屋根と外壁の塗膜劣化の違いを知る!賢いメンテナンス法
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屋根と外壁は「同時メンテナンス」でコストも手間も節約できる
築10年を過ぎた戸建て住宅に住んでいると、「そろそろ外壁塗装や屋根塗装をした方がいいのかな?」と感じる場面が増えてきます。雨漏りやヒビ割れが出てからでは修繕費用が高額になってしまうため、早めのメンテナンスが重要です。
この記事では、「外壁塗装 屋根塗装 同時」で検索した方のために、屋根と外壁それぞれの劣化の違いをわかりやすく解説しつつ、同時に行うことで得られるメリットや注意点をお伝えします。筆者も数年前、築12年の自宅のメンテナンスに頭を悩ませた経験があり、実体験も交えてお話しします。
この記事を読むと、次のことが分かります:
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屋根塗装と外壁塗装の具体的な違い
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メンテナンスの最適なタイミングと価格相場
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外壁と屋根を「同時」に塗装するメリットと注意点
これから戸建て住宅の塗装を検討している方に、ぜひ最後まで読んでいただきたい内容です。
目次
1.屋根塗装と外壁塗装の違いとは?
屋根と外壁の塗膜は、同じ「塗装工事」でも求められる性能や劣化のスピードがまったく異なります。特に屋根は紫外線や雨風を真っ先に受けるため、外壁よりも早く傷みます。
筆者の自宅では、築12年の時点で屋根の塗装が色褪せ、コケが発生している状態でした。一方で、外壁は汚れが目立ち始めた程度。専門業者の診断で、屋根の劣化が思ったより進んでいると分かり、驚きました。
ここからは、屋根塗装と外壁塗装の違いをより具体的に比較していきます。
1-1 屋根塗装の特徴と価格相場
【Point】屋根塗装は「耐熱性・防水性」がカギ!劣化のスピードは外壁の約1.5倍
屋根塗装の最大の目的は、家の最上部を常に良好な状態に保ち、建物内部に水や熱が侵入するのを防ぐことです。屋根は外壁よりも高い位置にあり、365日休みなく紫外線や雨風にさらされているため、劣化が進行するスピードも早くなります。特に南向きの屋根は夏場の直射日光により、塗膜が早く傷む傾向があります。
さらに、冬季には朝晩の寒暖差によって結露が発生しやすく、塗膜の剥がれや浮きの原因となります。こうしたダメージが蓄積すると、屋根材そのものが劣化し、雨漏りや腐食のリスクが高まります。
【屋根塗装の特徴】
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紫外線、雨風、積雪など過酷な環境に常にさらされている
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劣化サイン:色褪せ、コケ・カビの発生、サビ、塗膜の剥がれ
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点検目安は築8年~10年ごと。早めの診断が効果的
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平均耐用年数:8~12年(シリコン・フッ素・遮熱など塗料により差)
【屋根塗装の価格相場(30坪・寄棟屋根の場合)】
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シリコン塗料:約25万〜35万円
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フッ素塗料:約40万〜50万円
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遮熱塗料:約45万〜60万円
※足場代は別途10万円〜15万円程度が発生します。
筆者宅でも築12年のタイミングで屋根塗装を実施しました。遮熱性能の高い塗料を選んだ結果、真夏の2階の室温が2~3度下がり、エアコンの設定温度を1度上げても快適に過ごせました。結果的に、光熱費も年間で約1万円ほど節約できています。
1-2 外壁塗装の特徴と価格相場
【Reason】外壁塗装は「見た目」だけでなく「防水と断熱」が目的!
