外壁塗装の3色使い!オシャレさの秘訣とは?

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目次
はじめに
戸建て住宅の塗装を初めて検討すると、多くの人が「2色が一般的なのに、外壁塗装を3色塗りにすると何が違うのか?」という疑問を持ちます。
私が外壁塗装の取材や現場同行の経験を重ねたときも、特に問い合わせが多かったのが「3色塗りの仕上がりは本当にオシャレになるのか」という相談でした。
外壁塗装の3色使いの魅力、失敗しないためのコツ、工法の選び方、色分けで起こりやすいトラブル対策をまとめて解説します。
1.外壁塗装における工法の選択

1-1 外壁塗装の基本工法
外壁塗装を検討するときは、採用する工法を理解することが重要です。
工法を理解することで、外壁の素材に適した塗装方法が選べます。
塗装工法の選び方によって、色ムラや剥がれなどのトラブルを避けられます。
外壁塗装の工法は、主に単色塗り、2色塗り、3色塗りの3つがあります。
● 単色塗り(ベタ塗り)
外壁全体を同じ色で塗装する工法です。
費用が比較的安く、工期も短く、初めての塗り替えで選ばれることが多い方法です。
シンプルな仕上がりになるため、落ち着いた印象を求める人に向いています。
● 2色塗り(ツートン)
外壁の上下、もしくは凹凸部分を基準にして2色に色分けする方法です。
現在の戸建て住宅で最も一般的な塗装スタイルです。
濃淡の配色バランスにより、視覚的なメリハリが生まれます。
● 3色塗り
ベースとなる色、外壁の大部分に使うメインカラー、アクセントとして際立たせる色の3色を使用する方法です。
サイディングの目地部分や窓まわりの装飾部分などにアクセント色を入れると、デザイン性が高い外観になります。
私が以前に現場で見た3色塗りの住宅では、ベージュをベースに、雨樋と破風をブラウンにし、玄関まわりにダークグレーを入れた例があり、近隣でも評判の外観になっていました。
1-2 2色塗りと3色塗りの違い
2色塗りはシンプルな色分けで構成されているため、外壁全体がまとまりやすい特徴があります。
境界部分が明確なため、落ち着いた印象の仕上がりになるケースが多いです。
3色塗りの場合は、アクセント部分まで色分けが可能になるため、デザインの幅が広がります。
使う色が増えることで立体感や高級感が生まれ、外観に個性が出ます。
具体的な人気配色として、次のような組み合わせがあります。
-
ベージュ × ホワイト × ダークブラウン
温かみのあるナチュラルな印象が生まれます。 -
ライトグレー × ホワイト × ブラック
モダンでシャープな外観になります。 -
クリーム × ブラウン × テラコッタ
洋風で柔らかい雰囲気の住宅に仕上がります。
現場に同行した際に、2色で検討していた施主が3色へ変更したケースでは、アクセント部分の色使いによって「まるで新築のような外観になった」と喜ばれたことがありました。
サイディングの凹凸を活かした3色塗りは、外壁の表情が大きく変わる特徴があります。
1-3 トラブルを避けるためのチェックリスト
外壁塗装の3色塗りは仕上がりが美しくなる一方で、配色のバランスを誤ると違和感が強くなるケースがあります。
施工現場で見た失敗例の多くが、色選びや情報不足によって発生していました。
施工前に次のチェックリストを確認すると、トラブルを防げます。
✔ 1:3色の使用割合を決めているか?
ベースカラー70%、メインカラー20%、アクセントカラー10%の割合を基本にすると、色のバランスが安定します。
✔ 2:実際の外壁材で色を確認したか?
A4サイズ以上の塗り板で確認すると、太陽光での色の見え方が分かります。
✔ 3:外壁材と塗料の相性を把握しているか?
サイディングの種類によって塗料の選択肢が変わるため、素材に合わせた塗装が必要です。
✔ 4:付帯部の色を含めて全体をイメージしているか?
破風、雨樋、軒天、雨戸などの付帯部と外壁色のバランスを先に決めると失敗が減ります。
✔ 5:3色塗りの追加費用を理解しているか?
色分け作業が増えるため、一般的に1〜8万円の追加費用がかかります。
複雑なサイディング形状の場合は、さらに費用が増えるケースがあります。
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2.外壁塗装の3色使いの魅力

2-1 3色塗りの特徴と効果とは?
