寒い季節でも安心!冬季外壁塗装のプロのアドバイス

いつも塗るばいブログをご覧いただきありがとうございます!塗るばいは佐賀を中心に、地域密着型の外壁塗装専門店として、外壁塗装、屋根塗装、屋根カバー工法、屋根葺き替え、防水工事、雨漏り修理など、幅広いサービスを提供しています。当店では高品質な塗装を手頃な価格でご提供し、お客様の住まいをより長持ちさせるお手伝いをしています。
目次
はじめに
戸建て住宅の外壁塗装や屋根塗装、防水工事を検討中の皆さま。「外壁塗装 冬」という検索キーワードで情報を探している方は少なくありません。冬の寒さや凍結・結露などの不安から、塗装を先延ばしにしたいと感じている方もいるでしょう。
しかし、冬季でも適切な条件と技術を備えた施工であれば、質を落とさず塗装を行うことは可能です。本記事では、冬季外壁塗装のメリット・デメリットを整理し、プロ視点からの注意点と対策を交えながら、疑問や不安に応える内容をお伝えします。
1.冬季の外壁塗装のメリットとデメリット

1-1 冬に外壁塗装を行うメリットとは?
冬は外壁塗装の「オフシーズン」と思われがちですが、実際には条件を正しく理解すれば、多くのメリットを享受できる季節です。
ここでは、冬季外壁塗装の主な4つのメリットを、実際の現場経験と合わせて解説します。
メリット①:予約が取りやすく、優良業者を選びやすい
春や秋は塗装の繁忙期で、人気業者のスケジュールはすぐに埋まってしまいます。
一方、冬季は比較的予約が取りやすく、希望時期や予算に合わせやすいという利点があります。
また、施工管理者や職人が時間的に余裕を持てるため、1軒あたりの品質チェックも丁寧に行いやすいという点も、冬季ならではのメリットです。
メリット②:湿度が低く、塗料の乾燥が安定しやすい
冬の空気は乾燥しており、湿度が50%前後の日が多い地域では塗料の乾燥が安定的に進む傾向にあります。
外壁塗装において「湿度85%未満」は理想的な環境とされており、冬の晴天日であればこの条件を満たすことが多くなります。
メリット③:費用を抑えられる可能性が高い
外壁塗装業界は季節によって需要が変動します。
春・秋の繁忙期と比べて冬は依頼が減るため、業者が「閑散期キャンペーン」や「冬季割引」を実施するケースがあります。
同じ品質の工事をよりお得な価格で依頼できるのは、冬に外壁塗装を行う大きな魅力です。
また、工期が比較的空いている時期のため、急な相談や追加塗装の対応にも柔軟に動いてもらえる場合があります。
メリット④:臭気や生活への影響が少ない
冬は窓を開ける機会が少なく、塗料の臭いが室内に入りにくい季節です。
さらに、気温が低いため塗料の揮発も緩やかで、生活中のストレスを抑えながら施工できるという利点もあります。
特に在宅で施工を受ける家庭にとって、冬の外壁塗装は「生活への干渉が少ない快適な時期」と言えます。
1-2 冬季外壁塗装のデメリットと注意点
もちろん、冬季の外壁塗装にはいくつかの注意すべきポイントもあります。
ここでは、代表的なデメリットとその対策を具体的に紹介します。
デメリット①:日照時間が短く、作業時間が限られる
冬は日が沈むのが早く、職人が作業できる時間は約6〜7時間に限られます。
気温が5℃を下回る早朝や夕方は塗装ができないため、実質的な作業時間はさらに短くなります。
そのため、1日の進行スピードが落ち、全体の工期が2〜3日延びることもあります。
ただし、工程に余裕を持ったスケジュールを組むことで、このデメリットは十分に解消可能です。
デメリット②:気温低下による乾燥・硬化不良のリスク
外壁塗装に使用される塗料は、気温5℃以上・湿度85%未満という条件での施工が推奨されています。
5℃を下回ると、塗料の硬化反応が遅れ、塗膜の艶ムラや剥離、密着不良などの不具合を引き起こす可能性があります。
たとえば、早朝に塗布した箇所が夜に冷え込み、乾かないまま結露してしまうケースもあります。
このようなトラブルを防ぐには、職人が現場の温度と湿度を正確に測定し、適切な時間帯を選定することが重要です。
デメリット③:霜・結露・凍結による施工不良
冬の朝は外壁表面に霜がつくことがあり、目に見えない水分が塗料の密着を妨げます。
また、気温が0℃近くになる地域では、塗料自体が凍結して性能を損なうリスクも存在します。
実際に私が経験した現場では、前夜に霜が降り、朝8時の段階では外壁が冷たく湿っていました。
その際は、日光で壁が乾く10時以降に作業を始めることで、施工品質を確保できました。
このように、作業開始前の表面温度と含水状態の確認が、冬季塗装では非常に大切です。
デメリット④:地域差による施工制限
九州エリアでは、冬でも日中10℃前後になる日が多く、条件次第では問題なく施工可能です。
したがって、地域の気候条件を考慮して判断することが何より重要です。
1-3 冬場に塗装を選ぶ理由
「それでも冬に外壁塗装を選ぶ価値はあるのか?」
答えは、**条件を満たせば“冬は狙い目の季節”**ということです。
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優良業者を選びやすい
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割引やキャンペーンで費用が下がる
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湿度が低く、塗膜仕上がりが安定する
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日程調整が柔軟で、追加要望も通りやすい
特に、年度内にリフォームを完了したい方や、春以降に引っ越し予定の方には最適な時期と言えます。
プロの施工会社が天候を見極めながら対応すれば、春と変わらない品質を実現することができます。
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2.冬季外壁塗装を成功させるプロのアドバイス

