理想の外壁色を実現するためのカラーマッチング法

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目次
はじめに
外壁塗装の色を変えると、家の印象が大きく変わります。
しかし、「どんな色が似合うのか分からない」「失敗したくない」と感じる人が多いのも事実です。
この記事では、理想の外壁色を実現するためのカラーマッチング法を、外壁塗装の専門家として分かりやすく紹介します。
自分の家に合う外壁塗装の色選びの基本
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外壁の色を変える最適なタイミング
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サイディング材との色の相性の見極め方
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プロが実践するカラーマッチングのコツ
戸建て住宅の外壁塗装・屋根塗装を検討中の方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
1.理想の外壁色を実現するためのカラーマッチング法

外壁塗装で後悔しない色変えのコツ
1-1 外壁塗装色選びの基本
家の「形」「環境」「素材」に合わせたカラーマッチングが成功の鍵
外壁塗装で色を変えるときは、ただ好きな色を選ぶだけでは後悔する可能性があります。
外壁の色は、建物の形・周囲の景観・外壁材の質感とのバランスが重要です。
たとえば、南向きの住宅では日光の反射が強いため、明るいベージュやアイボリーを選ぶと実際よりも白く見える傾向があります。逆に北向きの住宅では光が当たりにくいため、やや明るめのグレーやクリーム系がバランス良く映えます。
私が以前担当したお客様のケースでは、カタログで見たグレーを選んだものの、塗装後に「思ったより暗い」と感じられたことがありました。
このときは、周囲の建物がすべて明るめだったため、比較の影響で暗く見えたのです。
この経験以降、私はA4サイズ以上の塗板見本を屋外で確認することを必ずおすすめしています。
また、最近はツートンカラーやアクセントカラーを取り入れる住宅が増えています。
玄関周りやバルコニー部分に異なる色を使うことで、外観に立体感と個性を出すことができます。
外壁塗装の色を変える際は、「家の立地・光の当たり方・周辺環境・素材」を考慮したカラーマッチングを行うことが、理想の仕上がりへの第一歩です。
1-2 色変えのタイミング
塗膜の劣化サインが出たら、外壁の色を変えるチャンス
外壁塗装で色を変えるベストタイミングは、築10年前後または塗膜の劣化サインが見えたときです。
劣化サインには、チョーキング(白い粉が手につく現象)や、ひび割れ、苔の発生などがあります。
これらのサインが出た状態で放置すると、外壁材が直接紫外線や雨水にさらされ、耐久性が低下します。
塗り替えの時期に色を変えることで、家を保護しながら印象もリニューアルできます。
築12年の自宅の外壁塗装を行った際、もともとのブラウン系からネイビーグレーに色を変えました。
結果、夜間照明との相性が良くなり、家全体が落ち着いた雰囲気になりました。
家族や近所の方から「新築みたい!」と声をかけられ、色変えの効果を実感しました。
また、最近はカラースシミュレーションを利用して、施工前に完成イメージを確認できるサービスも増えています。
外壁塗装の色を変える前に、こうしたツールを活用すると安心です。
外壁塗装の色変えは、劣化の修復とデザインの再構築を同時に行える最適なタイミングです。
「塗り替え=色を変える絶好の機会」と捉えましょう。
1-3 サイディングと外壁塗装色の相性
サイディングの素材感と色味を理解すれば、外壁塗装の完成度が高まる
近年、戸建て住宅の多くに採用されているサイディング外壁は、塗料の種類や色の選び方によって印象が大きく変わります。
サイディングには主に「窯業系」「金属系」「樹脂系」などの種類があり、それぞれに適した塗料と色があります。
たとえば、窯業系サイディングは凹凸のある質感が特徴で、マットな塗料を選ぶと素材の立体感を引き出せます。
一方、金属サイディングの場合は光沢感のある塗料が似合い、モダンな印象を演出できます。
以前、窯業系サイディングに「純白」を選んだお客様から「汚れが目立つ」と相談を受けたことがあります。
このケースでは、同系統のアイボリーホワイトに変更することで、清潔感を保ちながらメンテナンス性を高めることができました。
また、**サイディングの継ぎ目(コーキング部分)**との色の相性も重要です。
外壁全体がきれいに見えるように、目地の色も塗料と一緒に調整するのがおすすめです。
サイディングの素材やコーキングとのバランスを考えたカラーマッチングは、外壁塗装の仕上がりを格段に高めます。
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2.外壁塗装における色の影響

