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外壁塗装は雨の日にどうすべきか?

佐賀市 外壁塗装

いつも塗るばいブログをご覧いただきありがとうございます!塗るばいは佐賀を中心に、地域密着型の外壁塗装専門店として、外壁塗装、屋根塗装、屋根カバー工法、屋根葺き替え、防水工事、雨漏り修理など、幅広いサービスを提供しています。当店では高品質な塗装を手頃な価格でご提供し、お客様の住まいをより長持ちさせるお手伝いをしています。

この記事で得られること

「外壁塗装の工事中に雨が降ったらどうなるの?」

「雨が続いたら塗装期間はどれくらい延びるの?」

こうした不安を抱える方は少なくありません。外壁塗装は天候に左右される工事です。特に梅雨や秋の長雨の季節には、天気予報を気にしてソワソワしてしまいます。

この記事では、雨天による外壁塗装への影響、工事期間が延びる理由、そして事前にできる準備と対処法を、実体験を交えてわかりやすく解説します。

この記事を読むと、以下のことが分かります。

  • 外壁塗装と雨天の相性

  • 雨の日に塗装を行うべきでない理由

  • 工事期間が雨で延びたときの目安

  • 雨予報の際の具体的な準備方法

外壁塗装や屋根塗装を検討している戸建て住宅の方、塗装期間に不安を感じている方は、ぜひ最後までお読みください。


外壁塗装が雨に弱い理由とは?

雨天施工はなぜNGなのか?【理由と結果】

外壁塗装は、基本的に晴天で湿度が低い日に行うのが原則です。なぜなら、塗料には乾燥・硬化に適した「気象条件」があるためです。

塗装中に雨が降ると、以下のようなトラブルが起こります。

  • 塗料が雨水で流れ落ち、ムラや剥がれの原因に

  • 乾燥不良によるひび割れや塗膜の不具合

  • 下地との密着不良で数年後に劣化が早まる

私が過去に施工を担当したお宅でも、急な雨で作業を中断したことがありました。そこで無理に続行していたら、数年後に塗膜がはがれやすくなり、やり直しが必要になった可能性があります。

塗料メーカーの多くも「湿度85%以上、気温5℃未満のときは塗装NG」と明記しています。

雨が降ると工事期間はどうなる?

「外壁塗装 期間 雨」というキーワードが検索される背景には、「予定よりも塗装が長引かないか?」という不安があります。

基本的に、1日雨が降れば、その分だけ工事期間が1日延びると考えてください。

以下は、30坪の住宅の一般的な外壁塗装工事のスケジュール例です(晴天の場合)。

工程 内容 所要日数
足場組立 作業用の足場設置 1日
高圧洗浄 汚れを落とす 1日
下地処理・養生 ひび割れ補修、窓の養生など 1〜2日
塗装(下塗り〜上塗り) 各工程で1日ずつ 3〜4日
仕上げ確認・足場解体 完了検査と片付け 1日
合計 約7〜9日

雨が2日続けば、その分だけ作業はストップ。トータルで10〜12日になることもあります。

1.外壁塗装前日の準備について

佐賀市 外壁塗装

1-1 雨予報の前にできる準備

外壁塗装の工事が近づいてくると、天気予報が気になります。もし塗装予定日の数日前に雨予報が出た場合には、トラブルを未然に防ぐために施主自身でもできる準備があります。

まず重要なのは、屋外にある家具や植木鉢などの移動です。塗装期間中は足場が組まれ、飛散防止のためのメッシュシートが張られます。そのため、風雨が強くなると物が飛ばされたり傷ついたりするリスクがあります。

とくに軽量なプランターやガーデンチェア、洗濯物ハンガーなどは、雨風で倒れたり、塗装の邪魔になることがあるため、事前に車庫や玄関内に一時避難させることをおすすめします。

また、洗濯物の調整も大切です。塗装工事が始まると、窓やベランダは養生され、開閉ができなくなる期間があります。雨が続くと、さらに工事の進行が遅れ、養生期間が延びるケースも。したがって、塗装工事初日の前日には、室内干し用のスペースや乾燥機の準備を済ませておくと安心です。