外壁塗装は、建物の「顔」とも言える部分です。美しい見た目を保つことも大切ですが、最も重要なのは建物の寿命を守る「防水性」と「断熱性」を維持することです。紫外線や風雨だけでなく、大気中の汚染物質や花粉などの外的影響により、外壁は想像以上にダメージを受けています。
塗膜が劣化すると、ひび割れ(クラック)や白い粉が付着するチョーキング現象が発生し、内部に水が入り込むリスクが高まります。放置すると、外壁材そのものの交換が必要になることもあり、修繕費用が大きくなります。
【外壁塗装の特徴】
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劣化サイン:細かいひび、汚れの付着、チョーキング(触ると白くなる)
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外壁材の種類(サイディング・モルタルなど)によって適した塗料が異なる
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見た目の変化で気づきやすいが、内部劣化が進行していることも
【外壁塗装の価格相場(30坪の住宅の場合)】
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シリコン塗料:約60万〜80万円
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フッ素塗料:約80万〜100万円
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無機塗料:約100万〜120万円
外壁塗装では、カラー選びも大きな楽しみの一つです。最近では、カラーシミュレーションで仕上がりを事前に確認できるサービスも充実しており、「イメージと違った」といった後悔を防げます。筆者も外壁塗装時に色を刷新し、グレーからアイボリーホワイトに変更。ご近所さんから「雰囲気が明るくなったね」と声をかけてもらったときは、やってよかったと実感しました。
1-3 塗装の工事期間の違いとスケジュール感
【Example】外壁と屋根を「別々」に塗ると工期も費用も約1.5倍に!
屋根と外壁を別々に塗装することも可能ですが、その場合、各工程で足場を2回設置することになり、費用と工期が大きく膨らみます。特に共働き家庭や小さなお子さんがいる家庭では、工事中の生活ストレスも無視できません。
【工事期間の目安】
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屋根のみ:約5〜7日
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外壁のみ:約7〜10日
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外壁塗装 屋根塗装 同時施工:約10〜14日(※天候により変動)
【工期短縮のメリット】
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足場代を1回で済ませられる(約10万〜15万円の節約)
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作業員や塗装業者の手配が一度で済むため効率的
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騒音・臭いなど生活への影響が短期間で終了
筆者の場合、当初は外壁だけを塗装する予定でしたが、業者から「屋根もそろそろ同じタイミングでの施工がおすすめ」と提案されました。実際に屋根の点検をしてもらうと、コケや色褪せが進んでおり、追加で塗装を決意。同時に施工することで、総費用を約12万円節約することができ、結果的に正解でした。
また、工事中に不在にしても一度で済むので、仕事をしている方にとっても大きなメリットになります。
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2.塗膜の種類とそれぞれの機能
塗膜の種類によって、外壁塗装・屋根塗装の性能・費用・耐久性は大きく変わる!
外壁塗装や屋根塗装の品質を左右する最も重要な要素の一つが「塗膜の種類」です。どの塗料を選ぶかによって、耐用年数・メンテナンス頻度・費用対効果が大きく変わります。この記事では、「アクリル」「シリコン」「フッ素」「無機」といった代表的な塗料の特徴を比較しながら、塗料選びで失敗しないためのポイントをお伝えします。特に、外壁塗装 屋根塗装 同時に行う場合、耐久性や費用バランスを考慮した選定が重要になります。
2-1 アクリルやシリコン、フッ素の特徴
費用と性能のバランスで「塗料の選択」は慎重に!
一般的に使われる塗料には、アクリル系、ウレタン系、シリコン系、フッ素系の4種類があります。その中でも、現在主流となっているのが「シリコン塗料」と「フッ素塗料」です。
アクリル塗料
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特徴:価格が安価で施工しやすい
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耐用年数:約5~7年
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向いている建物:短期的なリフォームや仮設建物など
アクリル塗料は最も価格が手頃ですが、耐久性が劣るため、戸建て住宅の外壁塗装・屋根塗装ではあまり使用されなくなっています。
シリコン塗料
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特徴:コストパフォーマンスに優れ、汚れにも強い
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耐用年数:約10〜15年
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向いている建物:一般的な戸建て住宅
筆者宅でも最初の外壁塗装ではシリコン塗料を採用。価格を抑えつつ、10年以上経っても劣化が少なく、非常に満足しています。
フッ素塗料
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特徴:高耐久で、紫外線や雨に強い
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耐用年数:約15〜20年
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向いている建物:高層住宅や塩害地域、長期的なメンテナンスを目指す家庭
フッ素塗料は費用は高めですが、塗り替えの回数を減らしたい人におすすめです。特に「外壁塗装 屋根塗装 同時」に行う際には、足場代を含めた長期的コスト削減につながります。
2-2 耐久性が高い無機塗料の利点
無機塗料は高価だが、「30年近い耐用年数」が魅力!