外壁塗装の色を変えるとき、単に「見た目」だけを重視する人が多いですが、色には心理的・物理的な影響があります。
たとえば、白やベージュのような明るい色は家を広く見せ、清潔感を与えます。
反対に、グレーやネイビーのような濃い色は落ち着きと高級感を演出します。
2-1 色選びの失敗例
外壁塗装の色を変える前に、周囲の環境と光の条件を確認することが重要
外壁塗装で色を変える際に多い失敗は、実際の仕上がりがイメージと違うというケースです。
カタログや小さなサンプルで選んだ色は、実際の外壁に塗ると印象が大きく変わります。
たとえば、A4サイズの塗板見本で見るグレーは屋外では2トーンほど明るく見えます。
また、日陰では青みが強く出ることもあります。
お客様の中で、カタログで「ベージュ」を選んだものの、完成後に「黄色っぽく感じる」とおっしゃった方がいました。
原因は、周囲の建物の壁が全て白系だったため、相対的に黄みが強調されて見えたことです。
その後、再塗装で落ち着いたグレージュに変更したところ、「理想の色になった」と喜んでいただけました。
このように、外壁塗装の色を変えるときは、周囲の家や環境との調和を意識することが大切です。
さらに、時間帯によって見え方が変わるため、朝・昼・夕方それぞれの自然光で確認することをおすすめします。
外壁塗装の色変えでは、見本だけで判断せず、実際の環境・光・周囲とのバランスを確認してから決定することが成功の鍵です。
2-2 外壁塗装色の変え方
手順と準備を正しく行えば、理想の色を確実に再現できる
外壁塗装で色を変えるには、ただ色を選ぶだけでなく、手順と確認作業が重要です。
まず最初に行うのが「現状確認」です。
外壁の劣化状態、塗料の種類、下地の素材(サイディングやモルタルなど)を調査します。
次に、塗料の種類を決めます。
一般的に使われる塗料には「シリコン塗料」「フッ素塗料」「ラジカル制御型塗料」などがあり、耐久年数は10〜20年と幅があります。
次に、カラーマッチングを行います。
最近ではカラーシミュレーションソフトを使用し、外壁塗装で色を変えたときの完成イメージを事前に確認できます。
複数の候補を見比べることで、後悔のない選択ができます。
外壁塗装の色を変える際は、
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現状調査
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塗料選定
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カラーマッチング
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シミュレーション確認
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実際の見本確認
この5ステップを踏むことで、思い描いた通りの仕上がりを実現できます。
2-3 おしゃれな外壁色の組み合わせパターン
ツートンカラーやアクセント色を使うとデザイン性が高まる
外壁塗装で色を変えるとき、おしゃれな印象を出すコツは配色バランスです。
特に人気が高いのがツートンカラー。
上下や左右で色を分けることで、立体感が生まれます。
代表的な組み合わせを紹介します。
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ホワイト × グレー:清潔感と上品さを両立。モダン住宅におすすめ。
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ベージュ × ブラウン:温かみのある定番の組み合わせ。木目サイディングとの相性も抜群。
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ネイビー × ホワイト:スタイリッシュで落ち着いた印象。屋根色との統一感がポイント。
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ブラック × ウッド:重厚感とナチュラル感を両立。近年人気上昇中の配色。
私が担当したお客様で、築15年の住宅を「ホワイト×グレー」のツートンに塗り替えた事例があります。
施工後、近隣の方々から「まるで新築みたい」と声をかけられたそうです。
おしゃれな外壁色は、家の資産価値や印象を大きく高めます。
外壁塗装の色を変える際は、ツートンやアクセントを活用し、素材と調和する配色バランスを意識することで、理想の外観を実現できます。
3.外壁塗装の費用とその種類

