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30坪の外壁塗装、知られざる付帯工事の必要性

佐賀市 外壁塗装

いつも塗るばいブログをご覧いただきありがとうございます!塗るばいは佐賀を中心に、地域密着型の外壁塗装専門店として、外壁塗装、屋根塗装、屋根カバー工法、屋根葺き替え、防水工事、雨漏り修理など、幅広いサービスを提供しています。当店では高品質な塗装を手頃な価格でご提供し、お客様の住まいをより長持ちさせるお手伝いをしています。

外壁塗装を検討中の方の多くは、「塗料の種類」や「費用の相場」については調べていても、付帯工事の重要性については見落としていることが多くあります。

今回の記事では、30坪の戸建て住宅における外壁塗装の費用や面積の計算方法、見落としがちな付帯工事の必要性について詳しく解説します。

この記事を読むことで、本当に必要な外壁塗装の範囲や、追加費用の正体適切なメンテナンスのタイミングを知ることができます。

外壁塗装・屋根塗装を検討している戸建て住宅のオーナーは、ぜひ最後までご覧ください。

1.30坪の外壁塗装を行う前に知っておくべきこと

佐賀市 外壁塗装

1-1 外壁塗装の相場と30坪の計算方法

外壁塗装を考えたとき、まず知っておきたいのが「外壁面積」と「延べ床面積」は同じではないという点です。特に30坪の住宅は、戸建て住宅の中でも比較的多い標準的な広さですが、実際の塗装範囲を正確に把握していないと、見積もり金額に疑問を持てなくなってしまいます。

たとえば、延べ床面積30坪はおよそ99㎡です。しかし塗装対象となるのは、建物の外側にある壁の総面積、つまり外壁面積です。通常、住宅の形状や高さ、バルコニーの有無などによっても異なりますが、30坪の戸建て住宅ではおおよそ120㎡〜150㎡程度が外壁面積の目安となります。

この外壁面積をもとに、使用する塗料の種類に応じて塗装費用が算出されます。以下はおおよその費用目安です。

塗料の種類 耐用年数 外壁面積150㎡の場合の費用目安
シリコン塗料 約10〜13年 60万円〜90万円
フッ素塗料 約15〜20年 90万円〜120万円
無機塗料 約20〜25年 120万円〜150万円

これらは外壁のみを塗装した場合の金額です。実際の見積もりでは、これに加えて付帯部(雨樋・軒天・破風板など)の塗装費用や足場代、養生費などが追加されることがほとんどです。トータルで見ると、30坪の住宅の外壁塗装費用は80万円〜160万円ほどになるのが一般的です。

外壁塗装は「家の化粧直し」であると同時に、「建物を守るバリア」です。価格だけで判断するのではなく、塗料の耐久性や保証内容、職人の技術などもあわせて慎重に検討することが重要です。


1-2 外壁塗装はまだするな?劣化の判断基準

「見た目はまだキレイだから外壁塗装は必要ない」と思っている方は少なくありません。実際、パッと見では分かりにくい劣化も多く、外壁塗装の適切なタイミングを見極めるのは難しい部分です。

私が以前担当したお客様も、築12年で「まだ大丈夫ですよ」とおっしゃっていました。しかし調査をしてみると、目地部分に使用されているシーリング材がひび割れ、剥がれ、雨水が内部に侵入している状態。外壁そのものは問題ないように見えても、内部からダメージが広がっているケースは非常に多いのです。

最終的にそのご家庭では、塗装だけでは対処できず、サイディングの張り替え工事が必要となり、当初の見積もりの倍以上の費用がかかってしまいました。

このような事態を防ぐためにも、以下のような劣化のサインには要注意です。

  • 外壁を手で触ると白い粉が付く(チョーキング現象)

  • 細かいヒビや大きなクラックが見られる

  • シーリングに隙間やひび割れがある

  • 色あせ、黒ずみ、苔やカビの発生

  • 雨が降った後に壁面の一部が乾きにくい

これらの症状は、外壁塗装を行うサインであり、放置することで建物全体の劣化スピードを加速させる原因となります。特に築10年以上経過している住宅は、一度専門業者に無料診断を依頼することを強くおすすめします。


1-3 外壁面積の計算と30坪の特徴

30坪という同じ延べ床面積であっても、住宅の形状や構造によって、実際に塗装が必要な外壁面積は大きく変わってきます。

例えば以下のような差があります:

  • 長方形のシンプルな形状・2階建ての住宅:外壁面積 約130㎡

  • L字型や凹凸の多いデザイン、ベランダ付き:外壁面積 約150〜170㎡

外壁面積が大きくなる要因には次のようなものがあります。

  • 建物の凹凸が多い(デザイン性の高い住宅)

  • バルコニーや出窓が多い

  • 屋根の形状が複雑で軒が深い

  • 階数が高い(3階建てなど)

そのため、「うちも30坪だからお隣と同じくらいの費用だろう」といった感覚で見積もりを想定すると、実際の提示金額に驚いてしまうかもしれません。

さらに、塗装面積の増加は塗料の使用量が増える=コストアップに直結します。これにより、数万円〜十数万円の差が生まれることもあります。

正確な塗装面積を知るには、現地での詳細な調査と図面確認が不可欠です。信頼できる塗装業者であれば、見積もり提出前に必ず詳細な外壁診断と計測を行います。適切な業者選びが、適正価格での塗装工事への第一歩です。

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2.知られざる付帯工事の重要性

佐賀市 外壁塗装

2-1 付帯部ってなに?塗らなくてもいいの?

