養生して外壁の下塗り・コーキングの充填【施工日記】佐賀市大和町Y様邸 8月1日
2022.09.08
目次
はじめに
こんにちは。
「塗るばい」でお馴染みの佐賀県佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」です。
本日は、佐賀市大和町Y様邸の8月1日の施工の様子を紹介していきます。
今回は、外壁の下塗りと養生とケレンを行いました。
外壁のコーキングの充填
はじめに、コーキングの充填を行いました。
新しいコーキングを充填していきます。
板金部の養生
次に、養生を行いました。
外壁塗装をする際に塗料が付着しないように、塗装しない部分に養生を行います。
外壁の下塗り
まず、外壁の下塗りを行いました。
このように、下塗りを行うことで、中塗り・上塗りがしっかりと密着するようにします。
ベランダ手すりのコーキングの均し
最後に、ベランダ手すりのコーキングのならしを行いました。
コーキングは実は、外壁同士の間だけはなく、ベランダ手すり、幕板、お家によっては鼻隠し同士の間にもあります。
屋根の下塗りに使用した塗料:ファインパーフェクトシーラー
今回の屋根の下塗りに使用した塗料は、ファインパーフェクトシーラーです。
充填したコーキング:オートンイクシード
また、新しい充填に使用したコーキングは「オートン イクシード」です。
特徴、塗料の耐性、耐用年数、価格相場
塗料としてよく知られているのはアクリル、ウレタン、シリコン、フッ素塗料です。しかし、耐久性が低いためアクリル塗料やシリコン塗料は現在ではあまり使われておらず、主流はシリコン塗料になってきています。
しかしながら、種類によってはシリコンでも耐久性の低い場合もあるので、シリコン塗料なら何でもOKというわけではありません。塗料は業者とよく話し合って決めるようにしましょう。
シリコン塗料は価格と耐久年数のバランスがよく、バリエーションも豊かです。戸建ての約7割がシリコン塗料を使用しているというデータもあるくらい実績のある塗料でもあります。親水性が高いため汚れにくく、光沢保持率が高いのが特徴です。(フッ素や光触媒、無機塗料と比べると劣ります)。
サニー建設でもシリコン塗料を使うことが多くおススメしています。
フッ素塗料は今現在もっとも高いグレードに位置する塗料です。耐久性が高い、防汚性が高い、耐候性が高い(紫外線など)、防カビ・防藻性が高い、耐摩耗性が高く光沢保持率が高いなど多くの強みを持っています。耐久年数が長いため、長期的に見ればメンテナンス回数が減り安くなることもあります。
グレード | 耐久年数 | 単価(m²) |
アクリル | 5~7年 | 1400~1600円 |
ウレタン | 8~10年 | 1700~2200円 |
シリコン | 10~15年 | 2300~3000円 |
ラジカル | 12~15年 | 2500~3000円 |
フッ素 | 15~20年 | 3800~4800円 |
光触媒 | 15~20年 | 4200~5000円 |
無機 | 20~25年 | 4500~5500円 |
特殊機能を持った塗料
アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素について解説してある記事は割とよく見ますが、実はそれ以外にもラジカルや光触媒、無機、遮熱・断熱塗料などの特殊機能を持った塗料もあります。ラジカルは最近特によく使われだした塗料なのでチェックしていおくといいかもしれません。
ラジカル(制御型)塗料
単価はシリコン塗料と変わらずに、耐久性やグレードにシリコン塗料とフッ素塗料の中間に位置する塗料です。高価ではないが高性能で、コスパが非常に良いとして使われることも多くなってきています。チョーキングを起こしにくく、耐久性が高い、防カビ、防藻、親水性(汚れが付きにくい)などの特長を持っています。最近は塗料の主流もシリコンからラジカルに変わりつつあります。ただし、新製品なので実績が少ない、また濃い色の塗装ができないなどのデメリットもあります。
光触媒塗料
紫外線を受けることで化学反応し、汚れを分解して雨水で洗い流すというセルフクリーニング機能を持っている特殊な塗料です(除菌、防藻。ただし、土や砂などの無機質系の汚れの分解はできません)。耐久年数は20年ほどでグレードが最も高い塗料として扱われます。単価はシリコン塗料の約2倍ほどです。
デメリットとしては、濃い色の塗装ができない、太陽光(紫外線)が当たりにくいところでは効果が出にくい、無機質系の汚れは分解できない(土、砂、火山灰など、樹液や鳥の強固な汚れに対しても効果を発揮しないことがある)、屋根用の塗料がないなどです。
無機塗料
塗料の原料に無機物を配合した非常に高い耐久性を持つ塗料です。無機物(レンガ、鉱物、ガラス、砂のようなもの)の耐久性を活かし、合成樹脂などの有機物を混ぜています。特徴としては、紫外線で劣化しにくい(耐候性が高い)、耐久性が高い、シリコン塗料の約2倍ほど長持ちする、不燃性に優れる、変色しにくい、カビコケが発生しにくいなどがあげられます。
デメリットとしては、ひび割れしやすい、木製素材に塗装できない、高性能な分単価は高くなります。
遮熱塗料、断熱塗料
遮熱塗料が熱を反射することで、断熱塗料は太陽熱を塗膜に溜めもむことで熱の伝達を抑える働きを持っています。どちらも太陽熱を遮断することで室内の温度上昇を防ぎ、省エネや光熱費削減に役立つ塗料です。これらの塗装をすることで室内温度は2~4度ほど変わると言われています。デメリットとしては、塗膜が汚れると効果を発揮しにくいという点があります。また、塗料の色によっても効果が変化します(白やクリーム色などの)
断熱塗料 | 遮熱塗料 | |
性能 | 熱をため込む | 太陽熱を反射する |
耐用年数 | 15~20年 | 10~15年 |
メリット |
・遮熱塗料に比べ耐久性や機能性に優れる |
・安価 |
デメリット | 高価 | 熱を反射するので冬場は保温しにくい |
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【最新版】外壁塗装の塗料について!!〈特徴・費用・耐用年数〉
今回の作業はこれにて終了です。
診断・お見積もりはサニー建設商事へ
今回は、佐賀市大和町Y様邸の施工の様子を紹介しました。
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以上、佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」でした。