鳥栖市の外壁塗装業者が教える初心者でも安心!サイディング塗装DIYの完全マニュアル
2025.07.25
いつも塗るばいブログをご覧いただきありがとうございます!塗るばいは鳥栖市を中心に、地域密着型の外壁塗装専門店として、外壁塗装、屋根塗装、屋根カバー工法、屋根葺き替え、防水工事、雨漏り修理など、幅広いサービスを提供しています。当店では高品質な塗装を手頃な価格でご提供し、お客様の住まいをより長持ちさせるお手伝いをしています。
1.初心者でも安心!サイディング塗装DIYの完全マニュアル
戸建て住宅の外壁が色あせたり、ひび割れたりしているのを見て、「そろそろ塗装をしなければ」と感じたことはありませんか?しかし、外壁塗装には高額な費用がかかるため、なかなか一歩を踏み出せない方も多いはずです。
この記事では、鳥栖市で多くの外壁塗装を手がけてきた塗装業者の視点から、「鳥栖市 外壁塗装 DIY サイディング」で検索された方に向けて、サイディング外壁のDIY塗装を安全かつ効果的に行うための完全マニュアルをお届けします。
塗料の選び方から道具の準備、安全対策、作業手順、注意点まで、専門的な知識がなくても取り組めるよう、わかりやすく丁寧に解説していきます。
1-1 外壁塗装DIYの魅力とは?
外壁塗装を業者に依頼すると、鳥栖市内の戸建て30坪程度の住宅であれば、80万円〜120万円程度が相場です。一方、DIYであれば10万〜20万円ほどに費用を抑えることが可能です。
DIYでの塗装の大きな魅力は、何よりもこのコストダウンにあります。加えて、自分の家を自分の手で塗装するという作業は、思っている以上に達成感があります。筆者自身も数年前、築15年の自宅の南側壁面を初めてDIYで塗り替えました。家族に「家が明るくなったね」と言われたときには、本当に嬉しかった記憶があります。
また、自分で作業することで、サイディングの細かな状態や劣化状況に気づきやすくなり、今後のメンテナンスにも活かすことができます。時間や労力はかかりますが、そのぶん家に対する愛着がより深まるのも大きなポイントです。
1-2 DIYでサイディング塗装を行う理由
日本全国で戸建て住宅の外壁に使われている「窯業系サイディング」は、比較的施工がしやすく、DIY初心者でも扱いやすい素材です。鳥栖市の住宅でも、ほとんどがこのサイディングボードを採用しています。
サイディングはセメントを主成分とした板状の外壁材で、デザイン性や施工のしやすさが評価されていますが、10年を過ぎたあたりから防水性の低下や色あせ、チョーキング(白い粉状の劣化)が起こります。これらを放置すると、内部への雨水の侵入やカビ・腐食の原因となるため、早めの対処が重要です。
DIYでサイディングを塗装することには、以下のようなメリットがあります:
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劣化箇所を自分で把握し、早期に対処できる
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塗料の種類を自分で選べる(耐久性や色など)
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外壁だけでなく付帯部(雨樋・軒天)も同時にメンテナンス可能
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自分のペースで作業が進められる
もちろん、専門知識が必要な場面もありますが、事前準備と正しい手順を守れば、DIYでも十分に外壁塗装を成功させることができます。
1-3 必要な道具と材料のリスト
DIY塗装の成功には、正しい道具と材料をそろえることが最も重要です。特に外壁塗装は高所作業が伴うため、安全性にも十分に配慮する必要があります。以下に、作業前に必ず準備しておきたい道具と材料の詳細リストを紹介します。
下準備に必要な道具
道具名 | 用途とポイント |
---|---|
高圧洗浄機 | サイディングの表面に付着したほこり、コケ、汚れを落とす。家庭用でも十分。最低でも1日以上乾燥させる必要あり。 |
スクレーパー(ヘラ) | 古い塗膜やカビ、はがれかけたシーリング材を除去する際に使用。 |
マスキングテープ | サッシや外灯、給湯器など塗りたくない箇所を保護するために貼る。防水性が高いものがおすすめ。 |
養生シート・ブルーシート | 地面や玄関ドアなど、塗料が飛びそうな範囲をカバーする。風で飛ばないよう固定が必要。 |
塗装作業に必要な道具と材料
名称 | 特徴 |
---|---|
ローラー刷毛(中毛または長毛) | 広い壁面を効率よく塗装するのに最適。壁面の凸凹にもしっかり対応可能。 |
刷毛(平・斜め) | サッシの周囲や細部など、ローラーで届かない箇所に使用。塗りムラが出にくいナイロン製が使いやすい。 |