外壁塗装を検討している方の中には、「外壁さえキレイにすれば見た目は十分」と考えている方も少なくありません。しかし、実際にはそうではありません。家を長持ちさせるために見落としてはいけないのが**「付帯部」**の存在です。

付帯部とは、建物本体に付随する以下のような部分を指します。

  • 雨樋(あまどい):屋根からの雨水を排水するための設備

  • 破風板(はふいた):屋根の側面を覆う板で、風や雨の吹き込みを防ぐ

  • 軒天井(のきてん):屋根の軒裏部分。湿気がこもりやすく劣化しやすい

  • 雨戸・戸袋:開口部を保護する可動式の戸と収納部分

  • 庇(ひさし)・水切り・霧除け:窓や玄関の上部についている小さな屋根や、壁下部に取り付けられる金属部分

これらの部材は、建物を雨風や紫外線から守るために重要な役割を果たしています。にもかかわらず、外壁塗装と比べて注目されにくいため、劣化に気づかずに放置されやすいという問題があります。

特に木製の破風板や軒天、鉄製の庇などは、塗膜が剥がれることで腐食・サビの進行が一気に加速します。一度劣化が始まると、塗装では修復できず、部材の交換が必要になる場合も多く、余分な費用や工事が発生する原因となります。

つまり、「見た目」だけでは判断できないのが付帯部なのです。外壁塗装をする際には、外壁と同時に付帯部の塗装も計画することが非常に大切です。


2-2 付帯工事を行わないとどうなる?

付帯部を放置した結果、想定外のトラブルにつながる事例は少なくありません。

私がこれまでに訪問したお客様の中にも、過去に「外壁だけ塗れば十分だと思っていた」という方がいました。10年前に外壁塗装だけを実施し、付帯部の塗装は一切行っていなかった住宅です。調査してみると、破風板の塗膜が完全にはがれ、内部の木部が腐食。そこから湿気が入り込み、白蟻被害が発生している状態でした。

結果的に、破風板の交換費用だけでなく、白蟻駆除と構造補修に合計20万円以上の追加費用がかかってしまいました。

さらに、このような劣化は目視では気づきにくく、見た目には問題がなさそうでも、内部では確実にダメージが進行しています。塗装による保護がされていないことで、木部の含水率が上昇し、そこから腐敗や虫害へとつながるのです。

もう一つ多いのが雨樋の劣化です。紫外線によって樹脂が硬化し、強風や積雪で割れてしまったケース。雨樋が機能しないと、雨水が外壁を直接伝ってしまい、外壁材や基礎にまで影響を与えるリスクがあります。

つまり、付帯部を軽視することは、「見た目をキレイにしたのに、家の寿命は短くなってしまう」という本末転倒な結果を招きます。外壁塗装を検討する際は、耐久性と将来的なコストの観点からも、必ず付帯部も同時に塗装するべきです。


2-3 付帯工事の費用と時間

「付帯部も一緒に塗装した方がいいのは分かったけれど、実際いくらくらい追加費用がかかるの?」と不安に感じる方もいるかもしれません。以下に、30坪の住宅を想定した付帯部塗装の費用相場を具体的にご紹介します。


付帯部ごとの費用目安(30坪・一般的な2階建て住宅の場合)

項目 費用目安
雨樋 3〜5万円
軒天井 2〜4万円
破風板 2〜5万円
雨戸・戸袋 4〜6万円
庇・水切り 2〜5万円
合計目安 15万円〜30万円程度

※塗装面の状態・素材・傷み具合により、費用は上下する場合があります。


この金額だけを見ると高く感じるかもしれませんが、塗装工事と同時に実施することで足場代を節約できるため、後から別で行うよりもコストパフォーマンスは圧倒的に良くなります。

加えて、付帯部の塗装作業は外壁塗装と並行して行うことが可能なため、工期が延びることは基本的にありません。たとえば、外壁塗装全体で10日間の工期だとすると、そのうちの数日は付帯部の塗装工程も同時進行で行われます。足場を設置した状態で一気にまとめて作業することで、工期・人件費の効率化にもつながるのです。

3.見積もりの取り方と業者選びのコツ

佐賀市 外壁塗装

外壁塗装は決して安い買い物ではありません。とくに「30坪の外壁塗装」のように、比較的標準的な住宅であっても、施工の仕方や業者によって費用や品質は大きく変わってきます。ここでは、後悔しないための見積もりの取り方と、信頼できる業者を選ぶためのポイントを詳しく解説します。


