【最新版】2022年外壁塗装の人気塗料ランキング!
2022.07.25
はじめに
こんにちは。
佐賀市の外壁塗装・屋根塗装専門の工務店、「サニー建設商事」です。
YouTubeで動画を更新したのでお知らせです。
現在毎週土曜日に更新中です。
動画の概要
今回は、2022年版のおすすめ塗料ランキングについて説明する動画です。
塗料選びのポイント3選
塗料選びの際に注目すべきポイントが3つあります。
1つ目は耐用年数です。
塗料の耐用年数は、次の塗装までにどれくらいの年数もつかを示す指標です。
耐用年数が10年の塗料を塗った場合、次の塗装は約10年後になるということになります。
耐用年数の長い塗料を使うほど外壁塗装の回数が減るため、トータルのメンテナンスコストも安くなります。
予算にある程度余裕がある場合は、耐用年数が15年以上の塗料を選ぶのがおすすめです。
2つ目のポイントは価格です。
同じ外壁塗装の塗料でも、グレードによって価格は大きく異なります。
例えば、最も安価なアクリル塗料と最も高価な無機塗料では、1㎡あたり4,000〜5,000円ほど価格が変わってきます。
ご自身の予算と相談しながら、丁度いい価格の塗料を選びましょう。
3つ目のポイントは機能性です。
外壁塗装の塗料の中には、「遮熱塗料」「断熱塗料」「光触媒塗料」など、特殊な機能を持つ塗料があります。
これらの機能をもった塗料で外壁塗装をすることで、夏の暑さや冬の寒さ、外壁の汚れやすさなどを改善することができます。
もしご自宅の外壁にお悩みがあるのであれば、その悩みにあわせて機能性塗料を選ぶのもおすすめです。
おすすめ塗料3位:シリコン塗料
耐用年数・費用ともに標準的で、バランスの取れた塗料です。
2012年にラジカル制御形塗料が登場する前は、もっともコストパフォーマンスのいい塗料でした。
現在でも、一定以上の人気を誇っており、様々な製品が開発されています。
シリコン塗料の塗装費用は2,300円/㎡前後、耐用年数は10~15年が目安です。
塗料三大メーカーである日本ペイントの『ファインシリコンフレッシュ』や、同じく塗料三大メーカーであるエスケー化研の『クリーンマイルドシリーズ』などが人気です。
おすすめ塗料2位:フッ素塗料
フッ素塗料とは、フッ素樹脂から作られる塗料のことです。
多少値は張りますが、耐用年数が長く、塗り替え回数を少なくできるメリットがあります。
フッ素などの高グレード塗料は、通常の一戸建てよりも一回あたりの工事費用が高額になる大きな邸宅や、塗装工事による休業や通行規制をなるべく避けたい商業施設などに使うと割安になります。
フッ素塗料の塗装費用は4,300円/㎡前後、耐用年数は15~20年が目安です。
日本ペイントの『ファイン4Fセラミック』やエスケー化研の『クリーンマイルドシリーズ』などが人気です。
おすすめ塗料1位:ラジカル塗料
ラジカル塗料は、シリコン塗料に比べてコストパフォーマンスに優れていることから、現在もっとも人気を集めている塗料です。
近年開発されたばかりの塗料であることから技術が複雑で、利用実績数は多くないことも抑えておきましょう。
ラジカル(制御形)塗料の塗装費用は2,400円/㎡前後、耐用年数は12~16年が目安です。
日本ペイントの『ファインパーフェクトトップ』やエスケー化研の『プレミアムシリコン』などが人気です。
ランキングに入らなかった塗料
最後にランキングに入らなかった塗料についても少し解説をしておきます。
まずはウレタン塗料です。
シリコン塗料が出るまでは主流な塗料の一つでしたが、シリコンやラジカルが出た昨今では、外壁・屋根の塗装に用いられることは少なくなりました。
ウレタン塗料は、塗装費用をなるべく安く抑えたい場合や、10年以内に退去や解体が決まっている場合に向いています。
費用を抑えるため、付帯部用の塗料として使用されることもあります。
ウレタン塗料の塗装費用は1,950円/㎡前後、耐用年数は8~10年が目安です。
次に無機塗料です。
塗料に有機物をほとんど含まないため劣化が遅く、寿命が非常に長いのが特徴です。
耐用年数が最も長い塗料になるため、塗り替えの回数をできるだけ減らしたいという方におすすめの塗料です。
しかしながら耐用年数が長い分、他の外壁メンテナンス周期も考慮すると、コストパフォーマンスが下がる可能性もあります。
オーバースペック気味になってしまう可能性もある塗料なので、今回はランキングには入れませんでした。
無機塗料の塗装費用は5,300円/㎡前後、耐用年数は25~30年が目安です。