お家の塗り替えのサイン!?よくある外壁の劣化症状3選
2020.02.20
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はじめに
こんにちは!
佐賀市南佐賀の外壁塗装専門店、「塗るばい」こと、サニー建設商事です。
今回は、外壁劣化のサインについてお話しします!
塗装の時期を図る参考にしてもらえればと思います。
わかりやすいお家の劣化サイン
外壁が粉をふく『チョーキング』
チョーキングとは
これは、雨や紫外線によって塗料の中の合成樹脂が分解され、顔料が粉状になって塗装表面に現れたもので、「白亜化現象」とも呼ばれます。
チョーキングの確認方法
外壁を手でさわって白い粉がつくことがあれば、それはチョーキングのサインです。
日当たりの良い部分は特に紫外線の影響を受けやすいため、確認の際には日当たりの良い部分を確認してみると良いと思います。
チョーキングの問題点
チョーキングが起こると、塗装が担う防水の役割が衰えているため、
外壁が雨や雪の水分を吸収しやすくなったり、藻・コケや、ひび割れの原因になったりします。
さらにひどい場合には、外壁の剥がれにも繋がります。
チョーキングが起こったときの対処法
これが出た際には、浮き出ている粉を取り除いて、その上から新しく塗装をすることをお勧めします。
粉が壁に残った状態だと、塗装を行なっても塗料が壁に密着しないため、結果的に劣化が早くなってしまいます。
雨漏りの原因になる『コーキングの劣化』
コーキングとは
これは、弾性の高い、壁と壁の間にある樹脂系の目地充填材のことで、「シーリング」とも呼ばれます。
気密性や防水性を向上させることや、外壁材の細かな動きを吸収し、破損を防ぐことなどに役立ちます。
コーキングの劣化の確認方法
目視と触ってみるという確認法があります。
目視での確認に関しては、壁と壁の間の目地にシワができていたり、ひび割れがあったり、目地と壁の間が空いていたりしていれば、それはコーキングのサインです。
また、実際に触ってみて弾力を全く感じないくらい硬かったり、逆に変形するくらい柔らかかったりしていても、コーキングを示しています。
コーキングの劣化の問題点
防水機能の低下により、雨漏りの可能性や、雨漏りによる木材の腐りなどが起こります。
コーキングが劣化したときの対処法
軽度の劣化であれば、「増し打ち」という、古いコーキングの上に新しいコーキングを打ちこむ対処法があります。
「増し打ち」をすることにより、目地の隙間を埋めることができるので防水機能を取り戻すことができます。
重度の劣化になってくると「打ち替え」と言って、古いコーキングをすべて剥がして、上から新しいコーキングをする必要があります。手間やお金は「増し打ち」よりかかってしまいますが、こちらの方が持ちもよく弊社では基本的におすすめしています。
壁にヒビが入る『クラック』
クラックとは
これは、外壁に現れたひび割れです。クラックには、塗膜だけが割れるクラックや、壁そのものが割れる構造クラックなどの種類があります。
クラックの確認方法
これは目視で確認することができます。
外壁やサッシ廻りを見てひび割れがあれば、それはクラックのサインです。
クラックの問題点
クラックをそのままにしておくと隙間から雨水が浸透するため、外壁材や内壁材が腐食したり、カビが発生したりしやすくなります。
さらに腐食が進行すると、最悪の場合雨漏りなどの問題にも繋がっていきます。
クラックが起こった時の対処法
クラックの補修が必要となりますが補修方法はいくつかあり、状況によって対処が変わってきます。
代表的な補修方法として、U字カットシール補修や左官補修などがあります。
各お家の壁の種類や壁の状態に合わせて適切な補修補法が変わってきるので、業者にお任せするのが安心だと思います。
また、仕上がりの見た目も業者に頼んだ方がいいので、その点でも業者がいいと言えます。
ただ、どうしても安くしたい方や、見た目は気にならないからとりあえず補修したいという方は、自分でシーリングをすることも不可能ではないので、調べてやってみるのもありかもしれません。
*状態が軽度の場合
最後に
今回は、よくある外壁の劣化症状3選についてまとめました。
外壁塗装は家の美観だけでなく、風雨から家を守る機能等があります。
外壁塗装をせず塗膜が劣化したままにしておくと、結果的に家の劣化が進んで雨漏りなどの原因になり、修繕費などで費用が多くかかる可能性も高いです。
ですので、劣化のサインを見逃さずに早めの対策を心がけるようにしましょう。
また、弊社では佐賀市内限定で無料で外壁診断を行なっておりますので、外壁の劣化が気になる方や心配な方はご相談ください。