色褪せ・苔の生えたコーキングの打ち替え【施工日記】佐賀市川副M様邸 6月22日
2022.09.04
はじめに
こんにちは。
佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」です。
本日は、佐賀市川副M様邸の6月22日の施工の様子を紹介していきます。
今回は、色褪せ・苔の生えたコーキングの打ち替えを行いました。
コーキングの劣化の様子
下の写真を見ると、コーキングの色褪せが見られます。
風雨や紫外線、温度差などの影響により、コーキングが弾力を失うことでひび割れや硬化などの劣化が見られます。
この色褪せを放置すると、内部に雨水が染み込み、下地の著しい劣化に繋がる可能性があります。
そのため、既存コーキングを取り除き、新しいコーキングに打ち換えることで劣化を解消いたします。
また、下の写真を見るとコーキングの苔が見られます。
経年劣化や立地環境、風通しや日当たりの悪さなどにより、コーキングが湿気を含むことで、コケが発生しています。
苔の発生を放置すると、外壁が湿ったままになりやすくなり、収縮と膨張を繰り返すことで劣化を早めます。
またアレルギーにも繋がります。
そのため、高圧水洗浄・下地処理・塗装を行うことで修繕いたします。
コーキングの打ち替え
まずは、コーキングの撤去を行います。
上の写真のように、カッターで切り込みを入れて、ペンチを使って撤去します。
カッターで切り込みをする際は、外壁に傷がつかないように注意する必要があります。
次に、コーキングのプライマーを塗布いたします。
このようにプライマーを塗布することで、新しいコーキングと外壁との密着性を高めます。
最後に、コーキングを均します。
これでコーキングの打ち替えは完了です。
外壁コーキングの寿命
一般的に外壁コーキングの寿命は5年〜10年といわれています。
「え?そんなに短いの?」と思いがちですが、それには理由があります。
コーキング剤は弾力のあるゴム状のものなので、年が経つにつれ硬くなっていきます。
これはコーキング材に限ったことではなく、ゴム製品全般に共通する特徴です。
輪ゴムをイメージしてください。時間が経つと弾力がなくなり硬くなって切れてしまうのを経験されたこともあるでしょう。
外壁コーキングは雨や紫外線に晒し続けられるので、劣化のスピードがほかの部分より早くなります。
もちろんすべての外壁コーキングが5年経てば寿命を迎えるわけではなく、日当たりの良さなど環境の違いによって差があります。
長ければ10年ほど持ちますが、5年が経ったら点検するのがおすすめです。
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今回の作業はこれにて終了です。
診断・お見積もりはサニー建設商事へ
今回は、佐賀市川副M様邸の色褪せ・苔の生えたコーキングの打ち替えを紹介しました。
弊社では、無料外壁診断を行っております。
外壁や屋根、その他の付帯部の劣化が気になっている方は、ぜひお問い合わせください。
以上、佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」でした。