外壁塗装業者の飛び込み営業、信頼できるか見抜く3つの視点

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目次
はじめに
「戸建て住宅の外壁塗装・屋根塗装を検討中の皆さまへ。ある日突然、インターホンが鳴り、『外壁が傷んでいますよ』と飛び込み営業を受けた経験はありませんか?“本当に信頼できる業者なのだろうか”“焦って契約してしまって後悔しないだろうか”――そんな不安を抱えている方も多いはずです。この記事では、飛び込み営業に来た塗装業者を“安心して任せていいかどうか”を見抜くための 3つの視点 を分かりやすく解説します。」
1.信頼できる業者を見抜くための3つの視点

1-1 営業トークの分析と見極め方
外壁塗装の飛び込み営業に対応するとき、最初に注目すべきなのは「営業トークの内容」です。営業トークの中には、信頼できる業者かどうかを見抜くためのヒントが数多く隠れています。特に「今すぐ契約すれば特別価格で施工します」「近所でも工事をしているので足場があるうちにお得です」という言葉を使う業者には注意が必要です。こうした言葉は一見お得に感じますが、実際には契約を急がせるための心理的な誘導であるケースが少なくありません。
以前あるお客様から「突然訪ねてきた業者に“外壁がひび割れています、早く塗らないと雨漏りします”と言われて不安になった」と相談を受けたことがあります。実際に現地を確認したところ、外壁には経年劣化による軽微な汚れがあるだけで、緊急に塗り替える必要はありませんでした。このように、「不安をあおる」タイプの営業トークは要注意です。信頼できる業者は、状況を丁寧に説明し、根拠のある診断を示します。
また、「無料点検します」「塗料の耐久年数が30年です」といった言葉にも注意が必要です。点検を無料で行うのは一見親切に見えますが、点検後に「ひどい劣化ですね、今すぐ直したほうがいい」と契約を迫るケースがあります。塗料に関しても、一般的に外壁塗装の耐用年数はシリコン塗料で10~15年、フッ素塗料で15~20年程度です。30年もつというのは誇張表現であり、根拠のないセールストークの可能性があります。
信頼できる外壁塗装業者は、まず「現地調査を正確に行う」ことを重視します。そして、「お住まいの環境・築年数・下地の状態に合った塗料」を提案します。その際、契約を急がせることはありません。見積もりを比較検討する時間を与え、質問に丁寧に答える姿勢を見せます。営業トークを聞いた際は、言葉の裏に「焦らせる」「不安をあおる」「お得に見せる」といった意図がないかを意識的に見抜くことが大切です。
1-2 悪質業者を見分けるための注意点
外壁塗装の飛び込み営業の中には、悪質な手口で契約を迫る業者も存在します。国民生活センターによると、訪問販売・飛び込み営業による塗装工事のトラブル相談件数は年間5,000件を超えています。相談の多くは「高額請求」「手抜き工事」「説明不足」「保証がなかった」などです。こうしたトラブルを防ぐためには、契約前に「悪質業者の特徴」を把握しておくことが必要です。
悪質業者に多いのが、「見積もりの内訳があいまい」なケースです。例えば、見積書に「外壁塗装一式」などとだけ書かれており、塗料の種類・使用量・施工面積が明記されていない場合があります。こうした見積書は、後から「追加工事が必要」と言われ、想定以上の費用を請求されるリスクがあります。信頼できる業者は、塗料名やメーカー、塗装回数、塗布量を明確に記載します。
また、点検方法にも注意が必要です。悪質業者の中には、外壁を叩いて「音が悪い、内部が腐っています」と不安をあおる業者もいます。正しい診断を行う業者は、目視や打診だけでなく、必要に応じて赤外線カメラや水分計などの機器を使用します。点検時に写真を撮り、その場で劣化状況を丁寧に説明してくれる業者は信頼できます。
さらに、「保証内容」を確認することも大切です。悪質業者は「10年保証」と言いながら、実際には施工不良のみが対象で、塗料の剥がれや変色は保証対象外というケースもあります。信頼できる業者は、保証の範囲・期間・条件を明記した書面を発行します。中には、アフターフォローとして1年・3年・5年後の定期点検を行う業者もあります。
