ひび割れ(クラック)の生じたスレート屋根の補修【施工日記】佐賀市大和町Y様邸 8月4日
2022.10.03
Contents
はじめに
こんにちは。
佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」です。
本日は、佐賀市大和町Y様邸の8月4日の施工の様子を紹介していきます。
今回は、ひび割れ(クラック)の生じたスレート屋根の補修を行いました。
軒下天井の塗装
まずは、軒下天井の塗装を行います。
下の写真のように、ローラーを使って丁寧に塗装します。
スレート屋根のひび割れ補修
次に、軒下天井に生じたひび割れの補修を行います。
このように、ひび割れた部分をコーキングなどでパテ埋めします。
また、ひび割れがひどい部分は交換します。
クラック(ひび割れ)の種類
まずは、クラック(ひび割れ)とはどの程度のことを言うのかについてご説明します。
単にひび割れ、クラックと言っても、ヒビの幅の程度によって「ヘアークラック」と「構造クラック」の2つに分けられます。
クラックのポイントは、0.3mm以上の幅だと緊急性が高いということです。
緊急性の低いヘアークラック
ヘアークラックとは、幅が0.3mm以下、深さが0.4mm以下の、髪の毛ほどの細いひび割れのことを指します。
モルタル壁だけでなく、サイディング壁やコンクリート壁にも起こる劣化症状です。
塗膜や外壁の表面に少しヒビが入っている状態で、内部にすぐに影響が及ぶわけではないため、緊急性はそこまで高くはありません。
ただし、だからといって長い期間放置していると、緊急性の高い構造クラック(下で説明しています)につながる可能性があるため、定期的にチェックするか、劣化が深刻化しないうちに補修や塗装による修繕を検討することをお勧めします。
緊急性が高い構造クラック
構造クラックとは、幅が0.3mmを超えるひび割れ、クラックのことで、塗装部分だけでなく、外壁の内部にまでひび割れが進んでいる状態です。
放置していると内部へ雨水の侵入を許してしまい、内部の劣化や腐食、それによる雨漏りやシロアリの発生などに繋がります。
ヘアークラックと違い、緊急性の高い劣化状態となりますので、放置せずに、専門業者に修理を依頼するようにしましょう。
開口クラック
引用元:https://xn--rms9i4i661d4ud435c.net/blog/60092.html
開口クラックとは、窓や扉など、開口部分に発生するクラックで、建物が浮ける揺れや歪みなどによって外壁が上下左右にずれ、斜め方向にクラック(ひび割れ)が発生します。
窓などの開口部分は壁面から約2cm外側に突き出ており、雨天時には雨水が必ず通ります。
そのため、開口クラックは雨水の影響を受けやすく、雨漏り等を引き起こしやすいため、早めの対処が必要となります。
【関連記事】
クラック(ひび割れ)とは?放置した場合どうなる?保証範囲になる?補修費用はいくら?徹底解説
外壁の下塗り
次に、外壁の下塗りを行います。
このように下塗りを行うことで、中塗り・上塗りとの密着性を高めます。
また、防水機能が低下した外壁にいきなり中塗り・上塗りを行うと、外壁が塗料を吸収してしまいます。
そのため、下塗りを先に行うことで代わりに外壁に吸収させ、中塗り・上塗りがしっかり効果を発揮するようにします。
外壁の中塗り
次に、外壁の中塗りを行います。
中塗りは、下塗りとは異なる塗料を使い、上塗りも同じ塗料で塗装します。
今回の作業はこれにて終了です。
診断・お見積もりはサニー建設商事へ
今回は、佐賀市大和町Y様邸のひび割れ(クラック)の生じたスレート屋根の補修を紹介しました。
弊社では、無料外壁診断を行っております。
外壁や屋根、その他の付帯部の劣化が気になっている方は、ぜひお問い合わせください。
以上、佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」でした。