外壁の高圧洗浄とコーキングの撤去【施工日記】佐賀市神園I様邸 5月18日
2022.08.28
はじめに
こんにちは。
佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」です。
本日は、佐賀市神園I様邸の5月18日の施工の様子を紹介していきます。
今回は、外壁の高圧洗浄とコーキングの撤去を行いました。
外壁の劣化の様子
今回施工させていただいたI様邸の外壁は、窯業系サイディングでした。
上の写真を見てみると、釘頭が見えているのがわかります。
これは、外壁が温度差による膨脹と収縮を受けて浮きや反りを繰り返すことで、動きに耐えられなくなった釘が浮いてきています。
これを放置すると、外壁の浮いたところや釘と外壁の隙間から雨水が侵入し、雨漏りにつながります。
また、上の画像を見ると外壁が色褪せているのがわかります。
これは、塗料内の「顔料」と呼ばれる色の成分が紫外線により劣化していることで、塗膜の効果が切れたことによるものです。
放置すると防水機能が低下してしまい、雨水の侵入につながります。
また、上の画像を見るとコーキングが劣化しているのが分かります。
風雨や紫外線、温度差などの影響により、コーキングが弾力を失うことでひび割れや硬化などの劣化が見られます。
放置すると内部に雨水が染み込み、下地の著しい劣化に繋がる可能性があります。
施工の様子
まずは、外壁の高圧洗浄を行います。
これをすることで、外壁の汚れや旧塗膜を落とし、新しい塗料がしっかり密着するようにします。
次に、コーキングの撤去を行います。
カッターを使って、外壁に傷つけないようにしながら古いコーキングを剥ぎ取っていきます。
外壁・屋根塗装をDIYと業者での比較
DIYでする場合
一般の方が塗装をするのにかかる費用は、40万〜くらいです。
具体的な内訳について説明していきます。
まず、足場代です。
単価は業者にもよりますが、1㎡あたりおよそ600円〜900円くらいです。
足場面積は、足場の外周×足場の高さで求めることができます。
作業をするときのことを考えて、足場は基本的に外壁から0.5mほど離して設置するので、それを踏まえて計算しましょう。目安は、外壁の周りの長さ+4mくらいです。
※1階のみ塗装するという場合は、足場は必ずしも必要というわけではありません。
次に、塗料代です。
塗料は、自分が使う塗料×塗る面積で求めることができます。何回塗るかによっても料金は変わってくるので注意してください。業者がする場合は、3回塗りを基本としています。
例えばラジカル塗料を使って3回塗りをしたいと思った場合、ラジカル塗料の価格は2700円〜3600円くらいです。
仮に3000円だとして、外壁と屋根の面積がそれぞれ100㎡ずつだとすると、塗装自体の価格は60万円くらいになります。
塗装業者がする場合
業者がする場合、塗布面積や工事内容、外壁の劣化具合にもよりますが、費用は100万円前後〜になります。
まず、足場やメッシュシート、下地処理、高圧洗浄などに料金がかかります。
塗装自体の料金は、外壁、屋根をそれぞれ3回塗りすると考えると、60万から100万〜くらいです。
ただしこの料金は、塗布面積や使う塗料のグレードによって大きく変動するので、あくまで参考程度にとどめておいてください。
これに、軒天や雨樋、木部、板金部、塀などの付帯部を塗装する場合は追加で料金がかかってきます。
すべて含めて、おおよそ100万〜150万くらいと考えておいてください。
【関連記事】
外壁・屋根塗装をDIYでするのと業者に頼むのとの比較【費用や工期など】
今回の作業はこれにて終了です。
診断・お見積もりはサニー建設商事へ
今回は、佐賀市神園I様邸の外壁の高圧洗浄とコーキングの撤去を紹介しました。
弊社では、無料外壁診断を行っております。
外壁や屋根、その他の付帯部の劣化が気になっている方は、ぜひお問い合わせください。
以上、佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店「サニー建設商事」でした。