信頼できる外壁塗装業者の見極め方を解説
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外壁塗装の訪問営業、不安を感じていませんか?
「突然訪ねてきた業者に、外壁塗装が必要だと指摘された」「工事費が高いと感じたけれど、契約してしまった」。こういった声を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
外壁塗装の訪問営業は、戸建て住宅の所有者にとって決して珍しいものではありません。実際に、私の自宅にも「塗装が劣化している」と指摘する訪問営業の方が来たことがあります。そのときは、業者の熱心な説明に心が揺れましたが、念のため他社に相談して正解でした。提示された金額が相場よりもかなり高かったことが後で判明したのです。
この記事では、そんな訪問営業での外壁塗装に関する不安を抱えている方のために、「信頼できる外壁塗装業者を見極める方法」を徹底的に解説します。
この記事を読むと分かること
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訪問営業を利用する前に知っておくべき注意点
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外壁塗装業者を選ぶ際の正しい判断基準
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悪質業者に騙されないための具体的なチェックリスト
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失敗しないための実践的なアドバイス
この記事はこんな人におすすめです
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戸建て住宅にお住まいで、そろそろ外壁塗装を検討している方
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外壁塗装の訪問営業を受けて、契約すべきか迷っている方
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信頼できる外壁塗装業者を見つけたい方
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リフォーム詐欺や悪質営業に不安を感じている方
1.信頼できる外壁塗装業者の見極め方を解説
1-1. 訪問販売を利用する前に知っておくべきこと
「今すぐやらないと危険です」は要注意
訪問営業の中には、外壁の劣化を強調して不安を煽る業者が存在します。「このままだと雨漏りしますよ」「隣の家も工事したばかりですよ」など、危機感を演出して即決を迫ってくるのが特徴です。
しかし、外壁塗装は本来、十分な比較と検討が必要な工事です。一時の勢いで契約すると、後々後悔することも少なくありません。
訪問営業での即決はNG。相見積もりは必須
訪問営業で提示される見積もりは、競争がないぶん高めに設定されているケースが多いです。例えば、ある30坪の一戸建てで「150万円」と提示されたケースがありましたが、同条件で他の業者に依頼したところ、90〜110万円で済むことがわかりました。
相見積もり(3社以上)を取ることは、費用と内容を客観的に比較する唯一の方法です。訪問営業の提案が悪いわけではありませんが、他の業者との比較は必ず行いましょう。
1-2. 外壁塗装業者の選び方と注意点
ホームページと施工実績を見る
信頼できる業者は、自社のホームページで施工実績やスタッフ紹介、料金の目安などをしっかりと公開しています。
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施工写真が豊富か
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実際のお客様の声が掲載されているか
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使用している塗料の種類や特徴が明記されているか
これらを確認するだけでも、会社の信頼度が見えてきます。
地元での実績がある業者を優先する
地域密着型の業者は、地域での評判が仕事の継続に直結するため、手抜き工事や悪質営業をするリスクが低いです。例えば、創業20年以上で地元で口コミ評価の高い塗装業者なら、工事の質・価格・対応のすべてにおいて安心感があります。
さらに、地元の業者は、急なトラブルにもすぐ駆けつけてくれるなど、アフターサポートが充実しているのもメリットです。
担当者の説明が分かりやすいかを確認
信頼できる業者の担当者は、専門用語をかみ砕いて説明してくれます。例えば「シリコン塗料は10年程度の耐久性があり、コストと耐候性のバランスが取れています」といったように、素人にも理解できる説明をしてくれる担当者は信用できます。
一方で、説明が曖昧で「うちの工法は他と違うから安心です」などと言うだけの業者には注意が必要です。
信頼できる外壁塗装業者の見極め方まとめ
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見積書に「塗料名」「塗り回数」「下地処理内容」が明記されているか
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担当者が質問に丁寧に答えてくれるか(即答ではなく、専門的に答えられるか)
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口コミや評判が地域で良いか(GoogleレビューやSNSをチェック)
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アフター保証の有無(5〜10年保証があると安心)