外壁塗装 3色塗りは、ベースカラー、メインカラー、アクセントカラーの3種類を使う工法です。
それぞれの色に役割を持たせることで、立体感のある外観を作れます。
外壁の凹凸やラインが強調されるため、離れた場所から見てもメリハリのある印象になります。
色のバランスが崩れると違和感が出るため、3色を使用するときは配色比率の管理が重要です。
一般的には、ベース70%・メイン20%・アクセント10%の比率が最も安定すると言われています。
私はこの比率で施工された住宅を何件も見ましたが、どの住宅も上品で落ち着いた仕上がりになっていました。
3色塗りを選ぶと、高級感と個性を両立した外観が完成します。
デザイン性を重視したい住宅では、3色塗りが非常に効果的な選択になります。
2-2 オシャレな外壁塗装の実例
Point:
外壁塗装の3色使いは組み合わせによって雰囲気が大きく変わるため、仕上がりの方向性に合わせた色選びが大切です。
Reason:
色には視覚効果があるため、同じ住宅でも配色で印象が大きく変化します。
Example:
ここでは、実際の現場で見た印象的な3色塗りの実例を紹介します。
● ナチュラルで優しい印象の3色使い
-
ベース:ベージュ
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メイン:ホワイト
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アクセント:ダークブラウン
玄関まわりや窓枠に濃いブラウンを使うことで、優しさと落ち着いた雰囲気が同時に生まれました。
● モダンでシャープな印象の3色使い
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ベース:ライトグレー
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メイン:ホワイト
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アクセント:ブラック
直線的なデザインが強調され、都会的でスタイリッシュな印象になりました。
アクセントカラーを10%に抑えたことで、全体のバランスが整っていました。
● 洋風で温かみのある印象の3色使い
-
ベース:クリーム
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メイン:ブラウン
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アクセント:テラコッタ
玄関ドアとの色の相性が良く、洋風住宅らしい柔らかい外観が完成していました。
3色塗りは、色の役割を明確にすると理想に近い外観を作りやすくなります。
2-3 ユーザーの高級感のある外壁の色選び
外壁の色選びは、住宅の価値や見た目を大きく左右する重要な工程です。
明るさや彩度、光の反射、汚れの目立ちやすさなど、色には多くの性質があります。
完成後の「イメージと違う」という後悔を防ぐためには、いくつかの基準を押さえる必要があります。
● 色のトーンを揃えて統一感を作る
明度や彩度をそろえると、住宅全体が落ち着いた雰囲気になります。
濃淡の差が大きい組み合わせはバランスを取るのが難しいため、色同士の調和を確認することが大切です。
● アクセントカラーは全体の10%までに抑える
アクセントカラーは使いすぎると派手になり、高級感が薄れます。
私は過去にアクセントカラーを増やしすぎた住宅を見たことがありますが、全体が落ち着かない印象になっていました。
● 周囲の景観との調和を意識する
周囲の住宅や街並みの色合いと調和する色を選ぶと、違和感のない自然な仕上がりになります。
落ち着いた地域では、ベージュ系やグレー系が特に人気です。
高級感のある外壁に仕上げたい場合は、色の統一感、アクセントの使い方、景観との相性が重要になります。
3.おしゃれな3色使いのアクセント

外壁塗装 3色塗り の魅力は、建物の形状を引き立てられる点にあります。
3色を使うと、凹凸部分、縦ライン、横ライン、玄関まわりなど、構造の違いを自然に強調できます。
ベースカラー70%、サブカラー20%、アクセントカラー10%という比率が最もバランスが良いと感じています。
比率が偏るとまとまりが失われるため、住宅全体の形を図面で確認しながら色を配置していきます。
外壁塗装 3色塗り は、派手に見えるどころか、配色が整理されて落ち着いた外観になることが多く、特に20〜40代の新築風デザインを好むお客様から人気の高い工法です。
