玄関ドアのケレン・塗装と雨樋の塗装【施工日記】佐賀市諸富町S様邸 7月30日
2022.09.04
目次
はじめに
こんにちは。
「塗るばい」でお馴染みの佐賀県佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」です。
本日は、佐賀市諸富町S様邸の7月30日の施工の様子を紹介していきます。
今回は、玄関ドアのケレンと塗装と雨戸の塗装を行いました。
玄関ドアのケレン
まずは、玄関ドアのケレンを行います。
玄関ドアも板金部と呼ばれる部分であるため、このようにケレンを行うことで汚れや旧塗膜を落とす必要があります。
玄関ドアの1回目の塗装
ケレンが終わったのち、玄関ドアの1回目の塗装を行います。
玄関ドアの2回目の塗装
1回目の塗装が終わってしっかりと乾燥させたのち、2回目の塗装を行います。
劣化の具合によっては3回、4回塗りを行うこともありますが、一般的には、玄関ドアは2回塗りを行います。
雨戸の塗装
次に雨戸の塗装を行います。
このように、吹き付け塗装と呼ばれる塗装方法で塗っていきます。
次に、塗装の2回目を行います。
下塗りの役割
下塗りには大きく分けて3つの役割があります。
外壁材と上塗り塗料を密着させる役割
1つ目は、外壁材と上塗り塗料を密着させる役割です。
下塗り用の塗料が「下地強化剤」と呼ばれていることからも、中塗り・上塗りと量を定着させる上で大切な役割を果たしています。
外壁材の色を隠して上塗り塗料の発色を良くする役割
2つ目は、外壁材の色を隠して上塗り塗料の発色を良くする役割です。
下塗りをせずにいきなり中塗り・上塗りを行うと、外壁材の色が透けてしまい、元々の塗料の色と違って見えてしまいます。
そこに着色された下塗り材を塗布することで、希望の色味で塗ることができるのです。
外壁材が余分に塗料を吸収しないようにする役割
3つ目は、外壁材が余分に塗料を吸収しないようにする役割です。
劣化した外壁材は、水分を吸い込みやすくなっています。
その状態の外壁に中塗り・上塗りをいきなり行うと、中塗り塗料が外壁に吸い込まれてしまい、塗料の効果が十分に発揮できなくなってしまいます。
また、塗料に気泡ができてしまったり、外壁材を逆に傷めたり、塗料の色斑が発生することにもつながってしまいます。
下塗りは外壁塗装においてとても重要
外壁塗装では基本的に3回塗装を行います。下塗り、中塗り、上塗りと、同じ箇所を3回塗ります。ほとんどの場合、基本的に塗り回数は3回となります。
最終的に上塗りで塗装されたものが外に現れ、塗膜を張るので直接的には上塗りが外壁塗装の主役となるわけですが、その上塗りも下塗りが丁寧に行われなければその耐久性などの効果を発揮できません。
下塗りが塗装の耐久性の鍵
外壁塗装を行うのは、基本的には劣化した外壁や屋根です。
経年劣化した外壁にいきなり上塗り用の塗料を塗ったとしても、塗料が外装材に吸い込まれてしまってムラができたり、外装材との相性が悪ければすぐにダメになったりすることがあります。下塗りを手抜きするとすぐに劣化してしまった例もございます。
そうならないために下塗りを丁寧に行う必要があります。
一般の外壁塗装業者は基本である下塗り工程をきちんと行ってくれますが、手抜き業者や悪徳業者はそういったものを省略して工期を短くしようとする場合もあるので、そういう業者を見極めるためにも見積内容に下塗りがきちんと含まれて説明してくれるかを確認しましょう。
下塗り塗料の使い分け
下塗り塗料は家の状態や材質によって使い分けます。また、上塗り塗料との相性もあります。仕上げ塗りで使われる上塗り作業塗料には、水性塗料、弱溶剤型塗料、溶剤型塗料といった塗料タイプの違いのほか、断熱塗料、特殊塗料といった機能型塗料がありますが、それぞれに適合している相性の良い下塗り用塗料を選択しなくてはなりません。
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今回の作業はこれにて終了です。
診断・お見積もりはサニー建設商事へ
今回は、佐賀市諸富町S様邸の施工の様子を紹介しました。
弊社では、無料外壁診断を行っております。
外壁や屋根、その他の付帯部の劣化が気になっている方は、ぜひお問い合わせください。
以上、佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」でした。