下塗り材(プライマー) | 塗料の密着性を高め、長持ちさせる役割を持つ。サイディングには専用のシーラーがおすすめ。 |
上塗り材(水性アクリルシリコン塗料) | 耐候性・耐久性・防カビ性能が高く、初めてのDIYに適している。艶あり・艶なしも選べる。 |
安全対策のための道具
道具 | 説明 |
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脚立または足場台 | 2階部分を塗装する場合には足場が必要。簡易足場はホームセンターでレンタル可能。 |
ゴーグル・防塵マスク・手袋 | 塗料の飛散や粉塵、シンナー臭から体を守る。必ず使用する。 |
作業着(つなぎ) | 汚れても良い衣類。防水・通気性があるものがベスト。 |
これらの道具や塗料は、鳥栖市内のホームセンター(コメリ・ナフコ・グッデイ)や通販サイトでも手に入ります。
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2.サイディング塗装の手順解説
サイディング塗装DIYを成功させるには、「順序」と「乾燥時間」を守ることが非常に大切です。適当に塗料を塗ってしまうと、見た目が悪いだけでなく、雨水の侵入を防げず、数年で剥がれてしまうケースもあります。
ここでは、鳥栖市での現場経験をもとに、塗装の各工程を順を追って解説します。
2-1 下塗りの方法と注意点
サイディング塗装のDIYで最も失敗が多いのが「下塗り工程」です。外壁塗装の基本であり、仕上がりの美しさや耐久性を大きく左右する重要なステップですが、軽視されがちです。特に鳥栖市のように夏は高温多湿、冬は冷え込みが強いエリアでは、下塗りをしっかり行わなければ塗料が早期に剥がれたり、ひび割れが発生する可能性があります。
■下塗りの目的
下塗りとは、外壁に塗料をしっかり密着させる「接着剤」のような役割を持つ塗装のことです。下塗り塗料には「シーラー」「プライマー」「フィラー」などがあり、外壁の素材や状態によって使い分ける必要があります。サイディング外壁の場合、主に「シーラー」または「微弾性フィラー」が適しています。
■DIYでの下塗り作業の流れ
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高圧洗浄で汚れを除去
塗装前の準備として、まずは高圧洗浄機を使い、外壁表面の汚れ、カビ、コケ、チョーキング粉を丁寧に洗い流します。チョーキングとは、経年劣化で表面が白く粉をふいた状態のことを指します。これが残っていると、どんな高性能な塗料でも剥がれの原因になります。 -
完全乾燥させる(24〜48時間)
洗浄後、最低でも丸一日は自然乾燥が必要です。鳥栖市の梅雨時期などは乾きが悪くなるため、2日以上空けるのが安心です。 -
養生作業を丁寧に行う
窓枠、玄関扉、植木、エアコン室外機など、塗料が付着しては困る部分をマスキングテープとビニールシートで覆います。この作業を怠ると、後々の清掃が非常に大変になります。 -
下塗り塗料の選定と塗布
外壁の劣化が軽度なら透明シーラー、粉吹きが激しい場合は白色の浸透型シーラーが効果的です。塗布はローラー(中毛タイプ)で一気に広げ、目地や窓周りはナイロン製の刷毛で丁寧に塗ります。 -
塗料メーカー指定の乾燥時間を守る
多くの下塗り塗料では、気温20℃前後で6〜8時間の乾燥時間が必要です。乾燥が不十分だと、上塗り塗料がはじいたり、内部で化学反応を起こして剥がれの原因になります。
■実体験のワンポイント
筆者自身、初めてDIYで下塗りを行った際、天候を甘く見て湿度の高い日に作業をしてしまい、翌日の上塗りで明らかなムラが出てしまいました。結局、乾ききっていなかった下塗り層が原因で、半年後には塗膜が浮いてしまったのです。鳥栖市のような湿度の高い地域では、天気予報と湿度計は必須アイテムです。
2-2 上塗りの工程:時間と乾燥時間
下塗りが終わったら、次は「上塗り」です。この工程はDIYサイディング塗装において、外観の仕上がりに直結する作業です。「中塗り」と「仕上げ塗り」の2回に分けて行うことで、美しい見た目と耐久性を両立させます。
■上塗りで使用する塗料の選び方
外壁塗装では、シリコン塗料・ウレタン塗料・フッ素塗料などが選ばれますが、DIYで扱いやすくコストパフォーマンスに優れているのは「水性アクリルシリコン塗料」です。鳥栖市のホームセンターでも1缶(15kg)で7,000〜12,000円程度で入手可能です。
■上塗りの工程とポイント
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中塗り(1回目の上塗り)
下塗りの乾燥が確認できたら、中塗りを行います。ローラーで縦方向→横方向へ均等に塗布して、塗りムラが出ないようにすることが重要です。塗料は一度に厚く塗りすぎず、2回で厚みを出すのが基本です。 -
中塗りの乾燥時間
