窯業系専用のコーキング材「ハイフレックス」で充填【施工日記】佐賀市朝日町N様邸 2月21日
2022.04.20
目次
はじめに
こんにちは。
佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」です。
本日は、佐賀市朝日町N様邸の2月21日の施工の様子を紹介していきます。
今回は、前回に引き続き、窯業系専用のコーキング材「ハイフレックス」で充填を行いました。
コーキングの劣化症状
今回施工させていただいたのはコーキングです。
上の写真を見ると、外壁との間に隙間が空いています。
この隙間を放置すると、雨水の侵入につながるため、早めに対処を行う必要があります。
コーキングとシーリングの違い
よくある質問として、「コーキングとシーリングの違いは何?」と聞かれることがあります。
コーキングの補修はDIYでできるのか
結論から言うと、
コーキングの補修をDIYですることはおすすめしません。
理由は、一見すると簡単に見えますが、職人の腕が求められるからです。
まずは既存のコーキングを取り除くところからですが、カッターの入れ方を間違えると外壁材を傷つけてしまいます。
また、コーキングの注入も、量を間違えると少なすぎて肉痩せしやすくなったりしてしまいます。
そのため、コーキングのうち換えが必要だと感じた時は、信頼できる業者に依頼することをお勧めします。
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施工の様子
コーキングの打ち替え作業は、建物の耐久性や防水性を維持するために非常に重要な工程です。特に、外壁や窓、ドア周りなどに施されるコーキングは、時間と共に劣化し、ひび割れや剥がれが発生することがあります。これを放置しておくと、雨水が侵入し、建物にダメージを与える原因となるため、定期的な打ち替えが必要です。
コーキングの打ち替え作業は、以下の5つの工程に分けて行います。
1. 撤去
最初に行うのは、古くなったコーキングの撤去です。劣化したコーキングは密着性が低下しており、新しいコーキングをしっかりと塗布するためには完全に取り除く必要があります。専用の工具を使って、古いコーキングを慎重に剥がします。撤去が不十分だと、新しいコーキングがしっかりと密着せず、効果が得られないことがあります。コーキングを剥がす際は、周囲の外壁や窓、ドアを傷つけないよう注意深く作業します。
2. 養生
コーキング作業の次に行うのは、養生です。養生は、コーキング材や他の塗料が付いてはいけない部分を保護する作業です。マスキングテープやシートを使って、周囲の外壁や窓枠、ドア枠をしっかりとカバーします。この工程をしっかりと行うことで、コーキング作業中に余分な部分にコーキングが付着することを防ぎ、仕上がりがきれいになります。また、作業中に汚れを防ぐために養生は非常に重要です。
3. プライマー塗装
古いコーキングを撤去し、養生を終えた後は、プライマー塗装を行います。プライマーは、コーキング材がしっかりと密着するための下地処理を行うための材料です。プライマーを塗布することで、新しいコーキング材が外壁や窓枠、ドア枠にしっかりと定着し、長期間にわたって耐久性を保ちます。プライマーが完全に乾燥したことを確認した後に次の工程に進みます。
4. コーキングの充填
プライマーが乾いた後、コーキング材の充填を行います。コーキングガンを使用して、隙間に新しいコーキングを充填します。充填は均等に行い、隙間を完全に埋めることが重要です。コーキング材は弾力性があり、建物の動きに追随できるため、外的要因から保護する役割を果たします。コーキング材を過剰に充填すると、仕上がりが汚くなることがあるので、適切な量を充填することがポイントです。
5. 均し(ならし)
コーキングを充填した後、**均し(ならし)**作業を行います。均し作業では、コーキングが均等に広がるように、ヘラやスムーザーを使って表面を平らに整えます。この作業によって、コーキングの仕上がりが美しくなり、余分なコーキング材を取り除いて、ムラのない仕上がりを実現します。均し作業を怠ると、塗装の仕上がりに影響が出る可能性があるため、丁寧に行うことが大切です。
本日は、コーキング除去、養生した後、充填を行いました。
まずは、コーキングの除去を行います。
このように、カッターを用いて既存のコーキングを剥がしていきます。
簡単に見える作業ですが、力の加減や方向を少し間違うと外壁を傷つけるため、難しい作業になります。
次に、養生を行います。
コーキングは、外壁同士の隙間だけでなく、窓サッシや幕板の隙間、水切りの隙間など、さまざまなところにあります。
コーキングの充填を行うところは全て、養生を行います。
養生を行うことで、外壁部分にコーキングが付着するのを防ぐことができます。
その後に、プライマーの塗布をおこないます。
使用するプライマーは、下の「プライマー90」です。
また、充填するコーキング材は、下の「ハイフレックスSD-1C」です。
窯業系サイディング専用のコーキング材になります。
このプライマー材を使って、下のようにプライマーを塗布していきます。
プライマーを塗布することで、コーキングと建築材との密着力を高めます。
次に、コーキングを充填していきます。
外壁だけでなく、軒下天井部分もコーキングの充填を行います。
おわりに
今回は、朝日町N様邸の窯業系専用のコーキング材「ハイフレックス」で充填の様子を紹介しました。
弊社では、無料外壁診断を行っております。
外壁や屋根、その他の付帯部の劣化が気になっている方は、ぜひお問い合わせください。
以上、佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」でした。
私が担当しました!

営業
國分大輔Kokubu Daisuke
誠心誠意ご対応させていただき、お客様がご満足いただける工事を行えるよう尽力いたします。よろしくお願い致します。