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防水性能を高める外壁塗装の保証内容について

佐賀市 外壁塗装

いつも塗るばいブログをご覧いただきありがとうございます!塗るばいは佐賀を中心に、地域密着型の外壁塗装専門店として、外壁塗装、屋根塗装、屋根カバー工法、屋根葺き替え、防水工事、雨漏り修理など、幅広いサービスを提供しています。当店では高品質な塗装を手頃な価格でご提供し、お客様の住まいをより長持ちさせるお手伝いをしています。

外壁塗装を検討していると、「雨漏りが心配」「保証はあるの?」「防水ってどこまで対応できるの?」といった疑問や不安を抱く方が多くいます。特に戸建て住宅では、築10年以上経過すると雨漏りのリスクが高まり、外壁や屋根の防水性が大きな課題となります。

この記事では、「外壁塗装 雨漏り 保証」に関するあらゆる情報を網羅し、実際に外壁塗装・屋根塗装・防水工事を行っている立場から、防水性能の重要性や保証内容について詳しく解説します。読了後には、塗装の防水性に対する理解が深まり、自分の家に最適な施工と保証内容を選ぶための判断軸が手に入ります。

戸建て住宅の外壁塗装、屋根塗装を検討中の方は、ぜひ最後まで読んでみてください!

1.防水性能を高める外壁塗装の重要性

佐賀市 外壁塗装

1-1 外壁塗装が雨漏り防止に与える影響

結論から言えば、外壁塗装は雨漏りを未然に防ぐために最も手軽でありながら、非常に効果的な方法のひとつです。住宅の外壁は毎日、紫外線や風雨、湿度、気温差といった過酷な自然環境にさらされています。これらの影響により、塗膜の防水性は年月とともに徐々に低下していきます。

塗膜が劣化すると、外壁表面に細かなクラック(ひび割れ)が発生しやすくなります。また、サッシ廻りや外壁の目地に充填されているシーリング材(コーキング)も、5~10年ほどで弾性が失われ、硬化や剥離が起きます。こうした隙間から雨水が内部へと侵入し、断熱材や構造材(木材)を腐食させてしまうことで、雨漏りという深刻な問題につながります。

当社が過去に施工した築18年の戸建て住宅では、目視で確認できるクラックは数本のみでしたが、実際にはそこから雨水が侵入しており、内壁の石膏ボードやクロスにカビが広がっていました。お客様も気付かないうちに内部劣化が進んでいたのです。このようなケースでは、表面的な補修だけでは不十分であり、建物全体の外壁を高耐久性の防水塗料で塗り直し、さらにシーリングもすべて打ち替えました。その結果、カビの再発もなく、住宅の室内環境が大幅に改善されました。

お客様からは、「もっと早くメンテナンスしていれば、家具やクロスも無駄にならずに済んだのに」とのお声をいただきました。このように、外壁塗装を適切な時期に行うことで、雨漏りのリスクを抑え、住宅内部の健康被害や修繕コストの増大を未然に防ぐことができます。

1-2 防水性能の基本知識と重要性

「防水性能」とは、外壁や屋根など建物の外装部分が、雨水や湿気などの水分をどれだけ遮断できるかという性能を指します。この性能は、使用する塗料の種類・品質、下地の状態、施工方法や職人の技術レベルによって大きく左右されます。

たとえば、一般的なウレタン塗料の耐久年数は8〜10年ほどですが、フッ素系塗料や無機塗料であれば、15年〜20年程度の長期的な防水効果が期待できます。こうした高耐久塗料は初期コストはやや高いものの、長期的に見れば再塗装の回数が減り、トータルコストを抑えることができます。

さらに、防水性を維持するうえで欠かせないのが「シーリング材」です。特に、外壁材がサイディングボードで構成されている住宅では、目地部分の防水性が非常に重要になります。シーリングが劣化すると、そこからの水の侵入が建物全体にダメージを与えるため、塗装工事と同時に「打ち替え工事」を行うのが一般的です。

重要なのは、外壁塗装そのものが“防水工事の一部”であるという認識を持つことです。ただ塗るだけでは水の侵入を完全に防ぐことはできません。塗装は防水性の「表面バリア」に過ぎず、真に機能させるためには、下地補修、シーリングの再施工、防水層の点検・強化など、多角的なアプローチが求められます。