我が家は最終的に、地元密着で創業25年の会社に依頼。見積もりが詳細で、塗料の現物サンプルを提示してくれたこと、また職人との顔合わせが事前にあったことで、非常に信頼感を得た。工事後も定期点検があり、安心感が違う。
1-3. 悪質業者を避けるためのチェックリスト
以下のチェック項目に1つでも当てはまる場合、その業者は慎重に検討すべきです。
チェック項目 | 内容 |
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① 契約を急がせる | 「今だけ値引き」や「今日中なら工事枠が空いてます」などの文句 |
② 見積もりが極端に高額または格安 | 相場(80〜120万円)から大きく逸脱していないか |
③ 名刺や会社情報が不十分 | 固定電話・所在地・許認可番号の記載があるか |
④ 保証やアフターサービスが曖昧 | 工事保証書が発行されるかどうか |
⑤ 使用塗料や工法の説明が不十分 | 塗料名・メーカー・耐用年数がはっきりしているか |
⑥ 飛び込みでの訪問営業 | 電話・DM・紹介など、事前にアポを取っている業者の方が安心 |
このリストを参考に、自宅を守るための選択をしてください。
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2.外壁塗装に関する基礎知識
2-1. 使用される塗料の種類と選び方
外壁塗装に使用される塗料には、以下のような種類がある。
塗料の種類 | 耐用年数 | 特徴 |
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アクリル塗料 | 約5年 | 安価だが耐久性は低め |
ウレタン塗料 | 約7〜10年 | 弾力性があり塗りやすい |
シリコン塗料 | 約10〜15年 | コストと性能のバランスが良い |
フッ素塗料 | 約15〜20年 | 高耐久・高価格 |
無機塗料 | 約20〜25年 | 最長の耐久性を誇る高性能塗料 |
塗料の選定は、予算だけでなく家の築年数・環境条件も加味する必要がある。
たとえば、沿岸部では潮風による劣化が早いため、フッ素塗料や無機塗料の選択が望ましい。
実際、築12年の我が家では、当初ウレタン塗料で見積もりされたが、地元の老舗業者に相談した結果、耐久性を重視してシリコン塗料を選び、満足のいく仕上がりとなった。
2-2. 塗装工事の一般的な流れ
外壁塗装の工事は以下のような工程で進む。
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現地調査と見積もり提出
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契約
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足場の設置
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高圧洗浄
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下地処理(ひび割れ補修など)
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下塗り → 中塗り → 上塗り
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最終チェック・引き渡し
この工程が約2〜3週間で完了するのが一般的である。
特に重要なのが**「下地処理」と「塗り回数」**。ここを省略する業者は要注意。
私が過去に契約を検討した訪問業者は、「2回塗りで十分」と言っていたが、専門家に見せたところ「最低でも3回塗りが必要な素材」と判明。しっかりと塗装工程を明示してくれる業者を選ぶべきだと痛感した。
2-3. 地域ごとの外壁塗装の違い
外壁塗装は地域性に大きく左右される。以下に代表的な違いをまとめる。
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北海道・東北:積雪と寒冷地に対応した断熱塗料が人気
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関東:都市型住宅が多く、見た目の美しさと耐候性の両立が重視される
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関西:気候の変化が激しく、コストパフォーマンス重視の家庭が多い
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九州・沖縄:紫外線と塩害に強い塗料(フッ素・無機系)が主流
地域に適した塗料・施工方法を提案できる業者こそ、信頼できる業者といえる。
3.外壁塗装の営業トークとその真実
3-1.業マンのトークを見抜く方法
訪問営業でよく使われるセールストークの例は以下の通り:
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「この地域で施工中のお宅があるので、ついでに点検を」
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「モルタルにひび割れがあるので、すぐに工事が必要です」
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「今ならモニター価格で、通常より30%安くできます」
一見、親切な提案に聞こえるが、焦らせて即契約を迫るのが目的であることが多い。
実際、私の知人も「今契約すれば20万円引き」という言葉につられて契約し、工事内容が手抜きだったという苦い経験をしている。
