雨樋の2回目の塗装と雨戸のケレン【施工日記】佐賀市諸富町S様邸 7月29日
2022.09.03
はじめに
こんにちは。
「塗るばい」でお馴染みの佐賀県佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」です。
本日は、佐賀市諸富町S様邸の7月29日の施工の様子を紹介していきます。
今回は、雨樋の塗装2回目と雨戸のケレンを行いました。
雨樋の2回目の塗装
雨樋も鼻隠もどちらとも全部で2回塗装を行います。
今回は、前回1回目の塗装を行ったので、2回目の塗装を行います。
2回塗りによって、下の写真のように綺麗な見た目になります。
雨戸のケレン
次に、雨戸のケレンを行います。
雨戸や雨樋といった板金部と呼ばれる部分は、塗装をする前にケレンを行い、錆や汚れなどを落としてから塗装を行う必要があります。
塗装に欠かせないケレン作業
ケレンとは?
ケレンとは主に鉄部に対して行う下地処理のことです。鉄部以外にも、雨樋や木部にもケレンを行うことも多いです。また、ケレンの役割に関しては下記にまとめておきますのでご覧ください。
ケレンの役割
- 塗布面の調整
サビや汚れ、旧塗膜を取り除き、塗布面に直接塗料が塗れるようにするという役割があります。
これを行わなかった場合、塗料の間に異物が挟まってしまいますのでせっかくいい塗料を塗っても剥がれやすくなってしまいます。
ホコリだらけのところにセロハンテープを貼ろうとしてもすぐに剥げてしまうのと同じです。
ホコリを拭き取ってセロハンテープを貼ればしっかりと貼れますよね?
それと同じで塗料を塗る前にも塗布面の調整が必要となるのです。
- 塗布面に凹凸をつける
塗布面に凹凸をつけるということに疑問を抱いた方は多いかも知れません。
私も最初は驚きでした。
しかし、とても重要なことなのです。
凹凸があることで塗料の付着性が向上するのです。
なぜ付着性が向上するかというと、凹凸があることで塗料が面する表面積が広くなり、剥がれにくくなるのです。
専門用語を用いると、凹凸に塗料を入り込ませて剥がれにくくすることを投錨効果(アンカー効果)と言います。
このアンカー効果により、塗料の持ちを長くすることができるのです。
ケレンの費用相場
ケレンにはケレン1種から4種までの4種類あります。それぞれの作業内容、費用は異なってきますが今回はざっくりと費用相場をお伝えいたします。
ずばりいうと600〜2000円/㎡です。
金額の幅が大きすぎますよね。その理由について説明します。
ケレンはサビなどの汚れを取ることが非常に重要な役割です。よってサビの度合いで金額と作業が異なってきます。
一般的には部分的にサビがある程度のことが多いので、その場合はケレン3種の作業となり、手工具でサビ等を除去します。その場合600〜1000円/㎡くらいになります。サビがひどい場合にはケレン2種となり電動工具でサビ等を除去します。もちろん値段は3種より高くなります。1種は一般住宅で行うことはありませんので気にしなくて大丈夫です。
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今回の作業はこれにて終了です。
診断・お見積もりはサニー建設商事へ
今回は、佐賀市諸富町S様邸の施工の様子を紹介しました。
弊社では、無料外壁診断を行っております。
外壁や屋根、その他の付帯部の劣化が気になっている方は、ぜひお問い合わせください。
以上、佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」でした。