雨漏りの真の原因と解決法
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戸建て住宅を所有していると、雨漏りが発生することが悩ましい問題です。特に外壁塗装や屋根塗装を行っても雨漏りが止まらないという方も多いのではないでしょうか。この記事では、「雨漏り 外壁塗装 止まらない」という悩みを解決するための具体的な方法と知識をご紹介します。これを読めば、雨漏りの真の原因を突き止め、適切な対策を講じるための手順が理解できるようになります。
目次
この記事を読むと分かること
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雨漏りの原因は外壁塗装や屋根塗装だけではないということ
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雨漏りが止まらない理由とその背後にある隠れた問題
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外壁塗装や防水工事を行う際に注意すべきポイント
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雨漏りを防ぐための具体的な対策方法
どんな人に読んで欲しいか
戸建て住宅の外壁塗装や屋根塗装を検討している方、また雨漏りに悩んでいる方に特におすすめです。もし、塗装をしても雨漏りが止まらない、またはその原因を知りたいという方は、ぜひ最後まで読んでください。
1.雨漏りする原因と対策
雨漏りは外壁塗装をしたにも関わらず止まらない場合、塗装以外の要因が関わっていることが多いです。雨漏りが発生する原因をしっかりと理解することが、問題を解決する第一歩です。
1-1 隙間やひび割れの調査
雨漏りが発生する一番の原因は、外壁や屋根の隙間やひび割れです。外壁塗装や屋根塗装は、表面をコーティングするだけでは根本的な問題を解決することはできません。塗装の下に潜んでいる隙間やひび割れが水の侵入を許してしまうことがあります。特に古い住宅では、時間が経つにつれて外壁にひびが入ることが多く、そこから水分が浸入します。
私自身も過去に塗装工事を依頼された際、お客様が雨漏りの問題に悩まされていました。現場調査を行った結果、外壁のひび割れや隙間から水が浸入していることが分かりました。このような場合、外壁塗装だけでは問題が解決しません。まずは、徹底的にひび割れや隙間を調査し、根本的な修繕を行うことが重要です。
1-2 塗装工事による補修方法
塗装工事を行うことで、外壁の美観を保つだけでなく、雨漏りを防ぐための重要な役割を果たすことができます。しかし、外壁塗装が単なる「美装」のためではなく、耐久性や防水性を高めるためのものだという認識を持つことが必要です。
私たちの実務では、外壁塗装を行う際に防水塗料を使用することが一般的です。防水塗料は、外壁に水を弾く力を加え、ひび割れからの水分侵入を防ぐ効果があります。さらに、下地処理をしっかりと行うことも重要です。外壁のひび割れや穴を埋めるために、充填剤やシーリング材を使用して、さらに水分の侵入を防ぎます。
塗装工事において、単に外見を良くするだけでなく、防水効果を高めることがポイントです。
1-3 シーリングの役割と効果
シーリングは外壁塗装と並んで非常に重要な役割を果たします。シーリング材は、外壁の接合部分や窓、ドア周りなどに使われ、これらの隙間から水分が入らないように防止します。シーリングの劣化やひび割れが原因で雨漏りが発生することもあるため、定期的にシーリングの点検を行うことが大切です。
過去に担当した現場でも、シーリング材の劣化が原因で雨漏りが発生していた事例がありました。シーリング材が長年の経年劣化で固まってしまい、隙間ができて水が浸入していたのです。この場合、新しいシーリング材を充填することで、簡単に雨漏りを防ぐことができました。
シーリングは外壁塗装と同様に、定期的なメンテナンスが必要です。特に、塗装をした後でもシーリングが劣化していれば、再度チェックして修理することをお勧めします。
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2.外壁塗装が雨漏り防止になる理由
雨漏りの原因は、必ずしも外壁の劣化だけに限りません。建物の構造や設備、周囲の環境にも影響されます。しかし、外壁塗装が適切に施されていない場合、雨水が建物に浸入しやすくなり、結果的に雨漏りが発生することが多いのです。実際に、外壁塗装が不十分だと、外壁自体の防水機能が低下し、そこから雨水が侵入することが一般的な原因となります。それでは、どのようにして外壁塗装が雨漏り防止に繋がるのでしょうか?以下では、外壁塗装が雨漏り防止に与える具体的な影響を詳しく解説します。
