軒下天井の1回目塗装・サイディング外壁の下塗り・その他板金部のケレン/佐賀市大和町S様邸 9月19日 外壁塗装・屋根塗装・付帯部塗装
2024.12.01
目次
はじめに
こんにちは。
「塗るばい」でお馴染みの佐賀県佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」です。
本日は、佐賀市大和町S様邸の9月19日の施工の様子を紹介していきます。
今回は、軒下天井の1回目塗装・サイディング外壁の下塗り・その他板金部のケレンを行いました。
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軒下天井の1回目塗装
付帯部塗装は、素材自体を長持ちさせるために行います。
屋根や外壁以外の付帯部にも雨や紫外線などがあたり、劣化して破損してしまう恐れがあります。
そのため、劣化を防ぐために付帯部塗装をし、直接影響を与えないようにして素材自体を長持ちさせるようにします。
付帯部の劣化を防ぐための塗装の役割
1. 防水性の確保
雨樋や破風板は雨水が直接当たりやすいため、防水性の高い塗料で保護する必要があります。塗装が剥がれると、雨水が浸透して腐食やカビの原因になります。
2. 防錆効果
金属部分の付帯部(手すりや窓枠など)は、塗膜が劣化すると錆びが発生します。特にベランダの手すりなどは、錆びが進むと強度が低下するリスクがあります。
3. 紫外線による劣化防止
付帯部も紫外線の影響を受けます。特に破風板や軒天の木部は、紫外線で乾燥して割れが生じることがあります。これを防ぐために紫外線に強い塗料を使用します。
4. 美観の維持
外壁や屋根だけでなく、付帯部が綺麗に塗装されることで、家全体の印象が明るく清潔に保たれます。見た目の美しさも塗装の重要な役割のひとつです。
サイディング外壁の下塗り
外壁塗装や屋根塗装には、基本的に下塗りが必要不可欠となります。
下塗りの主な役割の一つに、外壁材と上塗り塗料を密着させる役割があります。
外壁塗装は、基本的に下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りを行います。
実は中塗り・上塗りの塗料には、保護の役割はありますが密着する役割はそこまでありません。
そこで重要になるのが下塗り剤です。
下塗り用の塗料は別名「下地強化剤」と呼ばれていることからも、中塗り・上塗りの塗料を密着させる上で大切な役割を果たしており、塗膜が剥がれるのを防いでくれます。
下塗りの主な役割
1. 上塗り塗料との密着性を高める
外壁素材そのものと上塗り塗料の間に塗布することで、上塗り材がしっかりと外壁に密着するようサポートします。
特に、外壁がコンクリートやモルタルの場合、直接上塗りをすると吸い込みが強く、不均一な仕上がりになることがあります。下塗りはこの吸い込みを防ぎ、塗料のムラをなくす役割を果たします。
2. 外壁を保護する
下塗り材には、防水性や耐アルカリ性を持つものもあり、外壁を雨水や湿気から守る働きがあります。これにより、外壁の劣化を防ぎ、建物の寿命を延ばす効果が期待できます。
3. ひび割れや凹凸の補修
下地に小さなひび割れや凹凸がある場合、下塗り材を使用することで表面をなめらかに整えることができます。これにより、次の工程で塗料が均一に塗布されるようになります。
4. 塗装剥がれの予防
下塗りを行わない場合、時間の経過とともに塗料が剥がれやすくなります。しっかりとした下塗りは、長期的な耐久性を確保する上で欠かせない工程です。
その他板金部のケレン
外壁塗装には、ケレンが必要不可欠です。
ケレンとは、サビや旧塗膜などの汚れを削って落とす作業のことを言います。
外壁塗装や屋根塗装では、はじめに高圧洗浄でだいたいの汚れを落としていきます。
それでも落ちなかった汚れや錆を、ケレンで落としていきます。
主に鉄部に行いますが、外壁や屋根、木部に行うこともあります。
ケレンとは?外壁塗装における下準備作業
ケレン作業とは、塗装前に行う「下地処理」の一環で、古い塗膜や錆び、汚れを取り除く作業を指します。塗装の仕上がりに大きく影響する工程で、適切なケレンを行うことで塗料がしっかりと密着し、塗装の耐久性が向上します。
ケレン作業の主な目的
1.古い塗膜や錆びを除去 古い塗装が剥がれていたり、錆びが発生している場合、そのまま新しい塗装をすると密着不良が起きます。これを防ぐために、表面をきれいに整えます。
2.塗料の密着性を向上 ケレンで下地を整えることで、塗料がしっかりと付着しやすくなり、剥がれにくくなります。
3.外壁の耐久性を高める ケレンで錆びや劣化した部分を取り除くことで、塗装後の劣化リスクを軽減し、外壁全体の耐久性を向上させます。
ケレン作業が必要な場面とは?