近年、注目を集めているのが「無機塗料」です。セラミックや鉱物など、自然界に存在する無機物を主成分としており、有機塗料と比べて飛躍的に耐久性が高くなっています。
無機塗料の特徴
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耐用年数:約20〜25年(条件が良ければ30年近く持つことも)
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特徴:紫外線に非常に強く、カビ・コケが発生しにくい
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デメリット:価格が高く、初期コストが大きい
筆者の実家では、2度目の塗装時に無機塗料を選びました。費用は外壁と屋根合わせて200万円近くかかりましたが、20年以上手を加えずに済んでいることを考えると、大きな価値があると実感しています。
無機塗料はメンテナンスサイクルを大幅に延ばすため、「子どもが独立するまで塗り替えを避けたい」と考える家庭には非常に適しています。外壁塗装 屋根塗装 同時に無機塗料を採用すれば、費用対効果は最大化します。
2-3 塗料選びで注意すべき要素
「価格だけ」で決めると、数年後に後悔することも!
塗料を選ぶ際には、「価格」や「耐用年数」だけでなく、使用環境や生活スタイルに合った選定が欠かせません。
塗料選びのチェックポイント
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塗る場所の特性:屋根と外壁では受けるダメージが異なる
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周辺環境:海に近い、日当たりが強い、湿気が多いなど
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メンテナンス予算:初期費用か、長期のトータルコストか
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塗料の保証期間:業者によっては10年保証がつくこともあり、要確認
筆者は過去に価格だけで選んだ結果、6年後に再塗装を余儀なくされ、結果的に余計な費用と手間がかかりました。信頼できる業者と相談しながら、最適な塗料を選ぶことが肝心です。
とくに、外壁塗装 屋根塗装 同時に検討している場合、同じ種類の塗料を使うことで、見た目の統一感が生まれ、全体の耐用年数も揃うため、次回のメンテナンス計画も立てやすくなります。
3.塗装業者の選び方と見積もりの流れ
業者選びと見積もりの質が、塗装の満足度を決める!
外壁塗装や屋根塗装を同時に行う場合、業者選びはとても重要です。信頼できる業者に依頼することで、不要な追加費用や手抜き工事を防げます。また、見積もりの内容を正しく理解すれば、適正価格かどうかを見極める判断材料になります。この章では、外壁塗装 屋根塗装 同時施工を成功させるために知っておくべき、業者選びと見積もりの基本をお伝えします。
3-1 信頼できる業者を見つけるためのチェックポイント
価格だけで業者を決めると、後悔する可能性が高い
信頼できる塗装業者を見つけるには、複数の観点から慎重に見極める必要があります。以下のチェックポイントを基準に選ぶと失敗しにくくなります。
信頼できる業者の判断基準
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建設業許可の有無:許可がない業者は工事の質に不安がある
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施工実績の数と内容:施工事例が豊富で、写真付きの実績を公開している業者は安心感がある
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口コミ・評判:Googleレビューや比較サイトの評価を確認
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現地調査の丁寧さ:見積もり前に現場調査を行い、劣化状況を細かくチェックするかどうか
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保証制度の有無:最低でも5年保証、長ければ10年保証が望ましい
筆者が自宅の外壁塗装 屋根塗装 同時施工を依頼した際には、3社から相見積もりを取り、現地調査の様子と説明の丁寧さを基準に業者を決めました。結果的に、最も対応の丁寧だった業者に依頼し、工事後も安心できる対応を受けられました。
3-2 無料見積もりの活用法
無料見積もりは「比較」と「交渉」のための武器になる!