私が以前対応したお客様の中には、飛び込み営業で契約した業者に「今なら足場無料です」と言われて契約したものの、実際には他の項目で上乗せ請求されたという方がいました。見積もりを確認すると、塗料単価が相場の2倍以上で設定されていました。外壁塗装の相場は、一般的な30坪住宅で60万~100万円程度です。相場とかけ離れた見積もりを提示する業者には要注意です。
1-3 契約前に確認すべきこと
信頼できる外壁塗装業者を選ぶためには、契約前の確認が最も重要です。どんなに営業トークが上手でも、書面内容に不備がある業者とは契約してはいけません。確認すべき主な項目は「会社情報」「見積書の明細」「使用塗料の仕様」「保証内容」「工事工程表」「支払い条件」の6点です。
まず、「会社情報」の確認は基本です。会社の所在地、固定電話番号、ホームページの有無、過去の施工実績を調べましょう。実際に会社を訪問できる距離にあるかも重要です。所在地がレンタルオフィスや登記だけの住所であれば、トラブル時に連絡が取れなくなる可能性があります。
次に、「見積書」と「仕様書」を確認します。信頼できる業者は、塗料メーカー名、塗料グレード(シリコン・フッ素など)、塗装回数(下塗り・中塗り・上塗り)を明記します。もし見積書に「高級塗料」や「特別塗料」としか記載がない場合は、具体的な製品名を確認してください。メーカーの公式サイトで性能や耐久年数を調べると安心です。
さらに、「工事工程表」があるかどうかもチェックしましょう。一般的な外壁塗装工事は、洗浄・下地処理・養生・塗装・乾燥・点検までを含めて10日前後かかります。「3日で終わる」「即日完了」といった説明をする業者は、乾燥時間を省略した手抜き工事の可能性があります。
契約前には、支払い方法や保証の条件も必ず書面で確認しましょう。口約束だけの「特別割引」や「無料サービス」は後で証明できません。信頼できる業者は、契約書に金額・支払いタイミング・保証内容を明確に記載します。また、塗装後に発生した不具合にどのように対応するか、事前に確認することで安心して依頼できます。
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2.壁塗装業者の信用性を高めるための対策

2-1 相見積もりの重要性と方法
外壁塗装の飛び込み営業を受けたとき、最初に行うべきことは「相見積もりを取ること」です。
一社だけの見積もりで契約してしまうと、相場より高い金額で契約してしまうリスクがあります。
複数社の見積もりを比較することで、適正価格や塗料の種類、施工内容の違いが明確になります。
私が以前担当したお客様の中にも、「飛び込み営業で即契約したけれど、後で別の業者に見てもらったら20万円も高かった」というケースがありました。
外壁塗装の相場は、30坪の住宅で60〜100万円程度です。
極端に安い場合や逆に相場より高い場合は、施工内容に問題がある可能性があります。
相見積もりを取る際は、次の3点を意識しましょう。
-
同じ条件で依頼すること
塗装面積や塗料のグレードをそろえないと、正確な比較ができません。 -
見積書の内訳を確認すること
「外壁塗装一式」といった曖昧な記載ではなく、塗料名・塗布量・回数が具体的に書かれているかをチェックしましょう。 -
塗料メーカー名を確認すること
信頼できる業者は、日本ペイントや関西ペイントなど、実績のあるメーカー製品を使用します。
複数社の見積もりを比較すると、価格だけでなく業者の対応力も見えてきます。
質問への回答が明確で、現地調査の説明が丁寧な業者ほど信頼できます。
飛び込み営業であっても、比較対象を持つことで、より安心して判断できるようになります。
2-2 クーリングオフ制度の活用法
外壁塗装の飛び込み営業で「契約してしまったけど不安」という場合、焦らずにクーリングオフ制度を活用しましょう。
クーリングオフとは、訪問販売などで契約した場合に、契約書面を受け取ってから8日以内であれば無条件で契約を解除できる制度です。
たとえば、「営業担当者が帰してくれず、勢いで契約してしまった」「家族と相談していないのに署名してしまった」というケースでも、8日以内なら取り消し可能です。
