外壁のクラック補修と、シャッターボックスのケレン・塗装【施工日記】佐賀市川副M様邸 6月23日②
2022.09.06
はじめに
こんにちは。
佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」です。
本日は、佐賀市川副M様邸の6月23日の施工の様子を紹介していきます。
今回は、外壁のクラック補修と、シャッターボックスのケレン・塗装を行いました。
外壁のひび割れ(クラック)の様子
下の写真を見ると、外壁にひび割れ(クラック)が起こっているのがわかります。
外壁が紫外線などの影響によって乾燥し、膨張・収縮を繰り返すことで、重度のひび割れ(構造クラック)が見られます。
このひび割れを放置すると、ひび割れた場所から雨水が侵入することにより、カビの発生や下地の腐食、雨漏りなどにつながります。
そのため、コーキングやパテ等の下地処理を行ったのち、塗装を行います。
外壁のクラック補修
今回の外壁のひび割れは、コーキングで埋めることで解消いたします。
まずは、プライマーを塗布していきます。
プライマーを塗布することで、コーキング材と外壁との密着性を高めます。
次に、外壁にコーキングを充填し、膨らんだ部分を均します。
コーキングフィニッシャーと呼ばれる道具を使って、コーキングを均一に均していきます。
シャッターボックスのケレン
次に、シャッターボックスのケレンを行います。
このようにケレンを行うことで、古い塗膜や汚れなどを落として、新しい塗膜との密着性を高めます。
ケレンの役割
- 塗布面の調整
サビや汚れ、旧塗膜を取り除き、塗布面に直接塗料が塗れるようにするという役割があります。
これを行わなかった場合、塗料の間に異物が挟まってしまいますのでせっかくいい塗料を塗っても剥がれやすくなってしまいます。
ホコリだらけのところにセロハンテープを貼ろうとしてもすぐに剥げてしまうのと同じです。
ホコリを拭き取ってセロハンテープを貼ればしっかりと貼れますよね?
それと同じで塗料を塗る前にも塗布面の調整が必要となるのです。
- 塗布面に凹凸をつける
塗布面に凹凸をつけるということに疑問を抱いた方は多いかも知れません。
しかし、とても重要なことなのです。
凹凸があることで塗料の付着性が向上するのです。
なぜ付着性が向上するかというと、凹凸があることで塗料が面する表面積が広くなり、剥がれにくくなるのです。
専門用語を用いると、凹凸に塗料を入り込ませて剥がれにくくすることを投錨効果(アンカー効果)と言います。
このアンカー効果により、塗料の持ちを長くすることができるのです。
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シャッターボックスの塗装
シャッターボックスなどの板金部は2回塗りを行います。
このように、ローラーを使って丁寧に塗装していきます。
今回の作業はこれにて終了です。
診断・お見積もりはサニー建設商事へ
今回は、佐賀市川副M様邸の外壁のクラック補修と、シャッターボックスのケレン・塗装を紹介しました。
弊社では、無料外壁診断を行っております。
外壁や屋根、その他の付帯部の劣化が気になっている方は、ぜひお問い合わせください。
以上、佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」でした。