シャッターボックスのケレン・塗装と水切りの塗装【施工日記】佐賀市大和町Y様邸 8月15日
2022.09.14
Contents
はじめに
こんにちは。
「塗るばい」でお馴染みの佐賀県佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」です。
本日は、佐賀市大和町Y様邸の8月15日の施工の様子を紹介していきます。
今回は、シャッターボックスの塗装と水切りの塗装を行いました。
シャッターボックスのケレン
まずは、塗装をおこ行う前にシャッターボックスのケレンを行います。
板金部と呼ばれる部分は、下の写真に映っている「研磨ロン」と呼ばれる道具を使ってサビや旧塗膜を落としていきます。
シャッターボックスの塗装
次に、シャッターボックスの塗装を行いました。
水切りの1回目の塗装
最後に、水切りの塗装を行いました。
水切りの役割
まずは、水切りの役割についてご説明してまいります。
外壁と基礎の間の劣化によるシロアリ対策
水切りの役割は、外壁部分と基礎部分の隙間や基礎部分に雨が当たって侵入するのを防ぐことです。
本来、外壁部分と基礎部分の間には小さな隙間があります。
水切りがなければ、外壁を流れた雨水などが外壁と基礎部分の隙間に侵入してしまいます。
水切りがない場合、雨水が外壁部分と基礎部分の隙間に侵入し、内部の腐食によるシロアリの発生や雨漏りなどにつながってしまいます。
この外壁と基礎の間に水切りを設けることによって、外壁と基礎の間に雨水が入り込むことを防ぐことができるのです。
雨水の内部への侵入を防ぐ
また、基礎部分にも雨水が侵入しやすくなります。
基礎部分には、水が吸収されると抜けにくいという性質があります。
上の画像の水切りなしの例を見てみるとわかるとおり、水は外壁の下部分に溜まりやすくなっています。
そのため、水切りがない状態だと、水が溜まって劣化が早くなってしまいます。
左の例のように水切りがあることで、建物内部に雨水が侵入するのを防いでくれているのです。
つまり、水切りはお家の寿命を左右する、とても大切な役割を果たしているということです。
水切りの劣化症状と修理法
ここまで、水切りには建物内部への雨水の侵入や外壁と基礎の隙間への雨水の侵入を防ぐ役割があることをお伝えしました。
次に、水切りの劣化症状と修理法についてお話ししていきます。
色あせ・サビ
水切りが色あせたり、錆びたりしている状態です。
放置すると、水切りに穴が空いてしまって交換の必要性が出てきます。
色あせやサビだけであれば、再塗装をすることで十分改善できます。
もしサビによって穴が空いているようであれば、近くの業者に交換を依頼することをお勧めします。
へこみ
水切りが、物理的な衝撃などによってへこんでいる状態です。
軽いへこみであれば緊急性は低いですが、大きく変形していれば補修や交換の必要があります。
へこんでいることによって外壁との間に隙間ができているようであれば、その隙間から雨水が侵入して劣化する危険性があります。
そのため、変形しているときは放置せず専門業者に相談することをオススメします。
破損
水切りに割れや欠けが見られる状態です。
この場合、塗装やパテでは補修が難しくなっています。
破損が見られる場合は交換を依頼することをオススメします。
しかし、交換は費用が嵩むため、交換の必要が出てくる前に塗装でメンテナンスを行なっておくことをオススメします。
水切りの塗装や修理にかかる費用
ここまで、水切りには内部や外壁と基礎の隙間への雨水の侵入を防ぐ役割があることや、劣化症状として色あせやサビ、へこみ、破損があることをお話ししてきました。
最後に、水切りの塗装や補修にかかる費用についてお話ししていきます。
水切りの補修にかかる費用相場は以下のようになっています。
一式の金額は目安です。劣化状態や施工面積などによって多少前後するため、ご注意ください。
また、水切りだけを塗装することはなく、外壁塗装や屋根塗装と一緒に行うことで人件費を抑えて費用を安くすることがほとんどです。
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今回の作業はこれにて終了です。
診断・お見積もりはサニー建設商事へ
今回は、佐賀市大和町Y様邸の施工の様子を紹介しました。
弊社では、無料外壁診断を行っております。
外壁や屋根、その他の付帯部の劣化が気になっている方は、ぜひお問い合わせください。
以上、佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」でした。