2-1 塗装可能な条件を厳守すること
冬季外壁塗装で最も重要なのは、「施工条件を正確に守ること」です。
どんなに腕の良い職人でも、気温・湿度・天候を無視して塗装しては失敗します。
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気温5℃以上、湿度85%未満が原則
この条件を下回る日は作業を中止します。塗料メーカー(日本ペイント、関西ペイントなど)も明確にこの基準を定めています。 -
降雨・降雪時は完全中止
外壁が濡れている状態で塗装を行うと、塗膜の付着が弱くなり、わずか数年で剥離することがあります。 -
朝の結露や霜を必ず確認
作業開始前に壁面温度を計測し、触って冷たく湿っている場合は完全に乾くまで待機します。
これらの確認を怠らない業者こそが、冬季施工のプロフェッショナルです。
2-2 冬季に適した塗料・工法の選定
冬季の塗装では、塗料の選び方が品質を大きく左右します。
一般的に、冬向けのおすすめ塗料・工法は以下の通りです。
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低温硬化型塗料(冬用塗料)を選ぶ
アクリルシリコンやフッ素系塗料の中には、5℃以下でも硬化できるタイプがあります。
メーカー指定の希釈率・乾燥時間を守れば、通常と変わらない仕上がりを得られます。 -
溶剤型(油性)塗料の活用
水性塗料は凍結リスクがあるため、気温の低い現場では溶剤型塗料を選ぶと安全です。
ただし、臭気が強いため、近隣への配慮や換気を徹底します。 -
乾燥時間を通常より長く取る
冬は塗料の硬化が遅いので、重ね塗り間隔を通常の1.5倍程度に設定します。
たとえば、夏なら4時間後に上塗りするところを、冬は6時間以上空けるなどの工夫が必要です。
2-3 工程管理・スケジュールの工夫
冬季の外壁塗装では、「段取りの良さ」が品質を決めます。
職人や現場管理者が、気温変化や日照時間を見ながら施工順序を組むことが重要です。
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作業時間帯を10時〜15時に限定
朝夕の低温を避け、日中の安定した時間帯に作業を集中させます。 -
北面→南面の順に塗装
日陰の面を先に仕上げ、乾燥の早い面を後回しにすることで、全体の仕上がりを均一にします。 -
予備日を2〜3日設定
天候による中断を見越して余裕を持ったスケジュールを組みます。
これにより、焦って塗装して失敗するリスクを防げます。 -
現場確認を徹底
塗り残しや乾燥ムラがないかを、各工程ごとにチェックシートで管理します。
職人任せにせず、現場監督が必ず立ち会うことが理想です。
3.冬季外壁塗装の安心利活用法

