分ですると十分な効果が得られない可能性があるため、外装リフォーム業者などに依頼するようにしましょう。

 

低汚染塗料で塗装する

先ほど、窓サッシ周りには汚れが付着しやすいと説明しましたが、モルタル壁などの凸凹の多い外壁材においては、窓サッシ周りだけでなく外壁全体が汚れやすくなります。

モルタル壁などのお家にお住まいの方や、窓サッシ周りなどの汚れやすい場所だけではなくお家の外壁全体の雨だれを予防したいという方には、低汚染塗料がおすすめです。

塗膜表面の親水性(外壁の表面に水が薄く広がりやすい)を高めることで、油性が多い外壁に汚れが付着しづらく、雨で流されやすくなります。

雨だれだけでなく苔やカビ、藻などといった汚れが外壁に付着しにくくなり、お家の美観を長い期間保つことができます。

費用は、塗料のグレードによって多少変わりますが、およそ80万円〜150万円ほどかかります。

 

さらに、光触媒塗料と呼ばれる、「セルフクリーニング機能」や「光触媒」などの効果をもつ塗料を選ぶと、自然の力で汚れを落としてくれます。

 

雨だれが目立ちにくい色で塗装する

これは根本的な解決にはなりませんが、雨だれの目立ちにくい色で塗装をするのも一つの手です。

これまでの説明で雨だれは防げても、苔やカビ、藻などの発生は完全には防げない場合があります。

なぜなら、苔やカビなどは雨水だけでなく、近くに田んぼや川などがある湿気の多い環境でも発生しやすいためです。

 

これらの汚れは期間が経つにつれてどうしても発生してしまうものです。

そこで、雨だれなどの汚れが目立ちにくい色で塗装をすることで、美観を大きく損ねないようにすることも可能です。

 

外壁の雨だれが目立たちにくい外壁の色

雨だれなどの汚れは、色選びによって目立ちにくくすることが可能であると説明しました。

具体的に汚れが目立ちにくい色について説明します。

 

グレー

グレーは、1、2番に選ばれると言ってもいいくらい人気の色です。

その1番の理由として、グレーは汚れがかなり目立ちにくいことが挙げられます。

 

なぜ、グレーは汚れが目立ちにくいのでしょうか?

外壁に付着する汚れには様々なものがありますが、ほとんどの汚れの色は中間色になっています。

中間色とは、暗めの緑色や土色、黄土色、茶色、灰色などの、色あいのはっきりしない色のことを言います。

砂や土埃などの汚れは薄茶色、苔やカビなどの汚れは緑色を含む茶色系や緑系などの色になります。

これらの中間色と近い色であるグレーは、汚れを同化させてくれるため、グレーの外壁は汚れを目立ちにくくしてくれます。

 

アイボリー

アイボリーとは象牙を意味し、黄色味を帯びたホワイト色を指します。

これも、グレーに次いで非常に人気な色となります。

グレーと同様に、砂汚れや泥汚れなどに近い色をしています。

ベージュと近い色にもなりますが、細かく言うとアイボリーは白に近い色ベージュは黄色に近い色、というイメージになります。

土色と同化しやすいため、畑や田んぼなど、土埃が多い土地や環境に向いている色になります。

 

ベージュ

ベージュもまた、汚れが目立ちにくいという意味でも毎年安定して人気の色となっています。

土色と似ているため、汚れが目立ちにくい色になっています。

 

【関連記事】

【外壁塗装】これにしておけば無難!汚れが目立ちにくい色五選!

 

↓↓同じ内容を動画でも説明しています↓↓

 

外壁の雨だれの汚れを自分で落とす方法

雨だれの汚れは、自分でも落とすことが可能です。

その方法について説明します。

中性洗剤で落とす

外壁の雨だれは、食器用洗剤や浴室用洗剤などの中性洗剤で落とすことができます。

酸性・アルカリ性の洗剤やクレンザーが入った洗剤は、外壁を傷つけたり変色させたりする可能性があるため使用しないでください。

 

手順は以下の通りです。

1.ホースなどを使って外壁の土やホコリなどの汚れを落とします

2.ぬるま湯で薄めた中性洗剤をスポンジに含ませて外壁を洗います

3.ホースで洗剤をきれいに洗い流します

4.水分を雑巾やタオル等で拭きとります

 

中性洗剤で汚れを落とす際の注意点が2つあります。

1つ目は、スポンジで外壁を洗う際に強く擦りすぎないことです。

力を入れすぎると、外壁が傷ついてしまう可能性があります。

 