メーカーによって異なりますが、通常4〜6時間程度の乾燥時間が必要です。鳥栖市の冬場は特に乾きが遅く、夜露による湿気も考慮して、翌日まで置く方が安全です。 -
仕上げ塗り(2回目の上塗り)
中塗りが完全に乾いた後、最終的な仕上げ塗りを行います。光の反射や塗りムラが目立ちやすい工程なので、丁寧さが求められます。ローラーは一定方向で塗り、端部や目地は刷毛で整えます。
■塗装のテクニック
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一度塗ったところを何度も触らない
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塗料を薄く何度も重ねる
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直射日光が強い時間帯は避ける(塗料が早く乾きすぎてムラになりやすい)
■実体験のコツ
筆者は最初、1回の塗装で済ませようとして厚塗りしすぎてしまい、塗膜がたれてシワのような跡が残ってしまいました。塗料の厚みは、1回あたりおよそ0.1〜0.15mm(100〜150μm)が適正です。2回で均等に仕上げる意識を持つことが、美しいDIY塗装の鍵です。
2-3 特殊機材を使った施工方法について
DIYでの外壁塗装は、手間がかかるぶん愛着が湧きますが、「体力的負担」「作業効率」「安全性」には課題があります。そこで、DIYでも扱える特殊機材や便利ツールを活用することで、作業が格段に楽になります。
■エアレススプレーガン
エアレススプレーガンは、塗料を霧状に噴射し、広範囲をスピーディに塗装できる優れものです。特にサイディングのように凹凸がある外壁では、ローラーや刷毛では塗りにくい箇所までしっかり塗装できます。
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メリット:作業時間が1/2になる、均一な仕上がり
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デメリット:飛散防止のための養生に手間がかかる
鳥栖市内のホームセンターでは、1泊2日で3,000円〜5,000円前後でレンタル可能です。筆者も2階建ての外壁に使用しましたが、2日がかりの作業が1日で完了しました。
■足場や脚立の活用
2階以上の外壁を塗装する際、脚立では限界があります。可搬式足場の使用を強くおすすめします。DIYであっても、安全性を確保しなければ命に関わる事故につながります。
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可搬式足場のレンタル相場(鳥栖市):1週間で10,000〜15,000円程度
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脚立使用時の注意点:足元の不安定な場所では絶対に使わないこと
■温湿度計・紫外線チェッカー
天候によって塗料の乾燥速度は大きく変化します。表面温度が低すぎると塗料の硬化が遅れ、乾燥不良になります。赤外線温度計や湿度計を使うことで、作業に最適なタイミングが判断しやすくなります。
3.基本知識から知っておきたいメリット・デメリット
外壁塗装の中でも特にサイディング壁は、DIYが比較的しやすい素材です。とはいえ、やり方を間違えればすぐに剥がれたり、再塗装の手間が増えたりすることもあります。そのため、正しい知識と工程を身につけることが何より重要です。
3-1|DIYのメリット:コスト面と満足感
サイディング外壁の塗装をDIYで行うことには、大きなメリットがあります。とくに費用を抑えたい人や、自分で手をかけて家を美しく保ちたい人にとって、DIYは非常に魅力的な選択肢です。
コストを大幅に削減できる
外壁塗装を業者に依頼すると、鳥栖市内での平均的な施工費用は約80万円から120万円です。これは足場の設置、下地処理、塗装作業、養生、後片付けなど、すべてを含めた金額です。
一方、DIYであれば必要な費用は塗料、道具、養生資材などに限られ、全体で約20万円から30万円に抑えられます。外壁材がサイディングであれば塗りやすいため、材料費と工具をそろえれば比較的簡単に始めることができます。
自分の手で家をメンテナンスする満足感
自分の手で外壁をきれいに塗り直すことで、家に対する愛着が深まります。ペンキの色を自分で選び、ローラーや刷毛で丁寧に塗り進める過程は、住まいへの思い入れをより一層強くするきっかけになります。
また、何度も業者に依頼する必要がないため、将来的なメンテナンスのハードルも下がります。DIYを経験することで、外壁の劣化や傷みを早期に見つけやすくなり、定期的なメンテナンス習慣が身につきます。
作業の自由度が高い
業者に依頼する場合、日程や仕様は事前に打ち合わせを行い、施工期間中はある程度の制限を受けます。しかし、DIYであれば自分の都合に合わせて作業を進められるため、平日の夜や週末を利用して少しずつ進めることができます。
