【サイディング補修】症状別の補修方法と費用!塗装屋が解説!
2023.03.20
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はじめに
こんにちは。
佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店、「サニー建設商事」です。
YouTubeで動画を更新したのでお知らせです。
現在毎週土曜日に更新中です。
https://saniken.com/diagnosis/
サイディングの劣化症状と補修内容
サイディングは現在最も主流な外壁材なため、サイディングに関してのお悩みがある方が多いのではないかと思います。そこで今回は、サイディングについて解説していこうと思います。
コーキング・シーリングの劣化
コーキングとはサイディングの目地の部分にあるゴムのような部分であり、コーキングはしなることで、外壁のひび割れを防いだり、雨水を侵入させないという防水の役割を担っている部分です。
しかし、このコーキングは一番最初に劣化が始まりやすい場所なのです。コーキングがひび割れしている場合やサイディングから剥がれているなどの症状がある場合は補修が必要になってきます。
補修方法
古いコーキングを取り除き新しいコーキング材に打ち替えることです。
ですが、打ち替えにはかなりの技術が必要になりますので打ち替えを検討される場合は、専門の業者にお願いするのがお勧めです。
補修費用
全体を補修する場合は足場代が約20万円かかりますので、相場は20万円~50万円ぐらいになるかと思われます。
コーキングの打ち替えのみの場合は、700~1000/m^2になります。
サイディングのひび割れ
サイディング表面の塗膜は時間が経つことにより、夏の暑さや冬の凍結・寒さで収縮と膨張を繰り返すことで劣化してしまいサイディングにひび割れが生じ、そこから雨水が侵入してしまいます。
補修補法
カッターなどを使用し、ひび割れ部分を整えてからプライマーという下地との接着剤のようなものを使用し、その後コーキングを充填します。
モルタルで表面を埋め覆い、塗装で保護するのが一般的な補修方法です。
補修費用
補修の費用相場は先ほどと同じく20万~50万円(足場代を含む)ぐらいになります。
*足場代を組むか組まないかにより値段も変動します。
チョーキング・塗膜の剥がれ
チョーキングとは、サイディングを手で触ると白い粉が手につく現象のことです。これは、塗膜の劣化が進行しているサインです。
補修方法
補修方法は、塗装工事になります。
まずは、家全体に足場を設置し、その周りに飛散防止シートをかけます。周りに車などがある際は、シートをかぶせ、塗料が飛ばないようにします。また、窓などの塗装しない部分には養生を行います。
その後、ひび割れた部分などを補修したり、汚れている部分を徹底的に落としたりし塗装します。
塗装は、下塗りを1回、上塗りを2回の計3回塗りが一般的です。
塗料の定着率を高めるために下塗りを行い、上からの強度を高めるために2回上塗りを行います。
補修費用
補修費用相場は、使用するとりょにもよりますがおよそ80万~150万円ほどかかります。
現在最も人気の塗料は、ラジカル塗料です。
ラジカル塗料はコストパフォーマンスがとても素晴らしいのが特徴です。
サイディングの反り・変形
サイディングに反りや大きな亀裂などが発生している場合はかなり劣化が激しい状態です。補修工事や塗装工事では、なかなか対処することが難しいため、サイディングそのものを新しくする工事補修を行います。
補修方法
補修方法は2つあります。
一つ目は、サイディングを既存のものの上から張る重ね張り工事(カバー工法)方法です。
二つ目は、既存のサイディングを撤去して張り替える張り替え工事です。
補修費用
重ね張り工事の場合
150万~200万円が相場です。カバー工事のメリットは、張り替え工事と違い既存の外壁材を解体・撤去する必要が無い為、工事の費用と期間は抑えられます。
張り替え工事の場合
200~300万が相場です。張り替え工事のメリットは、既存の外壁材を撤去し、新しい外壁材を設置するため、重量の増加が起こらず、耐震性を維持したまま行えます。また、使用する外壁材をある程度自由に選択することができます。しかし、かかるコストが50万~100万円ほど増加してしまいます。
今回は以上で終わりです。ありがとうございました。
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