湿度が安定する9月、外壁塗装に最適な条件を整える方法
いつも塗るばいブログをご覧いただきありがとうございます!塗るばいは佐賀を中心に、地域密着型の外壁塗装専門店として、外壁塗装、屋根塗装、屋根カバー工法、屋根葺き替え、防水工事、雨漏り修理など、幅広いサービスを提供しています。当店では高品質な塗装を手頃な価格でご提供し、お客様の住まいをより長持ちさせるお手伝いをしています。
9月は気温・湿度・天候のバランスが非常に良く、塗装作業がしやすい時期です。
真夏のような猛暑日が少なく、空気の湿度も比較的安定しているため、塗料が乾きやすく、ムラや剥がれが発生しにくい特徴があります。
目次
1.外壁塗装の準備ステップ
1-1. 外壁塗装時期の選び方
外壁塗装は、一年を通して行える工事ではありますが、気温や湿度、降雨量によって仕上がりに大きな差が出ます。
9月は夏の暑さが和らぎ、梅雨の湿気も落ち着いてきた季節。気温が20〜28℃前後、湿度が60〜70%程度と、塗料がしっかりと乾燥・定着しやすいコンディションが整います。
逆に、7月や8月のような猛暑日では、塗料が急激に乾いてしまい、塗膜がひび割れを起こすリスクがあります。10月以降になると、地域によっては朝晩の気温差が大きくなり、塗料の乾きが遅くなるケースもあるため、9月中旬の施工が特におすすめです。
1-2. 工事のスケジュールと日数
外壁塗装工事にかかる日数は、一般的な戸建て住宅でおおよそ10〜14日程度です。
具体的には、以下のような工程があります。
-
足場の設置(1日)
-
高圧洗浄(1日)
-
下地補修(1日)
-
下塗り・中塗り・上塗り(それぞれ1日ずつ、計3日)
-
乾燥・検査(2〜3日)
-
足場解体・清掃(1日)
これらの日程に加え、雨天の場合は作業が順延になります。9月は比較的天候が安定していますが、下旬になると秋雨前線の影響で雨が降りやすくなるため、9月上旬〜中旬にかけての施工が安心です。
塗装中に雨が降ると、塗料が流れてしまったり、乾燥に時間がかかって仕上がりが悪くなることもあります。スムーズに進めるためには、施工業者と相談し、数日程度の余裕をもったスケジュールを立てることが重要です。
1-3. 信頼できる業者の見つけ方
外壁塗装は、仕上がりの良し悪しが業者の経験・技術力・誠実さによって大きく左右されます。
私が業者を選ぶ際に重視したのは、以下のポイントです。
-
見積もりが明確で分かりやすい
-
地域の気候を踏まえた提案がある
-
担当者の対応が丁寧で、質問にしっかり答えてくれる
-
使用する塗料や工法について詳しく説明してくれる
-
自社施工かどうかが明記されている
実際に相談した2社のうち、1社は「9月中旬はこの地域は風が強い日が多くなるので、早めに始めましょう」と教えてくれました。このように、気候を理解したうえで具体的なアドバイスができる業者は信頼に値します。
また、現地調査の際に建物の傷み具合を細かくチェックしてくれるかどうかも重要です。営業トークばかりで、実際の外壁や屋根をあまり見ない業者は要注意です。
▼合わせて読みたい▼
2.外壁塗装を成功に導くために
外壁塗装は、建物の外観を美しく保つだけでなく、紫外線・雨風・湿気から住宅を守るための大切な工事です。塗装の品質を左右する要因の一つが施工時の気候条件です。
特に湿度と気温のバランスが重要で、適切な条件で塗装を行うと塗料の密着性や耐久性が高まります。9月は年間を通して最も湿度が安定しやすい時期のひとつであり、外壁塗装のタイミングとして非常に優れています。
2-1 良好な湿度を保つための環境調整
湿度は塗装品質に直結する
外壁塗装の仕上がりは、気温だけでなく湿度の影響を強く受けることが知られています。塗料は湿度が高すぎると乾燥不良を起こし、湿度が低すぎると表面が急激に乾いてムラになりやすくなります。
9月の湿度は理想的な条件が揃う
気象庁の統計によると、東京や大阪などの都市部では、9月の平均湿度は65〜75%前後と、塗料が最も安定して乾く湿度帯に収まっています。気温も20〜27℃と高すぎず低すぎず、作業者の作業効率も上がりやすい環境です。
塗装環境の整え方
現場では、塗装前に以下のような環境調整を行います。
-
施工前に湿度計で空気の状態をチェック
-
前日の雨が残っていないか、外壁の乾き具合を確認
-
風が強すぎない日を選ぶ(風があると塗料が飛散する)
