コーキングのプライマー塗布、充填・均し【施工日記】佐賀市諸富町S様邸 7月22日
2022.10.19
はじめに
こんにちは。
「塗るばい」でお馴染みの佐賀県佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」です。
本日は、佐賀市諸富町S様邸の7月22日の施工の様子を紹介していきます。
今回は、コーキングのプライマー塗布、充填・均しを行いました。
コーキングのプライマー塗布
コーキングを充填する際は、まずプライマーと呼ばれる透明の液を塗っていきます。
その次に、コーキング材を充填していきます。
最後にならして乾いたら終了です。
下の写真はプライマーを塗っているところです。
コーキングに使用したプライマー:OP-2019
使用したプライマー材はOP-2019というものです。
高性能ウレタン系プライマーで、オートンイクシードや超耐シーラーTF2000用のプライマー材になります。
コーキングの充填
下の写真は、充填しているところです。
コーキングの均し
下の写真は、ならしているところです。
コーキングの劣化症状
ここからは、コーキングの劣化症状についてご説明していきます。
コーキングの劣化症状には3つあります。
一つ目は、ひび割れです。
これは、コーキングが紫外線を長い間浴びるうちに弾力性が失われて劣化することによって起こります。
コーキングに含まれている、柔軟性を保つ可塑剤(かそざい)が紫外線によって気化することで表面に浮き出てきてひび割れにつながってしまいます。
放置すると、ひび割れがさらに大きくなり、雨漏りの要因となってしまいます。
二つ目は、破断です。
破断とは、ひび割れが進行することで、コーキングに穴が開いてしまうことです。
この状態まで劣化が進むと、さらに雨水が入りやすくなってしまいます。
早急なメンテナンスを行うことをお勧めします。
三つ目は、肉やせです。
肉痩せとは、コーキングが痩せ細って真ん中に亀裂が走ってしまうことを言います。
これは、先ほど説明した可塑剤が表面に溶け出して、コーキングの厚みがなくなることで発生します。
ただし、施工不良によって充填するコーキングの量が少なすぎることによっても発生します。
コーキングの費用と寿命
コーキングの費用についてです。
コーキングの費用は、古いコーキング材の上から新しいコーキング材を重ねて注入する打ち増し工事と、古いコーキング材を取り除いて新しいコーキング材を注入する打ち替え工事で異なります。
コーキングの費用は、打ち増し工事で1mあたり500円〜900円、
打ち替え工事で1mあたり700円〜1200円になります。
また、打ち替え工事の場合は追加で古いコーキング材の撤去料金がかかる場合がありますので、事前に業者に確認してみてください。
次に、コーキングの寿命についてです。
コーキングの寿命は、5年〜10年です。
コーキングは、外壁の揺れなどに合わせて膨張と縮小を繰り返しているため、寿命はあまり長くないです。
そのため、5年〜10年を目安に修繕を検討することをお勧めします。
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今回の作業はこれにて終了です。
診断・お見積もりはサニー建設商事へ
今回は、佐賀市久保田町N様邸の施工の様子を紹介しました。
弊社では、無料外壁診断を行っております。
外壁や屋根、その他の付帯部の劣化が気になっている方は、ぜひお問い合わせください。
以上、佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」でした。