実際、私の知人も飛び込み営業で契約した直後に不安になり、クーリングオフを行って無事に契約を解除できました。
その後、複数の業者に見積もりを取り直した結果、約15万円安く、しかも保証内容の充実した業者に依頼できたそうです。
クーリングオフを行う手順は次の通りです。
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契約書を受け取った日を含めて8日以内に、書面またはハガキで通知する。
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ハガキには「契約を解除します」と明記し、契約日・契約内容・業者名を記入する。
-
内容証明郵便で送付し、控えを保管しておく。
信頼できる外壁塗装業者は、クーリングオフの説明を契約時にきちんと行います。
逆に「クーリングオフはできません」と言う業者は、法的に問題があります。
もしも契約を急がされた、説明が不十分だったと感じた場合は、遠慮せず制度を利用してください。
この制度を知っておくことで、万が一飛び込み営業で契約しても、安心して対応できます。
消費者を守る大切な仕組みとして、ぜひ覚えておきましょう。
2-3 信頼できる業者選びのコツ
最後に、外壁塗装業者を選ぶ際に信頼性を見極めるコツを紹介します。
営業トークだけでは業者の良し悪しは分かりません。
契約前に「業者の実態」「過去の実績」「保証制度」をしっかり確認することが重要です。
まず、会社の所在地と実績 を確認しましょう。
信頼できる業者は、地域密着で事務所を構えています。
名刺に住所が書かれていても、実際にGoogleマップで検索するとレンタルオフィスというケースもあります。
所在地が明確で、これまでの施工事例を公開している会社は信頼性が高いです。
次に、施工中・施工後のサポート体制 を確認します。
信頼できる業者は、1年・3年・5年と定期点検を実施します。
一方で、悪質業者は施工後に連絡が取れなくなるケースもあります。
保証内容や連絡先、担当者の氏名を明記した書面を必ず受け取りましょう。
さらに、口コミや第三者評価 も参考にしましょう。
Googleレビューや外壁塗装の専門サイトでは、実際の利用者の声を確認できます。
「説明が分かりやすかった」「対応が丁寧だった」といった声が多い業者は、顧客満足度が高い傾向にあります。
信頼できる外壁塗装業者を見つけるためには、焦らず冷静に比較検討することが何より大切です。
見積書・契約書・保証内容をしっかり確認し、疑問点はすべて質問しましょう。
この手間を惜しまなければ、後悔のない外壁塗装が実現します。
3.外壁塗装業者の会社の特徴

3-1 評判の良い業者の特徴
外壁塗装業者の中でも、評判の良い業者にはいくつか共通点があります。
それは「情報開示の透明性」「地域密着の姿勢」「丁寧な説明力」の3つです。
まず、情報開示が明確な業者は信頼できます。
見積もり内容が「外壁塗装一式」ではなく、塗料名・塗布回数・施工面積・費用内訳まで細かく記載されているか確認しましょう。
私が以前対応したお客様の例では、信頼できる業者ほど「どのメーカーの塗料を使用するか」「保証期間は何年か」をはっきり提示していました。
逆に、見積書に曖昧な表現が多い業者は、後から追加費用を請求してくる可能性があります。
次に、地域密着で実績を積んでいる業者も信頼できます。
外壁塗装は、気候や湿度など地域の環境条件に大きく左右されます。
地元で10年以上営業している会社であれば、施工後のアフターフォローにも迅速に対応してくれます。
口コミサイトやGoogleマップで「地元密着」「対応が丁寧」「定期点検がある」といった声が多い会社は、信頼度が高い傾向にあります。
そして、丁寧な説明ができる担当者も重要です。
営業担当者が「なぜ塗装が必要なのか」「どの塗料が適しているのか」を、専門用語を使わずに説明できるか確認しましょう。
私の経験上、信頼できる担当者ほどお客様の質問に正面から答え、即決を迫ることはしません。
このような特徴を押さえることで、「外壁塗装 飛び込み営業」に来た業者が信用に値するかを冷静に判断できます。