さらに見落としがちなのが、窓やサッシ、ベランダの施錠確認です。工事中は養生シートで開閉ができないため、戸締まりができていないと防犯上のリスクが生じます。忘れずに施錠を済ませ、カーテンも閉じておくことで、外からの視線対策にもなります。

実際に私が施工を担当した現場でも、事前にこれらの準備をしっかり行ったお客様は、工事中のストレスが少なく、スムーズに進行しました。逆に、プランターをそのままにしていたケースでは、塗料が飛散して汚れてしまい、トラブルの原因になることもありました。

また、天気が不安定な時期には、「塗装は中止になるのか」「日程はどうなるのか」など不安を感じて当然です。私たち塗装業者も、雨の影響が想定される場合は、事前にお客様へご連絡し、工程の見直しを柔軟に行っています。たとえば、「あと○日間は雨が続きそうなので、洗浄工程は延期し、他の作業を先に行う」など、最善の段取りを提案します。


1-2 高圧洗浄後の影響と注意点

外壁塗装で最初に行うのが**「高圧洗浄」です。この工程は、長年のホコリやカビ、劣化した古い塗膜などを強力な水圧で除去**する作業で、仕上がりと塗装の耐久性を大きく左右する重要なステップです。

この洗浄を怠ると、新しい塗料が壁面にきちんと密着せず、数年後に剥がれや浮きが発生する原因となります。

高圧洗浄の翌日には、洗浄した壁面をしっかりと乾燥させる必要があります。標準的な乾燥時間は1〜2日間ですが、ここで問題になるのが雨です。

もし洗浄後に雨が降ってしまうと、乾燥までにさらに2〜3日必要になることもあります。これにより、次の工程に進めず、全体のスケジュールがズレこむケースが少なくありません。

私が過去に対応した住宅では、ちょうど洗浄の翌日に梅雨入りが重なり、3日間雨が降り続きました。結果として、塗装工程に入るまでに1週間も間隔を空ける必要がありました。

ただ、ここで無理に塗装を進めてしまうと、壁面に残った水分が塗膜に閉じ込められ、後々剥離の原因になるため、焦りは禁物です。逆に、しっかりと乾燥期間を確保した場合、塗装の持ちが大きく変わるということも、実感をもってお伝えできます。


1-3 施工業者への連絡と確認事項

天気予報に雨マークがある場合、施主として最も重要なのは、施工業者との密な連絡です。天候により日程が変動する可能性があるため、前日の段階で、以下の項目について確認しておくと安心です。

  1. 当初の工程表に対して、どの工程が延期されるか

  2. 雨天時は作業を中止するのか、それとも室内作業などに切り替えるのか

  3. 工事中止の判断は、いつ・どのタイミングで行うか(朝6時の天気予報? 前日の夕方?)

  4. 雨が止んだ後、何日で再開可能か、再スケジュールの目安

たとえば、私たちの施工では、前日18時の時点で降水確率が70%を超える場合は、翌日の作業延期を基本方針としています。ただ、朝に晴れ間が見られる場合は午前だけ洗浄作業を行い、午後は様子を見るなど、柔軟な判断を行います。

さらに、塗装業者の中には、工事中止になった場合のスケジュール変更に柔軟に対応できないところもあります。契約前の打ち合わせ段階で、こうした「天候対応ルール」について確認しておくと、あとあと安心です。

信頼できる業者は、週間天気予報をこまめに確認し、都度状況を説明してくれます。実際、私が対応した案件では、天気アプリで逐一確認し、施主様に1週間分の見通しを伝えていたことで、「安心して任せられる」と言っていただけたことがあります。

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2.外壁塗装中に雨が降った場合の対応

佐賀市 外壁塗装

2-1 塗装を中断するべきか?

