足場の組み立てをしました!
2020.01.28
はじめに
皆さんこんにちはサニー建設です。今回は足場についての紹介記事になっています。
というのも、先日サニー建設でも足場の組み立てがありまして。現場の写真を皆さんに見ていただける良い機会なのでは!ということでこのような内容になりました。先に完成した足場を見せちゃいますね。
足場の組み立てが終わると、皆様も見た事があるような見た目になります。
中津隈ひろしの顔がよく目立ちますね。
足場にもいくつか種類があって、サニー建設では一側足場と呼ばれるものを採用しています。ビティというのは建枠のことで、鳥居のような形をした部品のことです。このパーツを基本にして足場を組み立てていきます。
こうして組み立てられて最初にお見せした写真の通りに完成します。
そもそも足場は何のためにあるのか?
ここで疑問です。足場ってなんの為にあるのでしょうか?ベランダからじゃ届かない所を塗装するためでしょうか?それとも職人が安全に作業するためなのでしょうか?
この記事を読んで一緒に疑問を解決しましょう。
足場が何の為にあるのかというと、
- 高所での作業を安定させるため
- 現場の安全性を高めるため
- 作業効率をあげるため
- 現場の周辺を守るため
の4つが理由としてあげられます。
それぞれについて解説していきます。
高所での作業を安定させるため
足場を組むことによって、建物の周りの空間が作業スペースになります。作業スペースが増えることによって足元が安定するため、ハケやローラーを使うときに、手元が狂いにくくなります。
足場を組み立てなくても、脚立でもいいのではないかと考える方もいますが、脚立にはものを置いたりするスペースがないため、足元や手元が不安定になり、物や人の落下や、施工ミスのリスクを高めてしまいます。
現場の安全性を高めるため
施行をさせて頂く場合まず何よりも安全を一番に考える必要があります。職人の怪我や事故を防ぐためにも足場が必須になってにます。
また足元だけでなく、手元も自由なるため、工具を落としたときや態勢を崩したときに自然と受け身が取りやすくなり、足場の下にいる施主様も物や人の落下による事故から守ることが出来るようになります。
作業効率をあげるため
足場を組んで、安全かつ安定した作業環境を作ることによって、職人の作業効率もあがります。工具の持ち替えや施工箇所の切り替え、工事工程の移行などがスムーズになり、結果として、工事を予定通りに進めることができるでしょう。足場を組まない場合に比べて作業を速く効率よく進めることが出来るため、実は工費の節約にもなります。
周辺の安全を守るため
足場を組んだあとに、工事中に発生する粉塵や塗料などを、建物の周囲に飛散させないように、飛散防止ネット(メッシュシート)を足場の周りに張ります。最初の写真で見ていただいたグレーの布のようなものの事ですね。隣家へ塗料が飛び散ることがないよう防止する効果があります。
ここだけは気をつけて!!
最後に一つだけ注意点を。足場代無料には要注意です!!
足場代が無料になることはありえません。足場を組むにも、部材の運搬費や組み立て作業の人件費などの費用が発生します。「今なら足場代を無料にします」などという提案をしてくる業者もいます。しかし、実際に無料になるわけではなく、その他の費用に少しずつ上乗せされていることがほとんどです。安さに惑わされず、業者をきちんと見極めましょう。
さいごに
今回は足場の組み立てについて紹介しました。
サニー建設の建築シート(中津隈ひろしの巨大顔写真)を町で見かけた皆さんが少しでも笑顔になればと思っています。
足場のことについては、サニー建設のYouTubeチャンネルにもQ&Aの動画をupしていますので、疑問が残ってしまったという方はそちらも覗いて見てください!