3-2 悪徳業者リストの活用法
外壁塗装の飛び込み営業では、残念ながら悪徳業者が一定数存在します。
「無料で点検します」「今だけ足場代無料」などの言葉で契約を急がせる業者には注意が必要です。
こうした業者を事前に避けるために役立つのが、悪徳業者リストや行政・消費者センターの公開情報です。
国民生活センターや各自治体の消費生活センターでは、「訪問販売トラブルに関する相談事例」や「注意喚起リスト」を公表しています。
たとえば、「○○塗装株式会社」「△△リフォームサービス」といった実名で、過去にトラブルの多かった業者名が掲載されている場合があります。
契約前に会社名で検索し、トラブル情報が出てこないか確認するだけでもリスクを大幅に減らせます。
また、SNSや口コミサイトも有効です。
最近では「外壁塗装 業者名 評判」と検索すれば、実際の利用者の声が見られます。
特に、「説明が不十分だった」「保証書をもらえなかった」といった内容が複数見られる場合は、慎重に判断する必要があります。
悪徳業者リストや口コミを確認するだけで、危険な業者を未然に回避できます。
外壁塗装の飛び込み営業を受けたら、まずは会社名を検索し、評判をチェックすることから始めましょう。
3-3 信頼できる業者を選ぶための具体的な確認ポイント
外壁塗装の飛び込み営業を受けたとき、最終的に信頼できる業者かどうかを判断するには、「契約前の確認」が欠かせません。
信頼できる会社ほど、契約や施工に関する情報をすべてオープンにしています。
確認すべき主なポイントは以下の5つです。
-
会社の所在地が明確であること
実際に事務所が存在するか、Googleマップで確認しましょう。
住所がレンタルオフィスやマンションの一室の場合は要注意です。 -
契約書・見積書に不備がないこと
外壁塗装工事の契約では、「塗料名」「施工面積」「保証内容」「支払方法」が明記されているかが重要です。
不明点があれば、必ず書面で説明を求めましょう。 -
施工後のアフターフォローがあること
信頼できる業者は、1年・3年・5年と定期点検を実施します。
口約束ではなく、保証書に明記されているかを確認してください。 -
所属団体・認定資格の有無
「塗装技能士」や「建設業許可番号」を持つ業者は、一定の技術基準を満たしています。
許可番号がない会社は無許可営業の可能性があります。 -
担当者の説明が丁寧であること
施工内容や費用に関する質問をしたとき、丁寧に説明できるかどうかで信頼度が分かります。
まとめ
外壁塗装の飛び込み営業は、すべてが悪質というわけではありません。
しかし、営業トークや契約内容をしっかり確認しなければ、後悔するケースも多くあります。
信頼できる外壁塗装業者を見抜くためには、次の3つの視点が欠かせません。
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営業担当者の対応や説明の丁寧さをチェックすること
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悪徳業者リストや口コミを確認して事前に情報を集めること
-
契約内容・保証・会社の実績をしっかり確認すること
この3つを意識するだけで、トラブルの大半は防げます。
外壁塗装や屋根塗装は、住まいの寿命を左右する大切な工事です。
焦って契約するのではなく、信頼できる業者を見極めてから依頼しましょう。
塗るばいでは、佐賀でお客様にピッタリの塗装プランを提案しています。佐賀の外壁塗装、屋根塗装、防水工事は塗るばいにお任せください!!
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江川 拓Egawa Taku
お客様お一人お一人に安心できる塗装工事をご提供できるように、努力してまいります。
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所有資格
- 外壁診断士
- 外壁アドバイザー
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