多くの業者が提供する「無料見積もり」は、依頼者にとって非常に有益なサービスです。特に、外壁塗装 屋根塗装 同時施工を考えている場合は、費用が大きくなるため、複数の見積もりを取ることが基本です。
無料見積もりを活用するコツ
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相見積もりは3社以上が理想:比較対象が増えるほど、適正価格が見えてくる
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現地調査付きの見積もりを選ぶ:電話やメールだけの見積もりは信頼性が低い
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価格だけでなく説明の分かりやすさも確認:専門用語を避け、丁寧に説明してくれる業者が安心
筆者は以前、見積もりだけをメールで送ってきた業者と、丁寧に現地調査をしてから説明してくれた業者の両方に話を聞きました。最終的に、施工内容が明確で、質問にも快く対応してくれた後者に決定しました。こうした姿勢の違いが、施工の質に直結すると実感しています。
3-3 具体的な見積書の項目とその意味
見積書の読み方を知れば、「損しない」契約ができる!
見積書には多くの専門用語が記載されており、内容を理解せずに契約してしまうと、後から「こんなはずじゃなかった」と後悔することもあります。ここでは、外壁塗装 屋根塗装 同時の見積書によく出てくる項目とその意味を紹介します。
主な見積書の項目
項目 | 意味 | 注意点 |
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足場設置費 | 作業用の仮設足場の費用 | 外壁と屋根を同時施工する場合、足場は1回で済むためコスト削減が可能 |
高圧洗浄費 | 汚れやカビを落とす作業 | 面積が広いほど高くなるが、省略はNG |
下地処理費 | ヒビの補修やサビ落とし | 事前に丁寧に処理することで塗膜の持ちが良くなる |
使用塗料費 | 選択した塗料の種類と面積による金額 | 「シリコン」「フッ素」「無機」で価格差あり |
人件費・諸経費 | 作業員の費用・交通費など | 総額の15〜20%程度が目安 |
筆者宅の場合、外壁塗装 屋根塗装 同時で見積もりを依頼したところ、別々に頼んだ場合に比べて約12万円のコスト削減になりました。理由は、足場代や人件費が1回で済んだためです。
まとめ
屋根と外壁の塗膜劣化を理解し、賢くメンテナンスしよう。
戸建て住宅の外装メンテナンスでは、「屋根と外壁の塗膜劣化の違い」を理解することが、長持ちする美しい住まいを保つ第一歩です。屋根は直射日光や雨風の影響を強く受けるため、外壁よりも約1.5倍のスピードで劣化が進行します。外壁は外観の印象だけでなく、防水性や断熱性を維持するためにも定期的なチェックと塗装が必要です。
特に注目すべきなのは、外壁塗装と屋根塗装を同時に行うことで、足場代や人件費を節約できるという点です。別々に依頼すると、費用も工期も約1.5倍になるケースが多いため、同時施工を検討する価値は大いにあります。
この記事でご紹介した主なポイント:
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屋根塗装と外壁塗装では、劣化原因・症状・耐久年数が異なる
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塗料の種類(シリコン・フッ素・無機など)によってメンテナンス周期と費用が変動
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信頼できる業者選びには、現地調査・保証・口コミの確認が不可欠
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見積書の項目と意味を理解することで、適正価格の判断が可能
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外壁塗装 屋根塗装 同時に施工することで10万円以上の節約になる場合もある
これから外壁塗装や屋根塗装を検討している方は、**「いつ」「どこに」「どんな塗料で」「どの業者に依頼するか」**を明確にすることが重要です。施工後の満足度は、その事前準備で大きく変わります。
戸建て住宅のメンテナンスは、家族の安心・安全・快適な暮らしを守るための大切な投資です。外壁塗装 屋根塗装 同時に行うことで、経済的にも効率的にもメリットが大きく、長期的な視点でも賢い選択といえるでしょう。
塗るばいでは、佐賀でお客様にピッタリの塗装プランを提案しています。佐賀の外壁塗装、屋根塗装、防水工事は塗るばいにお任せください!!
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