2つ目は、スポンジで洗い終わったあと、洗剤を残さず洗い流すことです。

洗剤が残ったままになっていると、外壁が変色してしまう可能性があります。

 

先程説明しましたが、外壁に付いたしつこい汚れには炭酸カルシウムなどの化学物質が含まれています。そういった汚れをキレイに落とすためには、実は食器用洗剤や浴室用洗剤などの中性洗剤が効果を発揮します。

 

黒い雨だれの原因は廃棄ガスや、雨水に含まれる炭酸カルシウム。

この黒い汚れをきれいに落とすことができるのは、食器用洗剤・浴室用洗剤などです。

 

市販の外壁クリーナーで落とす

中性洗剤で汚れが落ちない場合は、ホームセンターなどで販売されている外壁クリーナーを使ってみてください。

およそ5,000円〜6,000円くらいで購入することができます。

 

市販の外壁クリーナーは外壁材の種類によって使用できるものが異なります。

お家の外壁材に使用可能なクリーナーかどうかをしっかり確認してから購入するようにしましょう。

また、雨だれ洗浄の際には、どの汚れの洗浄に特化しているかを確認するようにしてください。

「カビ・苔」の洗浄だけに特化したものではなく、外壁の「黒ずみ」や「排ガス」などの汚れの除去に効果があるものを購入するようにしてください。

洗浄方法は、使用するクリーナーによって異なるため、使用方法を確認した上で洗浄してください。

 

高圧洗浄機を使う

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市販の外壁クリーナーでも落ちない場合は、高圧洗浄機を使う方法もあります。

費用は約1万円〜8万円と少しかかりますが、一度購入すれば雨だれだけでなく駐車場や塀、土間などの洗浄にも使うことができるので、今後も使用したい方は購入されても良いかもしれません。

 

ただし、注意点が2つあります。

1つ目は、高圧洗浄がお勧めできる外壁材とできない外壁材があることです。

レンガやタイルの外壁には高圧洗浄機を使うことはできますが、サイディングやモルタル、ALCなどの塗装が必要な外壁材にはお勧めしません。

高圧洗浄をした際に塗料が剥がれたり外壁の表面を傷つけたりする可能性があるため、放置してしまうとさらに汚れが付着しやすくなってしまいます。

 

2つ目は、水圧の出力の調整が難しいことです。

水圧を強くしすぎると外壁を傷つけてしまう可能性があります。

難しいと感じる方は、業者に依頼することをお勧めします。

 

業者に依頼する際の費用相場

「どうしても取れない汚れがある」という場合は、業者に依頼するのがお勧めです。

費用は自分で洗浄するよりもかかりますが、近隣のお宅に水を飛ばさないようにしたり、水の出力の調整、カビや苔に効く植物性の洗剤を使った「バイオ洗浄」など、ご自分で行うのは難しい範囲まで施行することができます。

 

実際に依頼する場合の費用相場は、約200円〜300円/㎡で、30坪で150㎡のお家の場合は約3〜5万円です。

バイオ洗浄を行う場合は少し高くなり、約500円〜800円/㎡です。

ただし、2階の外壁まで洗浄する場合は足場が必要になるため、追加で15万円〜20万円ほどかかります。

そのため、2階まで洗浄してほしいという方は、塗装も一緒にしてしまった方が足場代を1回で済ませることができます。

 

業者を選ぶ際は、相見積もりを取ったり、外壁の面積をしっかり測ってくれるかを確認したりなど、信頼できるところに依頼するようにしましょう。

 

雨だれの洗浄や塗装はサニー建設商事まで

いかがでしたでしょうか。

今回は、

外壁の雨だれの原因

雨だれが発生しやすい場所

外壁の雨だれを予防するには
窓サッシに水切りを設置する
低汚染塗料で塗装する
雨だれが目立ちにくい色で塗装する

外壁の雨だれが目立たちにくい外壁の色
グレー
アイボリー
ベージュ

外壁の雨だれの汚れを自分で落とす方法
中性洗剤で落とす
市販の外壁クリーナーで落とす
高圧洗浄機を使う

業者に依頼する際の費用相場

について説明してきました。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

弊社では、雨だれの洗浄や外壁塗装・屋根塗装・付帯部塗装などを承っております。

気になる方は是非ご連絡ください。

以上、佐賀県佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」でした。

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