2-1 防水性の向上
外壁塗装を施す最大の目的の一つは、防水性の向上です。家の外壁は、日々、雨風や紫外線、さらには温度差といった厳しい環境にさらされています。このような条件が続くと、外壁自体が劣化し、隙間や微細なひび割れが発生します。これにより、雨水がその隙間に浸透し、内部に浸水する可能性が高くなります。
外壁塗装を施すことによって、塗膜が外壁表面に保護膜を作り、雨水が直接壁面に浸透するのを防ぎます。特に、撥水性の高い塗料を使用することで、壁面に付着した雨水が弾かれる効果を得ることができ、防水性が格段に向上します。塗料には、特殊な化学成分が含まれており、雨水をはじくだけでなく、紫外線や湿気からも外壁を保護してくれます。
実際に、私が手掛けたあるお客様の家では、外壁塗装後に雨漏りが完全に解消された事例があります。初めは屋根や窓の不具合が原因だと思われていましたが、調査を進めると、外壁の塗膜が経年劣化していたことが明らかになりました。そのため、外壁塗装を新たに施し、防水性を高めることで、雨水が侵入しなくなり、雨漏りが解消されたのです。このように、外壁塗装によって防水性が向上することは、雨漏りを防ぐためには非常に重要な役割を果たします。
2-2 塗装の目的と美観
外壁塗装は、見た目を美しく保つためだけではなく、家の構造を守るためにも欠かせない作業です。外壁は、建物全体を守るための「盾」の役割を担っています。そのため、外壁が風雨や直射日光などの影響を受け続けると、徐々に劣化し、最終的には雨漏りや腐食、さらにはカビの発生など、深刻な問題を引き起こす可能性があります。
例えば、外壁の塗装が剥がれたり、ひび割れが発生したりすることで、雨水が外壁材に浸透します。時間が経過すると、その水分が建物内部にまで浸透し、雨漏りの原因となるのです。定期的に外壁塗装を行うことで、これらの問題を防ぎ、建物を守ることができます。また、塗装を施すことで、美観も維持できるため、家の価値を保つためにも非常に重要です。
外壁塗装の目的は、単に見た目を美しくすることだけではなく、外的要因から家を守るための保護機能が求められます。適切な塗装を選ぶことで、家の耐久性が高まり、長期的にはメンテナンス費用を削減することにも繋がります。外壁が美しく保たれることで、建物自体が持つ価値を高めることができます。これは家の耐久性を高めるためにも重要なポイントです。
2-3 塗膜の重要性
外壁塗装において最も重要なのは、塗膜の厚さや塗料の種類です。外壁の塗膜は、外的要因から建物を守るためのバリアとなります。塗膜が薄かったり、劣化した塗料を使用したりすると、防水性や耐久性が低下し、雨水が浸透する原因となります。そのため、塗膜の強度や厚さを確保することは、雨漏り防止にとって不可欠です。
塗膜が劣化すると、微細な亀裂が生じ、そこから雨水が侵入することがあります。例えば、屋根や外壁の塗膜が薄くなったり、ひび割れが生じたりすると、そこから少しずつ水が浸透し、やがて雨漏りへと繋がることがあります。しかし、適切な塗装を施し、塗膜を十分に強化しておけば、外部の水分が建物に侵入するのを防げます。
具体的には、高性能の防水塗料や耐候性に優れた塗料を使用することで、塗膜がしっかりと機能し、雨水が建物内部に浸透することを防ぐことができます。塗料に含まれる撥水成分は、外壁に触れた雨水を弾き、壁面を乾燥した状態に保ちます。これにより、雨漏りを防ぎ、建物の長寿命化にも繋がります。
また、塗膜の厚さが均等であることが大切です。薄すぎると防水効果が不十分になり、厚すぎると乾燥に時間がかかり、塗膜が剥がれやすくなることがあります。最適な塗膜の厚さと質の高い塗料を使用することが、雨漏り防止には重要なのです。
3.雨漏り解決に向けたアプローチ
3-1 理解と知識の重要性
雨漏りの原因は、実にさまざまです。「外壁のひび割れ」が直接の原因と思われがちですが、それはあくまでも一部に過ぎません。事実、国土交通省の住宅リフォーム・紛争処理支援センターによると、雨漏りに関するトラブルの4割以上が「原因不明」または「原因の誤認」による再発です。
主な原因は以下の通りです:
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屋根材のズレや破損(特に瓦屋根)
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雨樋や谷板金からの漏水
