フッ素塗料を徹底解説!
2020.02.13
家の外壁や屋根を塗装する際、どんな塗料を選べばいいのか分からない!
そんな方が大半だと思います。
せっかく塗り替えをするんだから耐久性の低い安い塗料を使ってしまうよりかは、ちょっと高額でも耐久性が高い塗料を使った方が長い目で見たらお得なんじゃないかとお考えの方が塗料の候補に入れられるのが高耐久の「フッ素塗料」。
今回はそのフッ素塗料について徹底解説します!
Contents
フッ素塗料の特徴
フッ素塗料とは
フッ素塗料は蛍石(ほたるいし、けいせきと読む)を原料としらフッ素を配合した塗料のことです。
汚れを弾き、酸性雨に強く、ついた汚れも雨などの水で滑り落ちやすい性質があり、紫外線にも強いといった特徴があります。
特に紫外線には強く、耐久年数は約15年~18年ほどが一般的です。
フッ素塗料は耐久性が非常に高く、同時に汚れを弾く性質があるので、施工をすることで長期に渡りお住いの美観性が保たれます。
フッ素塗料のメリットとデメリット
フッ素塗料のメリット
耐用年数が高い
耐久性が非常に高く、長期にわたり美観が保たれる。
塗替え回数を減らし長期的なスパンで見ると、フッ素塗料で家を塗った方がトータルのコストパフォーマンスが良い場合もある。
フッ素塗料のデメリット
コストが高い
一般的なシリコン塗料のおよそ2~3倍のコストがかかる。
塗膜が固い
耐久性が高い一方、塗膜が他に比べて固いので、外壁にヒビが入ると、塗料も一緒に割れてしまうケースがある。
フッ素塗料オススメ部位
屋根が一番オススメです。
屋根は住宅の中で最も紫外線や雨水に当たります。しかも簡単に劣化を確認できる場所ではないので、気づかないうちに劣化が進んでしまっていることがよくあります。
フッ素塗料は上記にもありますが、紫外線に強く、耐候性があるため、屋根をしっかりと守ることができます。屋根は特に傷みやすいので、フッ素塗料で保護することをオススメいたします。
外壁塗装に美観性を重視するならフッ素塗料
フッ素塗料の特徴として油脂性の汚れを弾き、流す性質がありますので、長期間外壁の保護はもちろん美観も保つことができます。
また、チョーキングといった劣化の発生が起きにくくなります。
こんな人にオススメ!
1:とにかく効果を長く持たせたい人
フッ素塗料はフッ素と炭素が強固に結び付いており、紫外線のダメージを受けにくく耐久性に優れています。
同時に防汚性やに優れており、15年~20年というスパンで外壁塗装の効果を長く持たせたい人にオススメです。
2:長い目でみてコストを抑えたいと考える人
30年40年と暮らす家、その家を守るためには何度か外壁塗装を行わなければなりません。
その外壁塗装の回数を減らしてトータルのコストを抑えたいとお考えの方にフッ素塗料はオススメです。
1回の塗装費用は割高でも、他の塗料を使うより塗装回数を減らすことで、費用が抑えられます。
まとめ
フッ素塗料は紫外線や雨水などに強く、耐久年数も長いことから、1回の塗装料金が割高になっても、
生涯でお支払いになる塗装料金という目で見ると、トータルコストは下がります。
フッ素塗料を選ぶ際は、業者の方に「耐候性の長いもの」という風にご指定ください。