結論から言うと、外壁塗装は雨の日には基本的に中断するべき作業です。

なぜなら、外壁塗装に使用される塗料は水に弱く、乾燥前に雨に濡れると塗膜が正常に形成されないからです。塗装がうまく定着せず、数年以内に剥がれやひび割れの原因になります。

また、雨の日に無理に作業を続けると、塗装職人自身の安全リスクも高まります。滑りやすい足場や、雨で視界が悪くなる状況では、思わぬ事故にもつながりかねません。

筆者が過去に担当した現場でも、天気予報を無視して強行したところ、わずか1年で外壁の一部が浮き始め、再塗装のやり直し費用が20万円以上かかったケースがありました。

そのようなリスクを避けるため、塗装業者は原則として「雨の日は作業を休止する」という判断をします。


2-2 雨上がりの対応と注意点

雨が止んだ直後でも、すぐに作業を再開できるわけではありません。ここには乾燥時間と外壁の含水率という2つの重要なポイントがあります。

外壁の表面が濡れていたり、湿度が高い状態での塗装は絶対に避ける必要があります。

通常、塗装前には外壁の含水率を専用の機器で測定し、15%以下であることを確認してから作業を再開します。気温や日照条件にもよりますが、雨上がりから完全に乾くまでには半日〜1日かかることもあります。

また、足場にかけられた養生シートが濡れている場合、その水分が風に乗って塗装面にかかることもあるため、養生の張り替えや確認作業も重要です。

筆者の体験として、雨が上がった翌朝、すぐに再開しようとした現場で、足場の一部にたまっていた水滴が塗装面に垂れてしまい、部分的にムラができてしまったことがあります。その結果、塗り直しの工程が1日追加となりました。


2-3 追加料金が発生するケース

外壁塗装中に雨が降ることで、予定していた工期が延びることはよくあります。

多くの塗装業者は、契約時に「雨天順延」の条項を入れており、基本的には追加料金は発生しません。

ただし、次のようなケースでは追加費用が発生する可能性があるため注意が必要です。

  • 工期延長によって仮設足場のレンタル期間が大幅に長くなる

  • 養生資材の貼り替えが必要になった場合

  • 塗装や補修のやり直しが発生した場合(ただし原因が業者にあれば無償対応が多い)

雨天による工程変更を防ぐためには、契約時に「天候によるスケジュールの調整範囲」を明記した書面を確認することが重要です。

また、工事前の天気予報をもとに適切なスケジューリングを行う施工業者を選ぶことで、無用な追加費用を避けられます。

3.外壁塗装の乾燥と塗料の選択

佐賀市 外壁塗装

外壁塗装を行う際、最も重要な要素の一つが塗料の選択です。特に雨の日や湿気が多い日には、塗料の乾燥時間に大きな影響が出ます。塗料は種類ごとに乾燥速度や湿気に対する耐性が異なるため、雨天時でもスムーズに作業が進むように、適切な塗料を選ぶことが求められます。

3-1 油性塗料と水性塗料の違い

油性塗料と水性塗料は、塗装作業において最も使用されるタイプの塗料であり、それぞれに特徴と利点があります。雨の日に塗装を行う際は、これらの塗料がどのように乾燥し、どのような影響を受けるのかを理解することが大切です。

  • 油性塗料

    油性塗料は、乾燥に時間がかかるという特徴がありますが、その分耐水性や耐久性に優れています。このため、雨が降る前に塗装を行った場合でも、水滴の影響を受けにくいという利点があります。しかし、乾燥が遅いため、作業後に塗料が乾くのを待つ必要があり、特に雨の日には乾燥時間を十分に確保することが求められます。

    実際に施工現場で経験したことですが、雨が降る直前に油性塗料を使用した際、しっかり乾燥を待つことができたため、雨による影響を最小限に抑えることができました。特に耐水性の強い油性塗料を選ぶことで、塗膜が水滴によって劣化する心配が少なくなります。

  • 水性塗料

    水性塗料は、乾燥が早く、環境にも優しいという特徴があります。しかし、湿気に弱く、雨天時には乾燥が遅くなることがあります。水性塗料を使用する場合、特に湿度が高い日や雨の日に塗装を行うと、乾燥が遅れ、作業の進行に遅れが生じることがあります。