実際、私の自宅でも2023年9月に塗装を実施しましたが、施工前に職人さんがしっかり湿度を測定し、「今日は乾きがいいから、2回塗りがスムーズにいけそうですね」と安心させてくれました。結果、ムラなく美しい仕上がりになりました。
湿度管理が高品質な仕上がりを支える
外壁塗装は、乾燥時間や塗膜の定着性に大きく左右されるため、湿度の安定した9月を選び、現場での適切な環境調整を行うことが重要です。
2-2 台風や降雨のリスク管理
9月は天候の変化に注意が必要
9月は「外壁塗装に最適」と言われる一方で、台風シーズンと重なるリスクもあります。地域によってはゲリラ豪雨が発生するケースもあり、事前の備えが重要です。
天気予報と工程管理が鍵
信頼できる塗装業者は、週間天気を基に作業日を調整したり、雨天予備日をあらかじめ含めて工程を計画しています。
私が相談した塗装業者では、LINEで毎日天気情報を共有してくれたため、予定変更もスムーズに対応できました。「午前中だけ降りそうなので、今日は下塗りを控えて高圧洗浄に切り替えます」といった柔軟な対応が、仕上がりの差につながります。
雨天時の作業強行はNG
雨が降っている最中に塗装作業をすると、以下のようなトラブルが起こります。
-
塗料が水分で流れてしまい、乾燥不良が発生
-
塗膜に気泡やシミが残る
-
施工後の剥がれや浮きが発生しやすくなる
これらのトラブルを防ぐためにも、降雨予測をもとにスケジュールを調整できる業者を選ぶことが大切です。
リスクを回避し、最適なタイミングで塗装を行う
9月の外壁塗装は、気候が安定する日を的確に選ぶ業者の判断力と、余裕ある工程設計が成功のカギになります。
2-3 メンテナンスの重要性と平均的な費用
塗装後のメンテナンスは劣化を防ぐ鍵
外壁塗装は、一度施工したら終わりではありません。施工後も定期的なチェックや簡単なメンテナンスを行うことで、耐用年数を延ばし、再塗装の時期を先延ばしにできます。
どんなメンテナンスを行うべきか
塗装後に実施すべき基本的なメンテナンスは以下の通りです。
-
年に1〜2回程度、外壁を目視点検する(ヒビ・色褪せの有無を確認)
-
雨樋やサッシ周りの汚れは早めに取り除く
-
近隣に高木がある場合は枝葉の接触を避ける
-
台風後などは、外壁に損傷がないかチェック
塗装業者によっては、施工後1年点検や3年点検の無料サービスを提供している場合もあります。契約前に確認しておきましょう。
費用感の目安を知っておく
一般的な30坪前後の戸建て住宅で外壁塗装を行う場合、費用相場は80万〜130万円程度です。使用する塗料の種類(シリコン・フッ素・無機など)や、足場・下地補修の有無によって金額は前後します。
-
シリコン塗料:80万〜100万円前後(耐用年数10〜13年)
-
フッ素塗料:100万〜130万円前後(耐用年数15〜18年)
-
無機塗料:120万〜150万円(耐用年数18〜20年以上)
塗料の種類を決める際には、初期費用だけでなく、長期的なランニングコストも考慮することが大切です。
メンテナンスと費用を把握し、長持ちする塗装を実現
塗装後のケアや費用感を事前に理解しておくことで、トラブルを防ぎ、外壁の美しさと防水性能を長く保つことができます。
3.9月に外壁塗装を行う際の具体例
外壁塗装は天候や気温、湿度の影響を強く受ける工事です。特に9月は塗料の乾燥に最適な時期であり、安定した仕上がりと工期の短縮が期待できる季節です。
ただし、塗装中は窓を開けられない、臭気がこもる、作業音が気になるといった「生活面のストレス」も発生します。施工前に生活への影響を理解し、準備しておくことが重要です。
3-1 各地域の気候差による影響
同じ9月でも地域によって条件が異なる
9月は全国的に湿度と気温が安定する傾向にありますが、地域によって気候条件が異なるため、塗装のスケジュールや塗料の選定に注意が必要です。
都市部と山間部での違い
たとえば東京では、9月の平均気温が約24℃、湿度が65〜70%程度で比較的塗装に適した環境です。一方、長野県などの高地では朝晩の冷え込みが強まり、日中は塗装可能でも朝夕に結露が発生しやすくなるため、塗装開始時間や塗料の乾燥時間に配慮が必要です。
また、沖縄や九州南部では9月でも30℃を超える日があり、気温が高すぎると塗膜が急乾燥してムラになる可能性もあるため、塗装作業は早朝や夕方を中心に調整することがあります。
地域密着型の業者の選定が鍵
