軒下天井の2回目塗装と幕板の1回目塗装と鼻隠しのケレン/佐賀市城内町J様邸 2月3日外壁塗装・屋根塗装・付帯部塗装
2023.04.02
はじめに
こんにちは。
「塗るばい」でお馴染みの佐賀県佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」です。
本日は、佐賀市城内町J様邸2月3日の施工の様子を紹介していきます。
今回は、軒下天井の2回目塗装と幕板の1回目塗装と鼻隠しのケレンを行いました。
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軒下天井の2回目塗装
軒下天井の2回目塗装を行っている様子です。
軒下天井には素材によって様々な種類がありますが、今回はその中から「交換をお勧めする」ものと、「最もよく使われているもの」の2種類を紹介いたします。
「交換をお勧めする素材」は、合板・ベニヤ板です。
合板・ベニヤ板とは、築30年を超える昔ながらの住宅でよく用いられていた軒下天井です。
施工性が高く安価であるというメリットがある一方で、耐久性や耐水性、耐火性に劣るというデメリットがあるため、近年ではほとんど用いられていません。
そのため、現在合板・ベニヤ板を使っているという方は、安全性の面から考えて、現在主流となっているケイカル板に張り替えることをお勧めします。
「現在最も使用されている素材」は、ケイカル板(けい酸カルシウム板)は、現在最もよく使われている軒天の素材です。
少し昔のケイカル板にはアスベスト(※)が含まれている可能性があったり、カラーベニヤに比べると料金は少し高かったりするというデメリットはありますが、耐火性や耐水性、断熱性に優れていたり、デザイン性やカラーバリエーションに富んでいるというメリットがあるため、近年では最もよく使われています。
幕板の1回目塗装
幕板の1回目塗装を行っている様子です。
幕板とは、お家の1階部分と2階部分の間や瓦屋根の淵の部分などの境界部分にある、横長の板状のものを指します。
幕板の主な役割は、美観のためにあります。
例えば、1階と2階で異なる外壁材を用いる場合に、幕板があることで境目の部分を隠すことができます。
また、異なる色にしてツートンカラーにする場合など、幕板があることでよりおしゃれに見せることができます。
鼻隠しのケレン
鼻隠の役割を3点に分けて説明いたします。
一つ目の役割としては、垂木を隠して見栄えをよくすることです。
垂木とは、屋根板を支えるために棟から軒に渡した木のことです。
垂木の先端は切り口と言われるのですが、切り口がそのまま外に出ていると、見栄えが良くありません。
なので、鼻隠で切り口を隠しているのです。
また、この垂木の切り口は水分を吸収しやすくなっています。
そのため、鼻隠がない状態だと切り口が外気に直接晒されることになり、腐食が早まってしまったり、内部に雨水が侵入して雨漏りにつながったりしてしまいます。
それを防ぐために、鼻隠で垂木の切り口を全て覆うことで、腐食を防いでいるのです。
二つ目の役割としては、雨樋を取り付けるための下地となることです。
雨樋は鼻隠に取り付けられた支持金具によって支えられています。
このように、鼻隠があるおかげで雨樋を取り付けることができるのです。
三つ目の役割としては、屋根の耐風性をげれる点です。
屋根はその構造上、上から吹き付けられる風には強い一方で、下から吹き付ける風には弱いという性質を持っています。
鼻隠で風の方向を分散させることで、屋根の強度を上げているのです。
今回の作業はこれで終わりです。
診断・お見積もりはサニー建設商事へ
今回は、佐賀市城内町J様邸の施工の様子を紹介しました。
弊社では、無料外壁診断を行っております。
外壁や屋根、その他の付帯部の劣化が気になっている方は、ぜひお問い合わせください。
以上、佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」でした。