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サッシ周りのシーリング劣化
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ベランダやバルコニーの防水層劣化
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壁内部の貫通配管部からの浸水
実際、筆者が担当した現場では、3度の外壁塗装を施しても雨漏りが止まらず、赤外線サーモグラフィーと散水試験を行ったところ、屋根と壁の取り合い部分の板金施工不良が原因でした。見えない部分こそ、専門的な診断で明らかにする必要があります。
「外壁塗装=雨漏り修理」と安易に考える前に、まずは原因を正しく知ることが雨漏り解決の第一歩なのです。
3-2 適切な対応策の選択
原因が分かったら、次に大切なのは「どのような対策をとるか」です。施工内容を間違えば、費用だけかかって効果はゼロという結果にもなりかねません。
例えば以下のようなケースがあります:
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サイディングの目地(シーリング)劣化 → 打ち替え+外壁塗装
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屋根の棟板金浮き → 板金の固定+雨押えシーリング
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ベランダ防水層の剥がれ → ウレタン防水またはFRP防水の再施工
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サッシ周囲からの浸水 → 開口部シーリング強化+防水テープ処理
これらは「塗る」作業だけでは対応できません。建物全体の構造を見て、原因に応じた対策を組み合わせる必要があります。
実際、雨漏りを修理する専門業者は、外壁塗装だけでなく、屋根工事、防水工事、板金工事などの幅広い技術を持っています。外壁だけに特化した業者では限界があるのです。
3-3 メンテナンスの必要性
「一度直せばもう安心」と思いがちですが、雨漏りは再発リスクが常につきまとう問題です。住宅も人間の身体と同じで、定期的な健康診断(点検)が必要です。
点検すべき箇所の例:
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屋根材(ズレ・割れ・釘浮きなど)
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外壁の塗膜劣化(チョーキング現象)
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コーキングの切れや剥がれ
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ベランダ床のひび割れ
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軒裏の湿気跡や染み
おすすめは築10年を目安に全面点検。その後は5年ごとの定期点検が理想的です。実際、筆者のクライアントでも、築12年目に点検を行ったことで、ベランダ下地の腐食を早期発見し、30万円以上の修繕費を回避できた例がありました。
「雨が降るたびに心配する生活」から、「雨の日も安心して過ごせる暮らし」へと変えるために、メンテナンスの習慣化が不可欠です。
まとめ
外壁塗装は、雨漏りを防ぐために非常に重要な役割を果たします。塗装によって防水性が向上し、塗膜が家を保護することで、雨水の侵入を防ぐことができます。外壁が劣化している場合、塗装を行うことで防水機能を再強化し、雨漏りを防ぐことができるのです。また、外壁塗装は家の美観だけでなく、家を守るための重要な盾としても機能します。
雨漏りが止まらないという悩みを抱えているなら、外壁塗装を見直すことが効果的な解決策となるでしょう。正しい塗装方法を選び、適切なメンテナンスを行うことで、長期的に家を守り、雨漏りを防ぐことが可能です。
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私が担当しました!

営業
江川 拓Egawa Taku
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所有資格
- 外壁診断士
- 外壁アドバイザー
- カラーコーディネーター
- 有機溶剤作業主任者