3-1 複数社からの相見積もりを活用する方法

外壁塗装で後悔しないための第一歩は、「相見積もり(あいみつもり)を必ず取ること」です。たった1社だけに依頼してしまうと、その価格が適正かどうか判断できません。

たとえば、延床30坪(約100㎡〜120㎡前後)の戸建住宅に、耐久年数15年のシリコン塗料で外壁塗装を依頼した場合、60万〜90万円が相場とされています。ですが、私が過去に対応した事例では、同じ条件でも3社の見積もりで最大35万円の差が出たことがありました。

このように価格差が生まれる理由には、以下のような「見積もりに含まれる内容の違い」があるためです:

  • 足場代を別途請求する業者と、すでに基本料金に含まれている業者がある

  • 同じ“シリコン塗料”でも、メーカーやグレードによって耐用年数や価格が異なる

  • **付帯部(雨樋・破風板・軒天など)**の塗装が含まれているか否か

  • 塗膜保証がついているか、保証期間や保証内容の有無と範囲に差がある

見積もりは「価格だけ」を比較するのではなく、“見積もりに含まれている内容”を詳細に比較することが非常に重要です。相見積もりは最低でも2〜3社以上から取得し、各項目をじっくり見比べてください。


3-2 信頼できる業者の見分け方

外壁塗装の成否は、どの業者に依頼するかで大きく変わります。

価格が安くても、施工が雑だったり、経験の浅い職人によって作業されたりすれば、数年以内に再塗装が必要になることもあります。

実際に私の知人は、激安価格に惹かれて契約した業者に塗装を依頼した結果、わずか1年で外壁の塗膜が剥がれてしまい、再塗装に数十万円の追加費用がかかるという失敗を経験しました。

信頼できる業者の特徴は以下の通りです:

現地調査が丁寧で、劣化箇所の写真を撮り、症状や対策を具体的に説明してくれる

見積書が詳細で、作業内容・塗料の種類・塗装面積・使用缶数・単価まで記載されている

付帯部の塗装を推奨し、見積書にも明記してくる(付帯部を塗らない業者は注意)

 **国家資格(1級塗装技能士、外装劣化診断士など)**を保有している職人が在籍している

保証書を発行し、施工後のアフターフォローにも対応している

さらに、「過去の施工実績を写真付きで見せてくれるか」も判断材料になります。信頼できる業者は、自社の仕事に自信を持っており、施工から数年経過した現場の写真なども見せてくれることがあります。


3-3 見積もりで確認するべき項目

見積書を受け取ったら、「内容が詳しく書かれているかどうか」を必ず確認してください。曖昧な表現や一括表示(例:一式)ばかりの見積書は要注意です。あとから「これは別料金です」と言われるトラブルの原因になります。

以下は、見積もりで特に重要なチェックポイントです:

チェック項目 確認内容のポイント
外壁の面積記載 建坪30坪の住宅では、外壁面積は通常約120〜150㎡程度。異常に少ない/多い場合は再確認を。
塗料の種類と缶数 「シリコン樹脂」「耐久15年」「使用缶数:4缶」など、明確な記載があるか。塗料メーカー名も要確認。
付帯部の項目 雨樋・破風板・軒天・雨戸・戸袋などが個別に記載されているかどうか。なければ含まれていない可能性あり。
足場費用の記載 足場は必須工事。**「足場代:15万〜20万円」**など、明細が分かれているかチェック。
保証内容と期間 「塗膜保証:5年」「変色・剥がれに対応」など、**保証内容が明文化されているか。**口約束は避ける。

また、見積もりの中には「諸経費」や「管理費」などが含まれている場合もありますが、それがどのような費用で、いくらなのかをきちんと説明してくれる業者であれば安心です。

外壁屋根診断

まとめ

30坪の戸建て住宅の外壁塗装は、見た目の美しさや防水性を保つために欠かせない工事です。しかし、「外壁だけを塗れば十分」と考えてしまうと、付帯部の劣化によって家の耐久性そのものを損なうリスクがあります。

雨樋、破風板、軒天井、雨戸などの付帯部は、外壁以上に紫外線や風雨の影響を受けやすく、劣化スピードが早いのが特徴です。実際、付帯部を塗らなかったことで白蟻被害や木部の腐食に繋がり、数十万円の追加費用が発生したケースもあります。

付帯部の塗装費用は、30坪の住宅で15万〜30万円程度が目安。外壁塗装と同時に施工することで、工期の延長もほとんどなく、コストパフォーマンスの高いメンテナンスが実現できます。

つまり、「外壁+付帯部」をセットで塗装することが、長く安全に暮らせる家づくりの鍵となります。


戸建て住宅の外壁塗装や屋根塗装を検討中の方は、ぜひ「付帯工事の重要性」も意識して、見積もり内容を確認してください。

後悔のないリフォームをするためには、価格だけでなく、家全体の寿命を延ばすための提案ができる業者を選ぶことが大切です。

塗るばいでは、佐賀でお客様にピッタリの塗装プランを提案しています。佐賀の外壁塗装、屋根塗装、防水工事は塗るばいにお任せください!!

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お客様のニーズをしっかりとお聞きし、最適な提案をさせていただきます。
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所有資格

  • 外壁診断士
  • 外壁アドバイザー
  • 石綿作業主任者
  • 有機溶剤作業主任者

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