サイディング外壁の養生・サイディング外壁の下塗り・サイディング外壁の中塗り・サイディング外壁の上塗り・軒下天井の1回目塗装・雨樋の1回目塗装/佐賀市八戸溝K様邸 7月17日 外壁塗装・屋根塗装・付帯部塗装
2023.08.29
目次
はじめに
こんにちは。
「塗るばい」でお馴染みの佐賀県佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」です。
本日は、佐賀市八戸溝K様邸の7月17日の施工の様子を紹介していきます。
今回は、サイディング外壁の養生・サイディング外壁の下塗り・サイディング外壁の中塗り・サイディング外壁の上塗り・軒下天井の1回目塗装・雨樋の1回目塗装を行いました。
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サイディング外壁の養生
窓だけでなく、床(地面)にひくブルーシート等、室外機や車のカバー、植木や花壇など様々なものに塗料が付着するのを防ぐために養生をいたします。
弊社では、施主様の車はもちろんのこと、隣家の車にも塗料が飛散する可能性がある場合は、断りを入れた上で車カバーをつけるようにしています。
こういった、周囲に配慮をした塗装が必要になります。
サイディング外壁の下塗り
下塗りには、シーラー・プライマー・フィラーの3種類があります。
シーラーは、主にサイディング外壁に塗るもので、比較的水分が多い塗料です。
プライマーは、主にコーキングを充填する前に塗るもので、シーラーとほとんど同じものです。
フィラーは、主にモルタル壁に塗るもので、モルタル外壁のひび割れや凹凸を埋めて下地をなめらかにするための、補修用の下塗り材です。
サイディング外壁の中塗り
外壁塗装では基本的に3回塗装を行います。
下塗り、中塗り、上塗りと、同じ箇所を3回塗ります。
最終的に上塗りで塗装されたものが外に現れ、塗膜を張るので直接的には上塗りが外壁塗装の主役となるわけですが、その上塗りも下塗りが丁寧に行われなければその耐久性などの効果を発揮できません。
サイディング外壁の上塗り
窯業系サイディングのメリットとしては、色やザインのバリエーションが多い、コストフォーマスが良い、耐火性に優れている、施工期間が短いの主に4つあります。
中でも、施工期間が短く済むという点は大きなメリットです。
サイディングボードはメーカーで生産され、それを外壁の大きさにカットして貼り付けていく施工方法です。
そのため、モルタル壁などの手作業で塗っていく壁と比べて、職人の技術力に左右されず、施工期間が短く済みます。
施工期間が短く済むということは、その分職人の人件費がかからないということです。
天気によっても左右しますが、張り替え工事なら約10日〜18日、カバー工法なら1週間〜2週間で完成します。
張り替え工事とは既存の外壁材を撤去して新しい外壁材を貼り付ける工事のことで、カバー工法とは既存の外壁材の上から新しい外壁材を貼り付ける工法のことです。
ただし、窯業系サイディングは他の外壁材に比べて重く、建物に負担をかけてしまうため、カバー工法はあまりオススメしません。
予算の関係などでどうしてもカバー工法にしたい場合は、重量の軽い金属系サイディングを使用するのが一般的です。
軒下天井の1回目塗装
軒下天井に使われる塗料の種類は、以下の3つに分けられます。
・EP(エマルションペイント)
・AEP(アクリルエマルションペイント)
・NAD(アクリル樹脂系非水分散系塗料)
EPとAEPは、昔は区別して使用されていましたが、現在の市場に流通するEP(エマルションペイント)のほとんどはAEP(アクリルエマルションペイント)であるため、今では同じ意味で混同して使われます。
これまでの軒下天井の塗装には、水性のエマルション塗料が多く使用されてきましたが、近年ではケイカル板やベニヤ板に塗ることが可能なNAD(アクリル樹脂系非水分散系塗料)が使用されることが増えてきました。
以前はSOP(合成樹脂調合ペイント)を使っていたことがありますが、油性であることから近年の環境問題にそぐわないため、現在では使われておりません。
雨樋の1回目塗装
雨樋の故障によって起こりうる被害には、外壁からの雨漏りや軒裏からの雨漏りが考えられます。
雨樋の故障は外壁からの雨漏りの危険性を高めてしまいます。
雨樋が正常に機能を果たしているのと、故障によって十分に果たしていないのとでは、どういった違いが想定されるでしょうか。
例えば外壁にひび割れ(クラック)があった場合、雨樋が正常に機能していれば、屋根からの雨水は雨樋を通って排水口に流れるわけですから、雨漏りに繋がる可能性は低くなります。
しかし雨樋が故障していて十分に機能していない場合、外壁に雨水が伝って流れることでひび割れ(クラック)部分から雨水が侵入し、雨漏りに繋がる危険性が高まります。
雨樋の劣化と外壁の劣化は同程度で進みますから、このような例は十分に考えられます。
また、軒裏(軒下天井)からの雨漏りの危険性もあります。
外壁からの雨漏りと同様に、屋根からの雨水が軒裏(軒下天井)に伝って雨漏りをすることも考えられます。
そもそも、雨漏りが起こりやすいのは屋根、外壁の劣化したコーキングやひび割れ(クラック)などの隙間、軒下天井なのです。
今回の作業はこれにて終了です。
診断・お見積もりはサニー建設商事へ
今回は、佐賀市八戸溝K様邸の施工の様子を紹介しました。
弊社では、無料外壁診断を行っております。
外壁や屋根、その他の付帯部の劣化が気になっている方は、ぜひお問い合わせください。
以上、佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」でした。