防水性能が十分に確保されると、以下のようなメリットが得られます:

  • 雨漏りや浸水トラブルを未然に防止

  • 建物の構造体(柱・梁など)の腐食防止

  • 室内の結露やカビの発生を抑制し、健康被害を防ぐ

  • 室内の空調効率が向上し、冷暖房費の削減につながる

  • 中古市場での住宅価値を維持・向上させる

このように、防水性能の確保は単なる見た目の美しさや快適さだけでなく、「住宅資産の保全」に直結する重要な要素です。

1-3 雨漏りの原因とリフォームの必要性

雨漏りが発生する原因は非常に多様であり、目視で確認できるものから、専門的な診断が必要なものまであります。代表的な雨漏り原因は以下の通りです。

  • 外壁のひび割れ(ヘアークラック):0.3mm未満の細いひびでも、長期間にわたり雨水を吸い込むと内部に浸水します。

  • シーリング材の劣化:経年劣化によって硬化・ひび割れが生じると、目地から水が入りやすくなります。

  • 屋根材(スレート、瓦、ガルバリウムなど)のズレや破損:屋根からの雨水侵入は気付きにくく、天井裏で広がることがあります。

  • バルコニーやベランダの防水層の劣化:防水層(FRPやウレタン防水)が剥がれると、直下の部屋に漏水が発生しやすくなります。

  • サッシ廻りや換気口の施工不良:アルミサッシと外壁の取り合い部分の施工不良は、見落としやすい雨漏り原因です。

これらの劣化症状は、築10年を過ぎるころから急速に増加します。とくに、複数の原因が複合的に絡み合うことで、被害の特定が難しくなるケースもあります。そのため、雨漏りを未然に防ぐには、10年に1回を目安に外壁と屋根の点検・塗装を行うことが望ましいとされています。

当社では、建物全体の状態を可視化するために、ドローンによる空撮調査や赤外線カメラを活用した外壁診断を実施しています。これにより、表面的には問題が見えなくても、内部に潜む劣化や雨水の侵入ルートを特定することが可能です。点検後は、写真付きの診断報告書をお渡しし、リフォームの必要性を明確にご説明しています。

このような専門的な診断を通じて、外壁塗装だけでなく、必要に応じて屋根塗装やバルコニー防水などを組み合わせた包括的なリフォーム計画を立てることが重要です。

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2.外壁塗装の保証内容とその特徴

佐賀市 外壁塗装

雨漏り対策に欠かせない防水性能と保証の中身を徹底解説

外壁塗装の保証は、施工後の安心感を支える大切な仕組みです。特に「外壁塗装 雨漏り 保証」のキーワードで情報を探している方にとって、保証内容の違いや、どこまで対応してくれるのかといった点は非常に気になる部分でしょう。

実は、保証の種類や期間、そしてその中身には業者ごとに大きな差があります。雨漏りという深刻なトラブルを未然に防ぐためにも、保証の正しい知識を身につけておくことが必要不可欠です。


2-1 保証期間と種類:5年から20年の差に注目

外壁塗装の保証期間は、使用する塗料の種類や施工方法、さらに施工業者の基準によって大きく変わります。一般的には5年から20年程度の幅があり、選ぶ塗料のグレードによって保証の年数にも違いが出ます。

塗料の種類 期待耐用年数 一般的な保証期間
アクリル系塗料 約5〜7年 2〜5年
ウレタン系塗料 約8〜10年 3〜5年
シリコン系塗料 約10〜13年 5〜7年
フッ素系塗料 約15〜20年 10〜15年
無機塗料 20年以上 15〜20年

例えば、シリコン系塗料は価格と性能のバランスが取れているため、現在も非常に人気の高い選択肢です。実際に私の現場でも、築15年の戸建て住宅にシリコン塗料を使用し、保証期間は7年で設定しました。施工から5年ほど経過した頃、お客様から「外壁の一部に浮きがある」との連絡を受け、確認したところ塗膜の一部が剥離していたため、保証対象として再塗装を実施しました。