    私が担当した一つの現場では、雨が降りそうな日に水性塗料を使用したため、思った以上に乾燥が遅く、翌日の塗り重ね作業に影響が出てしまいました。そのため、湿度が高い日には、油性塗料を選んでおけば、乾燥時間を短縮でき、スムーズに作業が進んだかもしれません。

3-2 湿気の影響を受けにくい塗料の選び方

雨天時に外壁塗装を行う際、湿気に強い塗料を選ぶことが非常に重要です。湿気が多いと、塗料が十分に乾かず、塗膜の品質に悪影響を与えてしまうことがあります。最近では、雨天でも施工可能な塗料が多く登場していますが、その中でも特に湿気に強い塗料を選ぶことで、雨が降る前後でも安心して作業を進めることができます。

  • 湿気に強い塗料の例

    近年、シリコン系塗料やフッ素系塗料など、高耐候性を持つ塗料が多く登場しています。これらの塗料は、湿気に強く、雨天時でも施工が可能なものが多いです。特にシリコン系塗料は、耐水性に優れ、雨後の湿気にも対応できるため、湿気の多い季節や梅雨時期の塗装に最適です。また、フッ素系塗料はその耐久性が非常に高いため、長期間にわたり塗膜を保護し、雨天後でもその効果を発揮します。

    また、最近では防水性を備えた特殊な塗料も登場しており、これらの塗料は雨天時でも塗装を行いやすく、施工後の仕上がりに不安を感じることが少なくなります。

  • 注意点

    塗料の選択において最も重要なのは、乾燥時間や施工環境に適した塗料を選ぶことです。製品ごとに乾燥時間が異なるため、雨天時に塗装を行う前に、使用する塗料の仕様を事前に確認することが大切です。特に湿度が高い日や梅雨の時期などは、乾燥が遅くなる場合があるので、施工を進める前にしっかりと準備をしましょう。

3-3 仕上がりに影響を与える要因

外壁塗装の仕上がりに大きく影響を与える要因は、塗料の選択だけではありません。作業を進める際の湿度、風速、気温など、天候が塗装に与える影響は非常に大きいため、これらの要因をしっかりと管理することが求められます。

  • 湿度の影響

    湿度が高い場合、塗料の乾燥が遅くなり、塗膜にべたつきやムラが生じることがあります。湿度が50%を超えるような日に塗装を行う場合、乾燥を十分に待つ必要があります。特に、雨が降る直前や降った直後は湿度が非常に高いため、塗装作業は慎重に行わなければなりません。

    例えば、過去に湿度が70%以上の日に水性塗料を使用した際、乾燥が遅れ、塗装面がしっとりとした状態になり、結果的に仕上がりに影響を及ぼしました。塗料が乾くまでの時間を確保することが、仕上がりに大きな差を生む要因となります。

  • 風速の影響

    風速が強い日には、塗料の乾燥が予想以上に早く進み、塗膜が均一に仕上がらない場合があります。風が強いと、塗料が乾燥する前に浮き上がったり、乾燥が不均一になることがあります。そのため、風速が強い場合は、塗装作業を一時中止し、風が穏やかになるまで待つことが推奨されます。

    例えば、風が強かったために塗料の飛散が多く、後から仕上がりを調整するのが大変だったという事例もあります。風速が強い日は、塗装を行うタイミングを見極めることが重要です。

外壁屋根診断


まとめ

雨の日に外壁塗装を行う場合、塗料の選択や湿度の管理、乾燥時間の調整が非常に重要です。湿気に強い塗料を選ぶことで、作業がスムーズに進み、仕上がりにも大きな影響を与えることができます。また、湿度や風速に注意を払い、塗装作業を進めることが大切です。雨の日でも安心して外壁塗装を行いたい方は、この記事で紹介したポイントを参考に、適切な塗料と作業方法を選んで、最適な施工を行いましょう。

戸建て住宅の外壁塗装や屋根塗装を検討中の方々は、作業を行う時期や天候をしっかりと把握し、天候に合わせた施工方法を選ぶことで、満足のいく仕上がりを実現することができます。

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  • 外壁診断士
  • 外壁アドバイザー
  • 石綿作業主任者
  • 有機溶剤作業主任者

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