屋根を中塗り・上塗り後、雨戸をケレンして吹きつけ塗装【施工日記】佐賀市西与賀町K様邸 3月16日
2022.05.15
はじめに
こんにちは。
佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」です。
本日は、佐賀市西与賀町K様邸の3月16日の施工の様子を紹介していきます。
今回は、屋根を中塗り・上塗り後、雨戸をケレンして吹きつけ塗装を行いました。
屋根の劣化症状
今回施工させていただいたのは、陶器瓦です。
下の写真を見てみてもらえれば分かる通り、塗膜の剥がれが各所に見られます。
こういった塗膜の剥がれを放置すると、風雨や太陽光などの影響を直に受けるため、雨水が浸入する原因となります。
また、苔の発生も見られました。
苔を放置すると屋根が湿ったままになりやすくなり、収縮と膨張を繰り返すことで劣化を早めます。
そのため、早めの塗装をお勧めします。
【関連記事】
粘土瓦とは?詳しい種類やメリット・デメリット、劣化症状やメンテナンスの費用などについて解説!
雨戸の劣化症状
今回施工させていただいたのは雨戸でした。
下の写真を見ると分かる通り、色褪せや劣化、白サビなどが見られました。
色褪せや劣化を放置すると、サビを進行させて防水機能を果たさなくなります。
さらに放置したままにしていると、サビが進行して穴が開き、交換が必要になります。
そうなる前に、塗装をして対処を行います。
その他の劣化症状として、チョーキング(白亜化現象)があります。
雨戸を手で触って白い粉がつくと塗装のサインです。
ご自分で定期的に確認をすることをお勧めします。
【関連記事】
雨戸の役割って?塗装って必要なの?費用相場っていくら?雨戸について解説!
施工の様子
まずは、粘土瓦の中塗りを行います。
中塗りと上塗りは同じ種類の塗料を使います。
瓦屋根を乾燥させている間に、雨戸の塗装を行います。
まずは、下地処理としてケレンを行います。
ケレンは一番地道な作業ですが、耐久年数を左右するとても大切な工程です。
この工程を行うことによって、古い塗膜やサビなどを落とします。
ケレンが終わった後、1度目の塗装を行います。
そして、2回目の塗装を行います。
雨戸は通常、2回塗りを行います。
雨戸の塗装が終わった後、乾燥し終わった瓦屋根の上塗りを行います。
このように、3回塗りを行うことで塗膜の厚みを作り、耐久年数を伸ばします。
吹き付け塗装は、施工期間が短く、安くで済むメリットがあります。
しかし、養生に時間がかかったり、高い技術力が必要となったり、自然な仕上げが難しくなるなど、職人の技術力が問われる施工でもあります。
塗装はムラができないように、同じ速度で上から下へ、あるいは右から左へとスプレーガンを吹き付けます。
ガンの動きにムラがあるとそのまま色ムラにつながるため、通常の手塗りより技術を要します。
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今回の作業はこれにて終了です。
診断・お見積もりはサニー建設商事へ
今回は、佐賀市西与賀町K様邸の屋根を中塗り・上塗り後、雨戸をケレンして吹きつけ塗装の様子を紹介しました。
弊社では、無料外壁診断を行っております。
外壁や屋根、その他の付帯部の劣化が気になっている方は、ぜひお問い合わせください。
以上、佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」でした。