3-2|デメリットとリスクを理解する
サイディング外壁のDIY塗装には多くのメリットがありますが、その反面、無視できないデメリットやリスクもあります。これらを理解したうえで取り組むことが、後悔のないDIY成功への第一歩です。
仕上がりの品質に差が出やすい
DIYでは、どうしても塗装の仕上がりにムラや塗り残しが出る可能性があります。特に下塗りや上塗りの均一性が保たれていないと、数年後に塗膜の剥がれや色あせが早まることがあります。
また、サイディングの目地部分や角部分などは、技術が必要な場所です。プロが行う塗装と比べて、耐久性や防水性に劣る仕上がりになるケースもあるため注意が必要です。
安全面の不安
DIYで外壁塗装を行う場合、脚立や簡易足場を使っての高所作業が避けられません。特に2階建て住宅では、誤ってバランスを崩すなどの危険性があります。作業中の転倒事故や、塗料の誤使用による健康被害など、安全面への配慮が求められます。
保護具の着用、安定した足場の確保、作業前の下見と準備が非常に重要です。
時間と手間がかかる
DIY塗装には、予想以上の作業時間がかかります。サイディング塗装に必要な工程として、洗浄、養生、下塗り、上塗り(2回)、乾燥、後片付けと、少なくとも7日から10日程度は必要です。
日中の作業が難しい方や、天候に左右されやすい時期に塗装を行うと、完了までにさらに時間が延びることもあります。
3-3|プロに依頼する際のエリア別相場
DIYにはさまざまなメリットがある一方で、難易度や安全面、耐久性を考えると、外壁塗装は専門業者に依頼することも選択肢のひとつです。ここでは、鳥栖市を中心とした外壁塗装の相場について解説します。
鳥栖市の外壁塗装相場
鳥栖市で戸建て住宅の外壁塗装を依頼する場合、30坪程度の一戸建てを基準とすると、全体で約80万円〜120万円程度が目安です。
作業項目 | 相場価格(30坪) |
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足場設置 | 約15万円〜20万円 |
高圧洗浄 | 約2万円〜3万円 |
下地処理 | 約5万円〜10万円 |
下塗り〜上塗り(2回) | 約40万円〜60万円 |
養生・清掃・仕上げ | 約10万円〜15万円 |
※外壁の状態や塗料の種類(ウレタン、シリコン、フッ素)により価格は変動します。
プロに依頼することで得られるメリット
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仕上がりが美しく、均一性が高い
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耐久性や防水性が高く、長期間安心できる
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保証やアフターサービスがある
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天候や作業日数の調整が柔軟に行える
特に、外壁が劣化していたり、ひび割れが目立つ場合には、専門知識が必要です。サイディングの種類や劣化状況に応じた適切な塗装を行うには、経験と技術が不可欠です。
まとめ
サイディング外壁のDIY塗装は、費用を抑えながら自分の手で住まいを守ることができる、魅力的な選択肢です。とくに、塗装に興味がある方や、外壁のメンテナンスに前向きな方にとっては、非常にやりがいのある作業です。
しかしながら、外壁塗装は見た目以上に手間やリスクがあり、正しい知識と準備が不可欠です。塗料の選定から道具の使い方、施工の工程、乾燥時間、そして安全対策まで、すべての工程に注意を払いながら進めなければなりません。
鳥栖市で外壁塗装や屋根塗装を検討している方には、DIYとプロ施工それぞれの特徴を正しく理解し、自分のライフスタイルや住宅の状態に合わせた判断をしていただきたいと思います。
「鳥栖市 外壁塗装 diy サイディング」で検索してこの記事にたどり着いた皆さんにとって、この完全マニュアルが一歩踏み出すきっかけとなれば幸いです。
不安な点があれば、無理に一人で抱えず、地元鳥栖市の外壁塗装専門業者へ気軽に相談することも大切です。大切な住まいを長く美しく保つために、確かな選択をしていきましょう。
塗るばいでは、鳥栖市でお客様にピッタリの塗装プランを提案しています。鳥栖の外壁塗装、屋根塗装、防水工事は塗るばいにお任せください!!
私が担当しました!

営業
江川 拓Egawa Taku
お客様お一人お一人に安心できる塗装工事をご提供できるように、努力してまいります。
どんなご要望にも誠心誠意お応えします。お気軽にご相談ください。
所有資格
- 外壁診断士
- 外壁アドバイザー
- カラーコーディネーター
- 有機溶剤作業主任者