冬は気温が低く、空気が乾燥しています。
この時期に外壁塗装を行う場合、施工条件を正しく理解することで、品質・コスト・工期のすべてをバランスよく管理できます。
3-1 冬の塗装を成功させるための最終確認
外壁塗装を冬に行う場合、最も重要なのは気温・湿度・天候の3つです。
塗料メーカーは、塗装条件として「気温5℃以上、湿度85%未満」を推奨しています。
この条件を満たさないと、塗料の乾燥が遅れ、塗膜の剥がれやムラが発生するリスクが高まります。
たとえば、朝の気温が3℃であっても、日中に10℃まで上がる予報であれば、10時〜15時の間であれば塗装可能です。
職人が温度計と湿度計を持ち、外壁表面の状態を確認してから作業を始めるのが理想です。
また、冬は日没が早く、作業時間が短くなります。
そのため、外壁塗装のプロは工程を1日単位で細かく調整し、乾燥時間を長めに設定します。
通常、春や秋の塗装では中塗りと上塗りの間隔を4時間ほど空けますが、冬は6〜8時間程度の余裕を持たせることで、確実な乾燥を確保します。
さらに、塗料選びも成功の鍵です。
最近では、低温でも硬化しやすい「冬用塗料(低温硬化型)」が登場しています。
私が実際に施工した現場では、アクリルシリコン塗料を使用し、気温6℃でも美しい仕上がりを実現できました。
職人がしっかりと気温と湿度を管理すれば、冬でも塗料の性能を最大限に引き出せるのです。
冬の塗装成功のポイント:
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気温5℃以上、湿度85%未満で施工する
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作業時間は10時〜15時を中心に設定する
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低温対応塗料を選ぶ
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乾燥時間を通常より長く取る
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朝夕の霜・結露を完全に乾かしてから作業を始める
この5つを守れば、冬季でも品質の高い外壁塗装が可能です。
3-2 自宅の外壁を守るためのリフォーム計画
冬に外壁塗装を行う際には、全体のリフォーム計画を立てておくことが重要です。
なぜなら、冬は外気温の変化が激しく、施工可能日が限られるため、計画を誤ると工期が延びてしまう可能性があるからです。
私が担当した横浜市の現場では、1月中旬に屋根・外壁塗装を行いました。
その際、雪の予報が出たため、1日だけ作業を中止しました。
しかし、事前に**「予備日を2日設けるスケジュール」**を組んでいたため、予定通り10日間で工事を完了できました。
冬季のリフォーム計画で確認すべきポイントは次の通りです:
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天候の変化を考慮し、予備日を2〜3日設定する
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気温が下がりやすい北面から施工を始め、南面を後に回す
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塗料や工具を凍結させないよう、保管場所を確保する
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外壁だけでなく屋根塗装も同時に行うと効率的
特に外壁と屋根の同時塗装は、足場代を1回で済ませられるため、10〜15万円程度のコスト削減につながります。
さらに、冬季は塗装業界の閑散期です。
繁忙期の春や秋に比べ、見積もり金額が5〜20%安くなる傾向があります。
業者によっては「冬季限定割引キャンペーン」を実施していることもあり、賢くリフォーム計画を立てることで経済的にも大きなメリットが得られます。
リフォーム計画の最終チェックとして、必ず確認すべき3点があります。
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契約書に「天候による工期延長時の追加費用免除」が明記されているか
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使用塗料の種類と乾燥時間が詳細に記載されているか
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工事保証期間が明確になっているか
これらをきちんと確認すれば、冬でも安心して施工を任せられます。
3-3 再確認!冬に外壁塗装をする意義
「なぜ冬に外壁塗装をするのか?」
その答えは、冬こそが家を長持ちさせるチャンスだからです。
寒冷な季節は、外壁が結露や乾燥によって小さなダメージを受けやすい時期です。
特に、外壁材のひび割れや塗膜の剥がれを放置すると、雨水が内部に侵入し、春先の雨季に雨漏りを起こすリスクがあります。
冬のうちに補修と塗装を行えば、春から梅雨にかけての水分侵入を未然に防ぐことができます。
また、冬の塗装は「職人の手が空いている」ことも大きな利点です。
春・秋の繁忙期に比べ、職人が一軒にかけられる時間が増えるため、細かい補修や下地処理を丁寧に行ってもらえる可能性が高まります。
さらに、冬は湿度が低いため、塗料が安定して乾燥します。
塗膜が均一に仕上がり、光沢や耐久性が高くなるケースも少なくありません。
実際に、私が担当した12月の現場では、気温8℃・湿度60%の条件下で施工を行い、仕上がり後の艶感や耐候性が非常に良好でした。
このように、冬に外壁塗装を行うことは、「家を守る準備を早めに整える」戦略的な判断とも言えます。
年内にメンテナンスを終えておけば、来春には安心して生活をスタートできます。
まとめ
冬の外壁塗装は、「寒さで塗料が乾かない」「品質が落ちる」といった不安を持たれがちです。
しかし、実際には気温や湿度の条件をきちんと管理すれば、冬でも外壁塗装は十分に可能です。
乾燥した冬の空気は、塗料の硬化を安定させ、美しい仕上がりを実現しやすい季節でもあります。
さらに、冬は塗装業界の閑散期にあたるため、見積もりが安くなる・職人が丁寧に作業できるといった大きなメリットもあります。
つまり、「外壁塗装 冬」は決して避けるべき時期ではなく、むしろ計画的に進めれば最適なタイミングといえます。
外壁は毎日、雨・風・紫外線・寒暖差にさらされています。
この冬こそ、プロと一緒に大切な住まいを守るメンテナンスを行いましょう。
早めの対策が、春からの快適な暮らしにつながります。
寒い季節でも安心して塗装ができる「信頼できる業者」を選び、冬の外壁塗装で家を長持ちさせましょう。
塗るばいでは、佐賀でお客様にピッタリの塗装プランを提案しています。佐賀の外壁塗装、屋根塗装、防水工事は塗るばいにお任せください!!



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