シャッターボックスの養生、外壁の中塗り、軒下天井のケレン、軒下天井の1回目塗装【施工日記】佐賀市西与賀町H様邸 4月14日、17日
2023.08.01
はじめに
こんにちは。
「塗るばい」でお馴染みの佐賀県佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」です。
本日は、佐賀市西与賀H様邸の4月14日、17日の施工の様子を紹介していきます。
今回は、シャッターボックスの養生、外壁の中塗り、軒下天井のケレン、軒下天井の1回目塗装を行いました。
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シャッターボックスの養生
養生は、作業の効率や塗装の質を左右する大切な工程です。
まず初めに、マスキングテープを貼っていきます。
このマスキングテープをまっすぐ貼ることで、塗っている箇所と塗っていない箇所の境界が綺麗な線になり、見た目が良くなります。
また、しっかりと密着させて貼ることで、塗装した際に漏れることがなく、後から補修する必要がなくなります。
そのため、この養生作業は丁寧に行う必要があります。
モルタル外壁の中塗り
中塗りから、お客さまのご希望のお色味に合わせた塗料を塗っていきます。
モルタル壁には表面の仕上げ方によっていくつか種類が分かれます。
具体的にはリシン吹き付け・スタッコ・吹き付けタイル・左官仕上げの4種類です。
リシン吹き付けは最もスタンダードな種類のうちの一つで比較的安価で新築でも多く使われています。
樹脂やセメント、着色剤などを混ぜた塗料に骨材(こつざい:細かい石や砂など)を加えたものをリシンといい、これを外壁に吹きつける仕上げ方法を「リシン吹きつけ」といいます。
骨材(こつざい)が入っているため細かくざらざらした表面になっており、マットな(光沢が無い)印象になります。
軒下天井のケレン
軒下天井には素材によって様々な種類がありますが、今回はその中から「交換をお勧めする」ものと、「最もよく使われているもの」の2種類を紹介いたします。
「交換をお勧めする素材」は、合板・ベニヤ板とは、築30年を超える昔ながらの住宅でよく用いられていた軒下天井です。
施工性が高く安価であるというメリットがある一方で、耐久性や耐水性、耐火性に劣るというデメリットがあるため、近年ではほとんど用いられていません。
そのため、現在合板・ベニヤ板を使っているという方は、安全性の面から考えて、現在主流となっているケイカル板に張り替えることをお勧めします。
「現在最も使用されている素材」は、ケイカル板(けい酸カルシウム板)は、現在最もよく使われている軒天の素材です。
少し昔のケイカル板にはアスベスト(※)が含まれている可能性があったり、カラーベニヤに比べると料金は少し高かったりするというデメリットはありますが、耐火性や耐水性、断熱性に優れていたり、デザイン性やカラーバリエーションに富んでいるというメリットがあるため、近年では最もよく使われています。
※アスベスト・・・天然に産する繊維状けい酸塩鉱物。肺線維症や悪性中皮腫を引き起こすと言われている。
軒下天井の1回目塗装
軒下天井に使われる塗料の種類は、以下の3つに分けられます。
・EP(エマルションペイント)
・AEP(アクリルエマルションペイント)
・NAD(アクリル樹脂系非水分散系塗料)
EPとAEPは、昔は区別して使用されていましたが、現在の市場に流通するEP(エマルションペイント)のほとんどはAEP(アクリルエマルションペイント)であるため、今では同じ意味で混同して使われます。
これまでの軒下天井の塗装には、水性のエマルション塗料が多く使用されてきましたが、近年ではケイカル板やベニヤ板に塗ることが可能なNAD(アクリル樹脂系非水分散系塗料)が使用されることが増えてきました。
以前はSOP(合成樹脂調合ペイント)を使っていたことがありますが、油性であることから近年の環境問題にそぐわないため、現在では使われておりません。
今回の作業はこれにて終了です。
診断・お見積もりはサニー建設商事へ
今回は、佐賀市西与賀町H様邸の施工の様子を紹介しました。
弊社では、無料外壁診断を行っております。
外壁や屋根、その他の付帯部の劣化が気になっている方は、ぜひお問い合わせください。
以上、佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」でした。