こうしたトークの共通点は、不安をあおる・特別感を演出する・決断を急がせるという3点。
このトークを見抜くためには、冷静に以下を確認することが重要:
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名刺や会社の所在確認(Googleで住所を検索してみる)
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工事実績の提示(写真や過去の顧客レビューをチェック)
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複数の業者に相見積もりを取ること
3-2. 塗装業界の特殊な営業手法とは
塗装業界には、下請け・孫請け構造が存在する。訪問してくる営業マンの中には、実際の施工を自社で行わず、中間マージンを取るだけのブローカーであるケースも少なくない。
たとえば、「地域密着の自社施工」と言いながら、実際には地元の業者に丸投げしている例もある。
この場合、工事内容にトラブルがあっても責任の所在が不明確になりやすい。
そのほかにも、
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塗料のグレードを偽る
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保証内容が曖昧
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見積もりに“足場代”が二重に記載されている
といった不誠実な手法も見られる。
筆者が以前相談を受けたケースでは、「30坪の家で塗装費が120万円」という高額見積もりにもかかわらず、内訳が不透明だった。詳細を業者に尋ねたところ、逆ギレされたという。
こうした事例を防ぐには、詳細な見積書の提示を義務づけることが基本。
3-3. セールストークの裏側に潜むリスク
セールストークを鵜呑みにして契約してしまうと、以下のようなリスクが発生する:
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手抜き工事による再施工(数年で塗装が剥がれる)
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保証が無効、または存在しない
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施工業者と連絡が取れない
実際、国民生活センターへの「外壁塗装 訪問営業」に関する相談は、年間2,000件以上(※2023年統計)寄せられている。
中には、高齢者が無理やり契約させられ、クーリングオフの手続きもできなかったという事例もある。
重要なのは、「今だけ」「お得」といった言葉に惑わされず、契約前に必ず家族や第三者と相談すること。
また、名の知れた塗料メーカー(日本ペイント、関西ペイントなど)の認定施工店を選ぶのも1つの手段だ。
信頼できる外壁塗装業者の見極め方【チェックリスト】
信頼できる業者を選ぶためには、以下のポイントを押さえておきたい:
外壁塗装は、住まいの見た目を美しく保つだけでなく、建物自体を風雨や紫外線から守る重要なメンテナンスです。しかし、その費用は決して安くはありません。数十万円から場合によっては百万円を超えることもあり、まさに「大きな買い物」と言えるでしょう。だからこそ、業者選びで失敗しないことが何よりも重要です。
まず大切なのは、訪問営業に即決しない勇気を持つことです。突然自宅に訪ねてきて、「今なら足場代無料でできますよ」「このままだと外壁が大変なことになります」といった言葉で不安を煽り、契約を急がせる業者も存在します。こうした営業に対しては、一度冷静になり、その場で契約せず、しっかりと情報を集めてから判断することが大切です。即決はリスクを高めるだけでなく、後悔の原因にもなりかねません。
次に、信頼できる地元の業者や、口コミ評価の高い会社を選ぶことが成功への近道です。地域に根差した塗装業者は、近隣での施工実績が豊富で、アフターサポートにも力を入れていることが多いです。また、インターネット上の口コミや施工事例をチェックすることで、その業者の対応力や技術力、顧客満足度を把握することができます。「安いから」という理由だけで選ぶのではなく、実績や信頼性をしっかり確認しましょう。
さらに、複数の業者から相見積もりを取り、保証内容や説明の丁寧さなどを徹底的に比較することも非常に重要です。見積もりの金額だけでなく、塗料の種類や施工工程、保証期間、アフターフォローの内容などを細かくチェックしましょう。丁寧に説明してくれる業者は、施工にも丁寧さが表れます。逆に、質問にあいまいな返答しかできない業者は避けた方が無難です。
この3つのポイントを意識するだけで、失敗や後悔の少ない、満足度の高い外壁塗装を実現することができます。費用だけでなく、「誰に頼むか」という視点を持つことが、満足のいく結果を得るカギとなるのです。
戸建て住宅の外壁塗装・屋根塗装を検討中の皆さまへ――。今回ご紹介した情報が、あなたの大切な住まいを長く守るための判断材料となれば幸いです。家は家族を守る大切な場所。その大切な空間をより良い状態で保つためにも、信頼できる業者を見極め、納得のいく塗装工事を実現しましょう。
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営業
江川 拓Egawa Taku
お客様お一人お一人に安心できる塗装工事をご提供できるように、努力してまいります。
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所有資格
- 外壁診断士
- 外壁アドバイザー
- カラーコーディネーター
- 有機溶剤作業主任者