3-1 玄関だけ違う色の可能性
玄関まわりにだけ第三の色(アクセントカラー)を入れる方法は、外壁塗装 3色塗り の中でも最も取り入れやすい手法です。
玄関は住宅の中心で、訪れる人が最初に目にする場所です。
この部分を引き立てると住宅全体の印象が大きく変わります。
玄関まわりの色は、ベースカラーより明度を20〜40%下げた落ち着いた色がよく合います。
私の担当したお客様の中には、外壁を明るいグレーとホワイトでまとめ、玄関だけ濃いネイビーを使った方がいました。
施工後、来客の多くが「高級感が出た」と言っていたことをよく覚えています。
玄関だけ違う色にする方法は、工事費用の変動も少なく、デザイン性を大きく向上できるため、初めて外壁塗装 3色塗り を取り入れる住宅に特におすすめです。
3-2 屋根との色のバランス
外壁塗装 3色塗り を成功させるために欠かせないのが、屋根と外壁のバランスです。
屋根は建物の約30〜40%を占める大きな要素で、屋根の色を無視した配色を行うと外観がちぐはぐになります。
屋根が黒やダークブラウンの場合、外壁は明るめの色と相性が良く、明度差30%以上を確保すると全体が引き締まります。
逆に、屋根が赤系や青系の個性的な色の場合、外壁の3色は落ち着いたトーンで統一するとまとまりが生まれます。
屋根とのバランスを意識するだけで、3色の組み合わせは一気に綺麗にまとまります。
3-3 外壁と調和する色彩法則
外壁塗装 3色塗り を綺麗にまとめるためには、色彩法則を理解することが重要です。
外壁の配色では、
・ベース:建物全体の統一感を出す色
・サブ:凹凸や形状を強調する色
・アクセント:視線を集める色
という役割があります。
この3つの役割が明確になると、どんな住宅でも自然に調和した外観になります。
外壁と屋根の色を選ぶ際には、自然界の色に近づけると安定しやすくなります。
山の景色を例にすると、土や木々の幹がベースとなり、葉の明るさがサブとなり、岩や影がアクセントになります。
自然界の色バランスは人が安心を感じるため、外壁の3色選びにも応用できます。
過去にこの法則をもとにカラーシミュレーションを行ったお客様は、「毎日外に出るたびに気分が上がる外観になった」と言っていました。
3色の組み合わせは難しく感じますが、役割と自然のバランスを意識するだけで、調和の取れた美しい外壁が完成します。
Q1:外壁塗装 3色塗り は費用が高くなりますか?
外壁塗装 3色塗りは、単色塗りや2色塗りに比べて手間が増えるため、費用が上がる傾向があります。
一般的には 1〜8万円ほどの追加費用 が必要です。
サイディングの凹凸が多い住宅やアクセント部を細かく塗り分ける住宅では、追加費用が10万円を超えるケースもあります。
Q2:外壁塗装 3色塗り はどんな住宅に向いていますか?
サイディングの凹凸がある住宅、帯板が多い住宅、玄関デザインが特徴的な住宅に向いています。
形状の違いを色で引き立てられるため、立体感が強調されます。
シンプルな外観の住宅でも、玄関や屋根とのバランス次第で美しい仕上がりになります。
Q3:外壁塗装で後悔しないために最も重要なことは?
色を“面積の大きさ”で選ぶことです。
小さなサンプルと実際の外壁では印象が大きく異なります。
ベースカラーは明るく見えやすいため、ワントーン暗い色を選ぶと後悔が少なくなります。
全体のバランスを図面で確認してから工事に進むことが大切です。
まとめ
外壁塗装の3色使いは、ベースカラー・サブカラー・アクセントカラーを効果的に配置することで、住宅の形状やデザインを引き立てられる魅力的な工法です。色の役割を明確にし、70:20:10の比率を守ると自然でまとまりのある外観に仕上がります。
さらに、玄関まわりにアクセント色を使ったり、屋根との配色バランスを整えたり、色彩法則を取り入れることで、より洗練された外壁デザインが完成します。実例でも分かるように、色選びと配置を工夫するだけで「新築のような外観」や「高級感のある仕上がり」が実現できます。
外壁塗装の3色塗りは、一見むずかしそうに感じるかもしれませんが、色の役割と調和を意識するだけで誰でも失敗なく取り入れられます。新築のような美しい外観を手に入れたい方、個性と上品さを両立した外壁にしたい方は、ぜひ今回のポイントを参考にして配色を検討してみてください。
戸建て住宅の外壁塗装や屋根塗装を検討している方は、お家の魅力を最大限に引き出すために「3色使い」を候補に加えてみることをおすすめします。
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