外壁塗装で色を変える際、総費用や塗料の種類、施工業者の実績を理解しておくことが大切です。
30坪前後の戸建て住宅では、外壁塗装の費用はおおよそ80〜150万円です。
費用には塗料代、施工費、下地補修費、足場設置費などが含まれます。
費用だけでなく、塗料の種類や耐久性も確認して選ぶ必要があります。
3-1 外壁塗装にかかる総費用の概算
総費用を理解すれば予算内で理想の色を実現できる
外壁塗装にかかる費用は、塗料費、施工費、下地補修費に分けられます。
30坪前後の戸建て住宅で使用する塗料による費用目安は以下の通りです。
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シリコン塗料:約80〜120万円
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フッ素塗料:約120〜150万円
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ラジカル制御型塗料:約100〜130万円
さらに、足場設置費用は約15〜25万円、コーキング補修は約10〜30万円が必要です。
総費用は施工規模や外壁の状態によって変動します。
私が担当したお客様では、築12年の住宅にシリコン塗料を使用して外壁色を変えた場合、総額約110万円でした。
施工前に費用の内訳を丁寧に説明することで、お客様は安心して色を決めることができました。
外壁塗装で色を変える際は、総費用の目安を把握し、費用と仕上がりのバランスを考慮することが重要です。
3-2 使用する塗料の種類とその特徴
塗料の特徴を理解することで、理想の色と耐久性を両立できる
外壁塗装で色を変える際、塗料選びは仕上がりの印象や耐久性に直結します。
代表的な塗料と特徴は次の通りです。
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シリコン塗料:耐久年数10〜15年。費用は手ごろで、豊富な色が選べる。光沢は控えめで汚れにくい。
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フッ素塗料:耐久年数15〜20年。費用は高めだが、色あせや劣化が少なく、長期間美観を維持できる。
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ラジカル制御型塗料:耐久年数12〜15年。コストと耐久性のバランスが良く、近年人気がある。
私は過去に、築10年以上の住宅で外壁色をグレー系に変える際、フッ素塗料を提案しました。
施工後はツートンカラーでアクセントを加え、家全体に高級感と落ち着きを出すことができました。
塗料の種類を理解して選ぶことで、色の再現性と耐久性を両立できます。
外壁塗装で色を変える際は、塗料の耐久性、費用、色彩表現力を総合的に考慮することが大切です。
3-3 実績豊富な業者選びのポイント
施工実績を確認することで、安心して色変えを進められる
外壁塗装で色を変える際、施工業者の選定は仕上がりに大きく影響します。
業者選びで注目すべきポイントは次の通りです。
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施工実績:過去の施工事例で使用した塗料や色の種類、ツートンカラーなどの事例を確認する。
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口コミや評判:施工後の満足度やアフターサポートの対応状況をチェックする。
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保証内容:外壁塗装の保証期間や補修対応の有無を確認する。
私が施工を担当したお客様で、複数業者を比較検討した方がいました。
最終的に、過去の施工事例が豊富で、塗料の特徴や色変えの相談に丁寧に対応してくれる業者を選びました。
施工後は希望通りのモカブラウンで、ツートンカラーのアクセントも美しく仕上がりました。
外壁塗装で色を変える際は、施工実績、口コミ、保証内容を総合的に確認して業者を選ぶことが成功のポイントです。
まとめ
理想の外壁色を実現するために
外壁塗装で色を変えることは、家の印象を大きく変え、住まいの価値や快適性も高めるリフォームです。
理想の外壁色を実現するためには、以下のポイントが重要です。
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外壁塗装にかかる費用を把握する
塗料費、施工費、下地補修費、足場費用を含めた総費用を事前に確認することで、予算内で理想の色を選べます。 -
塗料の種類と特徴を理解する
シリコン塗料、フッ素塗料、ラジカル制御型塗料など、耐久性や色再現性に違いがあります。用途や予算に合わせて選ぶことで、仕上がりの満足度が高まります。 -
施工業者の実績を確認する
施工事例や口コミ、保証内容をチェックすることで、施工品質やアフターサポートの安心感を得られます。 -
カラーマッチングを丁寧に行う
サイディングや屋根、周囲の環境とのバランスを考え、シミュレーションや塗板見本で仕上がりを確認することが失敗を防ぐポイントです。
これらを踏まえ、計画的に外壁塗装を進めることで、理想の色とデザイン、耐久性を両立させることができます。
戸建て住宅の外壁塗装で色を変える際は、専門家と相談しながらカラーマッチングを行い、納得のいく仕上がりを目指しましょう。
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私が担当しました!
営業
生嶋 大貴Shojima Daiki
お客様のニーズをしっかりとお聞きし、最適な提案をさせていただきます。
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所有資格
- 外壁診断士
- 外壁アドバイザー
- 石綿作業主任者
- 有機溶剤作業主任者



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