このように、**保証期間が長い=無条件で安心というわけではありません。**あくまで「どの内容が保証に含まれているか」を見極めることが大切です。


2-2 メーカー保証と業者保証の違いを理解する

保証には大きく分けて2つの種類が存在します。メーカー保証業者保証です。それぞれの保証の性質やカバー範囲を理解することで、「万が一」のときに後悔しない選択ができるようになります。

保証の種類 提供者 保証対象の内容
メーカー保証 塗料メーカー 塗料そのものの不具合や劣化
業者保証 塗装施工業者 施工不良、下地処理のミス、塗膜の剥がれなど

メーカー保証は、塗料の品質そのものに関する保証です。塗料が適切に施工されたにもかかわらず、想定より早く劣化した、色褪せが激しいなどの不具合が発生した場合に補償されます。

一方、業者保証は、実際の施工に関する保証です。たとえば「下地処理を十分に行わなかったために塗膜が剥がれた」「防水層の処理が不十分だったために雨漏りが発生した」といったケースでは、業者保証で対応されます。

実際、私の経験でも、あるお客様の屋根塗装において業者保証とメーカー保証がセットで付帯していたため、トラブル時にはスムーズな対応が可能でした。保証書には、施工部位ごとに保証期間と範囲が明記されており、お客様にも安心していただけた一件です。


2-3 具体的な保証内容について:雨漏りは対象?見逃せないチェックポイント

外壁塗装の保証と聞いて、**「雨漏りはカバーされるのか?」**と疑問に思う方は多いでしょう。結論から言うと、**保証内容次第で雨漏りも保証の対象になります。**ただし、細かい条件が設定されていることがほとんどです。

一般的な保証のカバー範囲:

  • 塗膜の剥がれ・膨れ・浮き・変色

  • コーキング(シーリング)部分の劣化や破断

  • 防水層の破断、接着不良

  • 施工不良に起因する雨漏り

  • 施工直後のひび割れや水の浸入

保証対象外になりやすい事例:

  • 地震や台風など自然災害による損傷

  • 建物の構造的欠陥や地盤沈下による影響

  • 経年劣化による建材そのものの破損

  • 屋根やベランダからの水の逆流による浸水

たとえば、以前に担当した築20年の住宅では、塗装後1年以内に雨漏りが発生しました。調査の結果、ベランダの立ち上がり部分のシーリング施工に不備があり、水の侵入を許していたことが原因でした。幸いにも保証内容に「シーリング処理の不良による雨漏り」が含まれていたため、無償で再施工を行いました。

このように、施工品質が原因の雨漏りであれば保証の対象になりますが、経年劣化や構造由来のトラブルは対象外となるため、契約時には必ず「保証書の具体的な内容」を確認しましょう。

3.外壁塗装に関するよくある質問

佐賀市 外壁塗装

3-1 保証に関する質問と回答:本当に雨漏りは保証されるの?

結論:雨漏りの保証はあるが、「保証条件の内容」が肝心

多くの塗装業者は、工事後のトラブルを未然に防ぐために「防水性能」に関する保証制度を導入しています。ただし、すべての雨漏りが保証対象になるわけではありません。「保証される範囲」「保証される期間」「適用条件」は業者によって大きく異なります。

一般的な保証の目安は以下のとおりです:

  • 塗膜の保証:5〜10年

  • 防水機能に対する保証:5〜7年

  • ひび割れの補修:3〜5年

ただし、保証されるのは「施工の不備や初期不良」が原因であることが前提です。たとえば、以下のようなケースでは保証対象になります:

  • 下地処理不足による塗膜の剥がれ

  • コーキング不良による壁面からの雨水侵入

  • 防水塗装のムラや塗り残しによる漏水

逆に、以下のような原因による雨漏りは、保証対象外となる可能性が高いです:

  • 建物の経年劣化による構造の弱体化

  • 設計段階での排水構造の不備

  • 台風や地震などの自然災害による被害

過去に、保証制度が曖昧な業者に依頼した結果、「施工後すぐに雨漏りしたが補修費を請求された」という相談が寄せられたケースもあります。保証書の発行の有無は、業者選びの決め手になります。