これらの気候差を見極め、地域に合わせた施工スケジュールを提案できる業者の選定が極めて重要です。全国展開の大手業者よりも、地域の天候傾向を熟知した地元業者の方が、天気の急変にも柔軟に対応してくれるケースが多くあります。
地域の気候と施工内容の相性を見極める
9月の外壁塗装を成功させるためには、地域の気候データに基づいて施工時期を決め、塗料の選定や工程に柔軟に対応できる業者を選ぶことがポイントです。
3-2 工事中の生活への配慮
塗装期間中の生活環境が変わる
外壁塗装の施工中は、塗料の臭いや足場の設置、窓の開閉制限など、住んでいる人の日常生活に少なからず影響を与えます。
どんな影響が出るのか
実際の塗装工事では以下のような影響がよく見られます。
-
洗濯物が外に干せない
-
窓が養生され、日中でも室内が暗くなる
-
シンナー臭が室内に入りやすくなる
-
塗装中の作業音が気になる
私自身、2022年の9月に自宅の外壁塗装を行いましたが、特に窓の養生で風通しが悪くなり、日中の室温が上がって少しストレスを感じた経験があります。
生活リズムに合わせた計画が効果的
塗装期間中は2週間程度の工事期間を想定しておき、以下のような配慮をあらかじめ行うことで快適に過ごせます。
-
洗濯物は部屋干し or コインランドリーを利用
-
塗装期間中だけ仮住まいを活用(特に小さな子どもやペットがいる場合)
-
作業時間帯(8時〜17時)を避けた生活リズムの調整
-
養生シートにUVカット・通気性のある素材を使用してもらう
計画と工夫で生活ストレスを軽減できる
事前に生活への影響を想定し、必要な対策を準備することで、塗装期間中の不快感を最小限に抑えることが可能です。信頼できる業者であれば、生活面への配慮提案もしっかりしてくれます。
3-3 エアコン使用時の注意点
まだ暑さの残る9月、エアコンが必要な日もある
9月は秋の気配がありながらも、地域によっては残暑が厳しく、日中は気温が30℃近くになる日も珍しくありません。そのため、塗装中でもエアコンを使いたいというニーズは高いです。
塗装とエアコン使用の相性に注意
外壁塗装では、室外機周辺も養生(カバー)されることが多いため、冷却効率が落ちたり、空気の流れが遮断されることがあります。無理に稼働させると機械に負担がかかり、故障の原因にもなりかねません。
また、塗料の臭気がエアコンの換気口から室内に入ってくるケースもあり、特にシンナー系塗料を使用する場合は注意が必要です。
対策をすればエアコンも問題なく使える
エアコンを使いたい場合は、事前に施工業者へ以下の点を伝えておきましょう。
-
室外機を覆う養生は通気性のある素材を使ってもらう
-
可能であれば施工日程を調整して室外機周辺の作業を短時間で済ませる
-
臭気が気になる場合はエアコンの換気モードを停止して使用する
-
室外機の仮設移動ができる業者であれば、熱交換効率を保ちやすい
私がお願いした業者では、「室外機の養生方法を工夫すればエアコン使用も問題ありません」と事前に説明があり、安心して使用できました。
エアコンを快適に使うには施工前の相談がカギ
9月の外壁塗装でエアコンを使うなら、事前に室外機の位置や使用頻度を伝えておくことが大切です。これにより、塗装中も快適な室内環境を維持できます。
いつも塗るばいブログをご覧いただきありがとうございます!塗るばいは佐賀を中心に、地域密着型の外壁塗装専門店として、外壁塗装、屋根塗装、屋根カバー工法、屋根葺き替え、防水工事、雨漏り修理など、幅広いサービスを提供しています。当店では高品質な塗装を手頃な価格でご提供し、お客様の住まいをより長持ちさせるお手伝いをしています。
まとめ
9月は湿度と気温のバランスが良く、外壁塗装に最も適した季節です。しかし、地域による気候差や生活への影響、エアコンの使用状況など、注意すべきポイントもいくつか存在します。
この記事で紹介したように、事前に生活面への配慮や塗装スケジュールを見越した準備を行うことで、快適かつ高品質な塗装工事が実現可能です。
塗るばいでは、佐賀でお客様にピッタリの塗装プランを提案しています。佐賀の外壁塗装、屋根塗装、防水工事は塗るばいにお任せください!!
私が担当しました!

営業
生嶋 大貴Shojima Daiki
お客様のニーズをしっかりとお聞きし、最適な提案をさせていただきます。
若いエネルギーを活かし、明るく丁寧な対応でお客様の期待に応えていきますので、どうぞお気軽にご相談ください!
所有資格
- 外壁診断士
- 外壁アドバイザー
- 石綿作業主任者
- 有機溶剤作業主任者