ケレンは主に以下のような場面で必要とされます:
1.金属部分の塗装時 外壁塗装に限らず、雨樋や手すり、破風板などの金属部分には錆びが発生しやすいため、ケレン作業が必須です。
2.古い塗装が剥がれている場合 塗膜が劣化して剥がれかけている場合、その上に新しい塗料を塗布すると、剥がれやすくなるため、必ず除去します。
3.汚れや油分が付着している場合 外壁や付帯部に汚れや油分が付着している場合、塗料の密着が弱くなるため、ケレンで取り除きます。
弊社「塗るばい」が佐賀市付近で外壁塗装を行う際も、ケレンはしっかりと行うようにしています。
今回の作業はこれにて終了です。
まとめ
今回行った「軒下天井の1回目塗装」「サイディング外壁の下塗り」「その他板金部のケレン作業」は、塗装全体の耐久性や仕上がりの美しさを大きく左右する、極めて重要な工程です。それぞれの作業は、ただ単に塗料を塗るための準備にとどまらず、家の美観や保護機能を最大限に引き出すための基礎となる役割を果たします。
まず、軒下天井の1回目塗装では、下地の吸収を均一にし、次の工程での色ムラを防ぐ効果が得られます。この部分は湿気が溜まりやすく、適切に処理を行わないとカビや腐食が進行する恐れがあります。丁寧な下塗りを行うことで、塗膜が長持ちし、住まい全体の耐久性が高まります。
サイディング外壁の下塗りは、塗料の密着性を向上させるとともに、仕上げ塗料の発色を良くし、美しい仕上がりを実現します。サイディング素材特有の凹凸や吸水性を考慮し、適切な下塗りを行うことで、塗装後のトラブルを防ぎ、長期的な耐候性を確保することが可能です。
さらに、板金部のケレン作業では、錆や汚れを完全に取り除き、塗料がしっかりと密着する下地を作ることに注力しました。錆が残ったまま塗装を行うと、短期間で塗膜が剥がれたり再び錆が発生したりするため、この工程は塗装の品質を守るうえで欠かせない重要なステップです。
これらの下地処理や準備作業を丁寧に行うことで、次の中塗り・上塗り工程がスムーズに進むだけでなく、仕上がりが美しく長持ちする塗装が実現します。一見地味な作業に見えるこれらの工程こそが、住まいをしっかりと守り、美観を保つために必要不可欠なものなのです。高品質な外壁塗装は、こうした細部へのこだわりから生まれることを再認識させてくれる重要なプロセスでした。
診断・お見積もりはサニー建設商事へ
今回は、佐賀市大和町S様邸の施工の様子を紹介しました。
弊社では、無料外壁診断を行っております。
外壁や屋根、その他の付帯部の劣化が気になっている方は、ぜひお問い合わせください。
以上、佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」でした。
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私が担当しました!
営業
江川 拓Egawa Taku
お客様お一人お一人に安心できる塗装工事をご提供できるように、努力してまいります。
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所有資格
- 外壁診断士
- 外壁アドバイザー
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