施工契約前には必ず、「雨漏りが保証対象になるか?」「保証書の発行はあるか?」「保証期間と内容は何か?」という3つの項目をチェックしましょう。


3-2 施工に必要な時間と心構え:工事の流れと防水対策のポイント

外壁塗装工事は、「下準備8割」が成功のカギ。防水性能の強化は段取りに左右されます。

一般的な戸建て住宅(延床30〜40坪程度)の場合、外壁塗装と防水工事を含めた施工期間はおよそ7日〜12日が目安となります。以下に、実際の工事の流れを起承転結でご紹介します。


現地調査と建物診断

最初のステップは、事前の建物調査です。外壁のヒビやクラックの位置、コーキング材の劣化具合、雨樋の排水不良、屋根からの雨水浸入などを専門の診断士がチェックします。

この段階で問題を見落とすと、いくら良い塗料を使用しても「雨漏りリスク」はゼロになりません。特に注意が必要なのは、「クラックが構造にまで及んでいないか?」という点です。


洗浄・下地処理と補修

続いて、高圧洗浄機を用いて外壁の汚れやカビ、ホコリを丁寧に落とします。この工程を省略すると、塗料がしっかりと密着せず、早期の塗膜劣化を招きます。

下地処理では、Uカットシーリング工法によるクラック補修、古くなったコーキングの打ち替え、金属部のケレン作業(サビ落とし)などを実施します。


防水材・塗料の塗布

防水性能を高めるため、下塗り・中塗り・上塗りの3工程を徹底。下塗りには防水性のあるプライマー(接着剤的役割)を選定し、シーリング部分との密着性を高めます。

中塗りと上塗りには、ウレタン防水材やラジカル制御型シリコン塗料を使用することで、防水性・耐久性・紫外線耐性を兼ね備えた仕上がりを目指します。


完了検査と保証書の発行

施工完了後には、専用の点検チェックシートに基づいて最終検査を実施。すべての工程をクリアした後、保証書を発行し、お客様に納品・説明を行います。


【防水性能を高める具体的ポイント】

ひび割れは「Uカットシーリング工法」で再発防止

ひび割れをV字またはU字にカットして、エポキシ樹脂を注入し、再発リスクを大幅に軽減。

下塗り材は「浸透型プライマー」や「防水強化プライマー」を選定

通常の下塗り材よりも密着性が高く、外壁材の脆弱化にも対応。

バルコニーや屋上は「ウレタン塗膜防水」や「FRP防水」の再施工も検討

特に防水層が10年以上経過している場合は、新たに施工し直す方が安全です。


3-3 対象外となる場合の理由:保証が効かない意外なケースとは?

「保証されると思っていたのに対象外だった…」というトラブルを防ぐには、事前の確認が重要です。

外壁塗装における「防水保証」は万能ではありません。次のようなケースでは、たとえ施工後すぐに雨漏りが起きても、保証対象外となる可能性があります。

主な対象外ケース一覧:

  • 自然災害による被害

    • 台風、暴風雨、大雪、地震などの自然災害による建物の損傷

  • 建物構造そのものに起因する問題

    • 地盤沈下や建物の傾きによるクラックや破損

  • 第三者の施工ミスや事故

    • 足場業者や別業者の工事中に傷が入った場合

  • 定期点検を怠ったケース

    • 保証書に定める「1年点検」「3年点検」などを受けていない場合

  • 無断の増改築やDIYの影響

    • 施主が外壁の一部を自己流で塗り直した、穴を開けたなどの改変行為

また、保証書の内容は業者によってフォーマットが異なり、契約書や見積書に明記されていなければ、口約束だけでは無効になる場合があります。

外壁屋根診断


まとめ

外壁塗装は“保証の中身”で選ぶ時代へ

外壁塗装で防水性能を高めたいと考えているなら、塗料の性能だけでなく、施工の質と保証の内容が非常に重要です。価格だけで業者を選んでしまうと、後々後悔するケースも少なくありません。

後悔しないためのチェックポイント:

  • 塗料の耐久性と保証期間のバランスを見る

  • メーカー保証と業者保証の両方があるか確認する

  • 雨漏りが保証対象に含まれているか必ず書面で確認

  • 施工実績が豊富で信頼できる業者を選ぶ

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防水性能を高める外壁塗装は、住まいの寿命を延ばす大切な投資です。安心して任せられる業者と出会い、納得のいく保証付き塗装を実現させましょう。

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私が担当しました!

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國分大輔Kokubu Daisuke

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