板金部の錆止め塗装、コーキングの撤去、養生、OP-2019でプライマー、充填、均し/佐賀市北川副T様邸 10月2日
2022.11.29
目次
はじめに
こんにちは。
「塗るばい」でお馴染みの佐賀県佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」です。
本日は、佐賀市北川副T様邸の10月2日の施工の様子を紹介していきます。
今回は、板金部の錆止め塗装、コーキングの撤去、養生、OP-2019でプライマー、充填、均しを行いました。
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コーキングの撤去
まずは、コーキングの撤去を行います。
下の写真のように、カッターを使ってコーキングを剥ぎ取っていきます。
この際、外壁を傷つけないように注意することが大切です。
コーキングの養生
次に、コーキングの養生を行います。
下の写真のように、マスキングテープを貼っていきます。
こうすることで、充填した際の溢れたコーキングが外壁に付着しないようにします。
コーキングのプライマー塗布
次に、コーキングのプライマーを塗布していきます。
下の写真のように、刷毛を使ってプライマーを塗布していきます。
プライマーとは、下地部分とコーキングの接着剤のことを言います。
コーキングのプライマーに使用した塗料:OP-2019
今回のコーキングのプライマー塗布に使用した塗料は、「OP-2019」です。
1.耐侯性能が非常に高く、暴露条件に強い
2.「ノンブリード」タイプで施工後も安心
3.塗装付着性がよく、塗装下地にも最適
4.押し出しなど、作業性にも配慮
といった特長があります。
コーキングの充填
次に、コーキングの充填を行います。
下の写真のように、コーキングガンと呼ばれる道具でコーキングを充填していきます。
コーキングの均し
次に、充填した際に溢れたコーキングを均していきます。
下の写真のように、コーキングフィニッシャーと呼ばれる道具を使って均一にしていきます。
板金部の錆止め塗装
最後に、板金部の錆止め塗装を行います。
板金部は基本的に2回塗りですが、今回のように劣化が進んでいた場合は、追加で錆止め塗装を行います。
錆止め塗料の種類
錆止め塗料は、①油性系、②エポキシ樹脂系の2つに分けられます。
油性系は、さらにJIS規格により主に油性系(1種)と合成樹脂系(2種)に分けられます。
最近では、油性系は乾燥時間が長いためあまり好まれず、ほとんど使われていません。
代わりに、性能と施工性のバランスの取れたエポキシ樹脂系がよく使用されています。
主な違いは、以下の表の通りになります。
主成分 | メリット | デメリット | ||
油性系 | 1種:油性系 | 乾燥油 | 密着性・防錆性が高い | 乾燥に時間がかかる |
2種:合成樹脂系 | 合成樹脂(フェノール、ウレタン、アクリル、アルキド等) | ・紫外線に強い ・速乾性がある |
防錆性では油性系より劣る | |
エポキシ樹脂系 | エポキシ樹脂系 | ・水に強く耐久性が高い ・速乾性に優れている ・環境にやさしい商品が豊富 |
・紫外線に弱い ・塗料と相性が悪いと耐久年数が落ちる |
油性系:油性系(1種)
乾燥に時間はかかりますが、膜厚が厚いため、その分防錆性に優れています。
ただし先ほども説明した通り、夏場で3〜4時間、冬場で6〜8時間の乾燥時間がかかって作業性が悪く、その分人件費も高くなるなど作業効率が悪くなるデメリットから、最近ではほとんど使用されていません。
油性系:合成樹脂系(2種)
乾燥が早く、仕上がりにも優れています。
ただし、油性系(1種)に比べて防錆性に劣ります。
エポキシ樹脂系
エポキシ樹脂系の錆止め塗料は、エポキシ樹脂に錆止めの顔料を入れたもので、付着性や防食性、耐久性、防錆効果に優れています。
エポキシ樹脂は素地の内部に浸透するため脆弱な素地を補強する効果を持っており、塗り替えや新築工事で近年よく使われている錆止め塗料です。
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今回の作業はこれにて終了です。
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今回は、佐賀市北川副T様邸の施工の様子を紹介しました。
弊社では、無料外壁診断を行っております。
外壁や屋根、その他の付帯部の劣化が気になっている方は、ぜひお問い合わせください。
以上、佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」でした。